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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

『流れ星』第6話。

2010-11-27 21:23:56 | ドラマ
『流れ星#6』(10年11月22日)
今回も…う~ん…最後はベタだなと思いつつもウルウルしてしまいましたが、
岡田家の人々、なんか好かん!という感情が強まった回だったように思います。
とくにマリアは…全てを否定したり責めるのは可哀想だと頭ではわかっていても、
そのワガママさや、子どもゆえの無神経さなどにイライラしてしまいました。
ワガママを言えるのはそれを聞いてくれる相手がいるからだということに気づいて
ほしいものです。嫌な子だとは思いませんけどね。
あと、いきなり自分がドナーになると言い出すミナコも「はぁ~?」という感じ。
自分で言ったから「はい、ドナーになれます」ってわけじゃないのに…。
梨紗の適合しちゃうのはご都合主義だけどストーリー展開上仕方ないと思ったものの、
なんか軽く扱っているような気がしてなんだかなぁ…と。
まぁ、臓器売買契約だって、梨紗が事前に検査を受けて結婚しているわけではない
ということを考えればお金の流れを押さえられても言い逃れはできるということに
なると思うのですが…神谷先生に言っちゃたらもう無理なわけで…先生を信用して
いるから話したのだとしても、立場を考えたら話せば苦しめることになるとか想像
してほしかったです。梨紗も認めてしまったので、この先、神谷先生に心の変化が
訪れるとしても、罪を背負わせるということを忘れてはいけないですよね。
とはいえ、罪やモラルってなんなんだろう?とも思ってしまうのですが。

「歴史的に築かれたモラルは、そのほとんどが、生命を守るために選ばれた手法の
 一部なんだ。人を殺してはいけない。人を食べてはいけない。血縁者と交わって
 はいけない。生命は神聖なものだ。人は神によって作られた。堕胎してはいけない。
 自殺をしてはいけない~」
「~それらはすべて結局のところ、人の集団を守るためのエゴでしかない。自然を破壊
 してはいけない、何故か?それは人が生きにくくなるからだ。あらゆる道徳は、その
 エゴから発している。それが良い悪いという話をしているのではない」
「~僕たちは、社会の中心にけっして自分を置こうとはしない。最初から、自分の存在
 を他人に預け、歴史に預け、役割を担うことを恐れ、働きかけをしないよう、避けて
 いる。僕たちは、平穏無事に、ただ安穏と生きていければ良い、と考えている。
 さて、いったい、どっちが本当のモラルだろう?どっちが真のエゴだろう?」
©『四季 秋』森 博嗣(著)講談社
*P194~P195本文から一部抜粋

作中の登場人物である犀川創平の台詞を読んで、これが答えだ!ということでも、
この考えが正しいとか正しくないというわけでも良い悪いの問題でもなく…。
う~ん、こんがらがってきましたが…つまり、健吾の考えも神谷の主張も…、
どちらもエゴということになるのかなという気持ちにさせられました。
だからなんだという話なのですが…あぁ、難しい!

☆今週の修一お兄ちゃん☆
・正規ルートで岡田家訪問。優雅にティータイムを過ごしつつ、臓器移植の
 中止を岡田母に求める。
・喫茶店で岡田母からの口止め料をちゃっかりもらいつつ、ニヤリ。
・梨紗を呼び出して「お兄ちゃんが守ってやる」と言うも拒否られ、
 健吾に嫉妬メラメラ、2ショット写真をビリビリ。

今週もお兄さんは麗しゅうございました…でもそれだけかも!?
修一に文句があるわけではなく、背景がわからなすぎて感情の変遷が理解できません。
自分が妹を利用するのはかまわないけど、他人から利用されるのは我慢できないという
ことなのでしょうが、怖くするためだけにそういう演出しているようにしか見えないのが
なんかものすごく不満だったりします。きちんとした背景があって、こういう演出なら
気にならないと思うのですが…。
梨紗も梨紗で、絶望して自殺しようとしたところを健吾に引きとめられて臓器移植契約
をすることにきめてやり直そうとしたという気持ちがちょっと弱いのが気になります。
岡田家の人々にほだされてしまったのだとしても、岡田家中心に都合よく動かされているように
見えてしまうとような…気のせいなのかなぁ?
シーン1つ1つは良く出来ているのに、全体を通すとイマイチだと感じてしまうのは、
やっぱり岡田家メイン、とくにマリアメインになっているからとしか思えない今日この頃。
私は、健吾と梨紗のストーリーが観たい!!!(当然、お兄ちゃんも含まれます)。
…理屈と文句ばかり言ってすみません。


ではでは

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