Captain on the Bridge ver.2

ここでの決まりはただ一つ「宇宙はジェインウェイ艦長を中心に回っている」

ヴォイジャーも残り4話

2006年01月23日 21時34分00秒 | ヴォイジャー・レビュー
「原始惑星の人々」
少し前にあぶないホロプログラムで副長とヨロシクやっていたセブンと、何も知らない(はず?)の副長がシャトルで遭難。だから副長を船外任務に出したらダメなのに・・・と言うのはともかく、第2シーズンに艦長と副長が「第二の地球」に取り残された時のような、彼の愛の告白があるかもと本国で放送される前に、かなり話題になったエピだそうです。

実際にはロマンスどころか、「人への歩み」でのセブンとは打って変って、2年くらい逆戻りしたような理解の無さ(苦笑)。艦長も脚本家によって、性格や言動などの描き方に相当ブレがありますが、それは副長やセブンも同様なんですね。このエピでのセブンの反応はごく自然で彼女らしく共感できるものでしたが、成長してるのか逆戻りしてるのか、この頃の彼女の行動は少々ナゾです。副長に至っては言ってることがコロコロ変わるし、ケガして早々にリタイヤするし。言葉を持たない異星人と手話で意思疎通を図るところなどは久々に彼らしい活躍でしたけど、ホント~に頼りない。

文句を言いつつ、でもこのエピは好きです。ボーグテクノロジーで万能なセブンが大活躍するエピより、ずっと彼女が魅力的です。乱れ髪も効果的でした。

「終焉の星」
色々と後味の悪いエピでした。第1シーズンでベラナと機関主任のポストを争ったケアリー大尉が、思い出したように登場してシャトルミッションに加わった時点でイヤな予感はしましたが、いくらなんでもアレはないでしょう。名も無いクルーの意味のない落命はスタトレの「お約束」ですが、彼の場合は後のストーリー展開のためだけに殺されたようなもので、今までに何度も登場し、フルネームもあるクルーの最期にしては無意味すぎます。

それに艦長は例え部下が犠牲になっても、助けを求める人を簡単に見捨てたりはしません。「艦隊の誓い」を破ることはあったかもしれませんが、苦難に喘ぐ人を放り出して立ち去ったことはないはずです。ここまで来てこのような艦長の描写は残念です。


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