Captain on the Bridge ver.2

ここでの決まりはただ一つ「宇宙はジェインウェイ艦長を中心に回っている」

次は最終回

2006年02月05日 21時43分25秒 | ヴォイジャー・レビュー
1995年1月にアメリカで放送が始まったヴォイジャー。放送終了したのは2001年。某古都放送での再放送をいつから見始めたのか、時期の記憶は曖昧ですが、第3シーズンファイナル3話ほど前「9歳のケス」を見てから、4年分の旅を毎週欠かさず見てきました。

それだけでは飽き足らずDVDを全シーズン揃え、エンサイクロペディアという8000円もする辞典を買い、ジェインウェイ艦長が出ているからと「ネメシス」のDVDを買い、年末に帰省する会社の友達を拝み倒し(苦笑)、広島で限定発売のベストエピソードコレクションを買って来てもらい、まだまだ散財を続ける私。今日は映画第7作の「ジェネレーションズ」のDVDをGET。これでいいの??・・・いいのよ!!と1人ボケ&ツッコミを繰り返しつつファン街道を驀進中。いつまでVOY熱は続くのでしょう(爆)。

「偽りのクルー」
始まりがあれば終わりがある。いよいよヴォイジャーが最終回を迎えます。日本では2話に分けて放送されますが、元々は2時間ものなので通常エピとしてはこれが最後になります。前回のエピがラスト前にふさわしい感動ものだっただけに、正直言ってテーマは今更という感じがしました。

ドクターの、と言うよりホログラムの人権は、後期ヴォイジャーの大きなテーマでしたが、4話前にも集大成のような話がありましたからね。それだけだとつまらなく思ったでしょうが、クルーの「なりすまし」がとても面白かった。特に艦長のケイト・マルグルーさん。実はネタバレでドクの擬態だと知っていましたが、帰艦して作戦室に入ったときから挙動の不審さは、知らずに見ても「あれ??」と思うでしょう。大体あの艦長が地球への帰還を諦めるというのを誰が信じますか!(苦笑)。

相変わらずやられっ放しの副長。でもさすがに7年に渡って艦長の顔色を窺ってきた彼、一目で(もう少しかかったかな?)見破りましたね。余りに都合が良すぎるドクの万能さのせいで、おまぬけ扱いされた感じですが、全員で知恵と力を合わせて艦長救出作戦を成功させたのは、これまでの旅を見守ってきたファンにはうれしい限りです。お久しぶりにヴォーラック少尉が出てきたり、パイロット版からほぼ毎回お顔を見ていたアイヤラ大尉にセリフがあったり、トムとハリーが艦長席に座ったり、サービスシーンが満載だったのもGOODです。

何でもありのドクター。持ち上げるだけ持ち上げて落とすのがお約束なのは、それだけいじり甲斐があるキャラなんでしょう。かなり尊厳を傷つけられてるのに懲りないのもね。最後の懺悔も今までで最高の落とされ方。これがスタッフのドクに対する愛情なのかなぁ。それはちょっと気の毒?。

自分勝手なドク、頼りない副長、出番のないハリーとトゥヴォック、出て来てもベラナとイチャイチャするだけのトムと、第7シーズンはクルーの描写が固定した感のするヴォイジャー。それに不満もあります。でも先の見えない命懸けの長旅を続ける彼らが、深刻な仲たがいもせずのほほんとしているのも、それはそれで彼ららしいとも思います。艦長以外のクルーはみんな同レベルで好きだし、みんないてこそのヴォイジャーですから。

ともかく、来週は心して見なくては。


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