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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

バチカン奇跡調査官2 サタンの裁き

2009-10-14 21:51:56 | 雑記
『バチカン奇跡調査官 サタンの裁き』藤木稟
<あらすじ>
全世界に散らばるカソリック信徒11億人強の信仰のよりどころであるバチカン市国の
法王庁・バチカン中央行政機構の『九つの聖者』の内、列福・列聖・聖遺物認定などを
行う『列聖省』に所属し、世界中から寄せられてくる<奇跡の申告>に対して厳密な
調査を行い、これを認めるかどうかを判断して18人の枢機卿からなる奇跡調査委員会
にレポートを提出する『聖徒の座』という部署が存在する。
その『聖徒の座』のバチカン奇跡調査官、天才科学者の平賀・ヨゼフ・庚(コウ)と、
古文書・暗号解読のエキスパートであるロベルト・ニコラス両神父は、
奇跡申請の調査にソフマ共和国へ出向くことになった。
この二人の天才神父が新たに挑むのは、腐敗しない死体と予言の数々…。
はたしてこの奇跡は神の奇跡なのか!?



なんでシリーズものの2巻から紹介するんだという感じなのですが、最近読んだ本が
これと『とある魔術の禁書目録』とまだ読み終わっていない柴田よしきの『水底の森』
のどれかとなるとこれしかないかなと。キリスト教の知識が全くないと世界感を把握
しきれないかもしれませんが…ライトノベルくらいの読みやすさという人もいます。
まぁ、美形の神父2人組に萌えるという楽しみ方もありです(爆)
第一巻は修道院で起きた処女懐胎の奇跡を調べるという話でしたが、今後は死後腐敗
しない奇跡を調べるというお話でした。どちらも殺人事件が絡んできて、秘密結社とか
サバトとか出てくるややおどろおどろしいというか荒唐無稽な展開になっています。
現在までに42人の聖人が死後腐敗をしていないことが確認されていて、
サン・ジルダール教会に安置されている聖女ベルナデッド(聖母マリアを幻視し、
ルルドの泉を発見)が有名ですね。写真や映像で見たことがありますが、本当に
眠っているだけのようにしか見えないのが不思議としか言えません。
果たして申告された死後腐敗しない遺体は奇跡と認められるのか!?
…ちょっとオチが弱いかなぁとは思うものの、けっこう面白く読めました。
吾郎の神父役とか見てみたいものですが…。

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