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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

『福家警部補の挨拶』最終話。

2014-03-29 22:54:27 | ドラマ
「女神の微笑」
車椅子の老女、後藤喜子(八千草薫)がミカンを落とし、通りがかりの男、網山聡(松本実)に拾って貰う。
その間に、老人、後藤秀治(山本學)が網山の持っていた黒かばんと用意していた黒かばんとをすり替えた。
その後、合流した喜子と秀治。二人は実は夫婦であった。二人は静かに近くの喫茶店へ場所を移す。
一方、網山は仲間の下に黒かばんを持って行き、次の犯罪計画について語り合う。
実は、網山ら3人は宝石店強盗殺人事件の犯人グループだった。
その時、すり替えられたかばんに入っていた爆弾がさく裂する。
犯人たちは、この爆発で全員即死してしまった。  
野次馬でごった返す爆発現場に駆けつけた福家警部補(檀れい)は、車いすに乗った喜子とぶつかってしまう。
この出会いが全ての始まりだった。福家は爆破が起きた際、
近くの喫茶店に老夫婦がいたとの証言を得て後藤夫婦の家を訪ねる。
福家は、この老夫婦に違和感を覚えていたのだ。
そんな福家の訪問を夫の秀治は訝しむ。だが、喜子はどこか嬉しそうに応対していた。

一方、石松和夫警部(稲垣吾郎)は、福家のこれまでの経歴を把握し、彼女の処遇についてある決断をする。
福家にその決断を告げる石松。福家は意外な反応をするが…。
なぜ福家は自ら捜査一課に異動して来たのか。
福家自身の口から、あることが語られようとしていた。
福家自らの過去と重なる老夫婦の悲しき犯行。
福家の過去最大の捜査が始まろうとしていた。





最後に石松警部…いや、警視のアクションが見れるとは!
ノンキャリ&この若さで警視になるのは無理がある気がちょびっとしますけど、
これまで解決してきた事件の手柄が石松警部のものになっているとするとあり得なくはない!?
石松の考え方は『踊る大捜査線』の和久さんと同じですけど、
偉くなったら改革から遠ざかるばかりになってしまうのがなんとも…。
石松警視が何か変えられるようになることを願うばかり。
福家に対する処分が降格ではなく昇進を打診とかビックリ?
要職につけば単独行動をしなくなるという目論見だったのか…田所さん可哀想www

これまででいちばん哀しい犯人だったかもしれません。
原作では一度捕まるものの、護送中に支援者たちが奪還するというものだったのですが、
復讐を肯定することになるからダメとかありそうですが、こういう終わり方もアリだと思ったり。
主犯は八千草さんでしたけど、妻をサポートする夫の山本さんの抑えた細かなお芝居がグッときました。

視聴率的には振るわなかったのかもしれませんが、
とても上質なミステリー映像作品を堪能させてもらってひたすら感謝ということで。
石松のスピンオフが見たい!(ジタバタ)




ではでは


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