完走秋ドラ（１）

◇「昨日のカレー、明日のパン」
原作者が脚本担当というだけあって、補完＆膨らませ加減が素晴らしかったと思います。
個人的にはミムラさんが演じたムムムことタカラさんを丁寧に描いてくれたことが良かったです。
でも、人生に躓いてやり直せたのは美人で前職の経歴があるからだよね…とも少し。
社会の落伍者に対する世間の風はオソロシイほど冷たいですから…。
『相棒９』の「ボーダーライン」並にしたら視聴者ドン引きで無理なんでしょうけど。
ヒロインの結末も予想通りといえば予想通りとはいえ、
義父と恋人の３人で暮らしていくENDは良かったと 思います。
色んな暮らし？家族？の形態があっていいじゃないか！
と声を大にして言いたい！…なんて。
星野源くん好きなのでずっとカズキを思い続けてほしかった気持ちもありますが、
溝端くん演じる岩井さんもなかなか良くて溝端くん素敵な役者さんになったなぁとしみじみ。

少し切なく優しいドラマでした。
疲れている心に沁み、病んでいる心は痛みがありましたが(爆)
こういうドラマに自分のご贔屓さんが出てくれたら…と願わずにいれません。



◇「リーガルハイSP」
白い巨塔のパロディ前回ｗ
シリーズ２がイマイチだったのであまり期待はしていなかったのですが、
堺雅人ｖｓ大森南朋の対決に魅了されまくり♪
ストーリーもなかなか良かったのではないかと。
普通のドラマだと大森さん演じる九条弁護士が主人公サイドで最後に勝つ、
医は仁術お涙ちょうだいパターンなんですけど、
病院サイドに立ち、なおかつ「医は化学」「狂気の世界の邪魔をするな！」と、
言い切ったのがすごいなと。
スポンサー関連でちょっとは良い医者描写をしなきゃいけなかったんだろうな…。
という穿った見方は横においとくとして。
でもまぁ、バランスですよね。
赤目元院長が娘にあてて残した手紙に書かれてあった言葉に尽きると思います。
医は化学の人、医は仁術の人がいてこその医療の発展と人々への恩恵に繋がると思うので。
とか言いつつも病院嫌いでできるかぎり行きたくない人間だったり(;'∀')アハハハ
医療の分野だけでなく、明るい未来を想像できない昨今…なんて。



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ではでは