3日の参議院本会議の安倍晋三総理大臣の所信表明演説に対する代表質問において、民主党の伊藤基隆議員が次のような質問をおこなった。
9月8日に米上院情報特別委員会が2003年のイラク戦争の報告書を出した。その報告書は、フセイン政権がウサマ・ビンラディンと関係を築こうとした証拠はないと断定、また開戦時、イラクには大量破壊兵器製造計画も存在しなかったと結論づけている。ブッシュ政権があげた開戦理由が悉く覆され、イラク戦争の大儀が否定された内容だ。当時の米国政府の説明を鵜呑みにして日本がイラク攻撃を支持したことをどう思うのか。
それに対する安倍総理の答えは、「現在でも日本が対イラク武力行使を支持したのは正しい決定だったと考えている」だった。
参考:
・米上院情報特別委員会の報告書:フセインとアルカイダ、ザルカウィは無関係
・イラクでの犠牲者を人とも思わないような政府要人たち
9月8日に米上院情報特別委員会が2003年のイラク戦争の報告書を出した。その報告書は、フセイン政権がウサマ・ビンラディンと関係を築こうとした証拠はないと断定、また開戦時、イラクには大量破壊兵器製造計画も存在しなかったと結論づけている。ブッシュ政権があげた開戦理由が悉く覆され、イラク戦争の大儀が否定された内容だ。当時の米国政府の説明を鵜呑みにして日本がイラク攻撃を支持したことをどう思うのか。
それに対する安倍総理の答えは、「現在でも日本が対イラク武力行使を支持したのは正しい決定だったと考えている」だった。
安倍首相「現在でも日本が対イラク武力行使を支持したのは正しい決定だったと考えている」 2006/10/03 参議院本会議 2分32秒 | |
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参考:
・米上院情報特別委員会の報告書:フセインとアルカイダ、ザルカウィは無関係
・イラクでの犠牲者を人とも思わないような政府要人たち
憲法9条には、≪国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する≫とあります。
その憲法で選ばれた国の指導者が、国際紛争を解決する手段として武力による威嚇、また行使を全面支持するとはどういうことか、と思います。閣僚を辞任してやることでは、と思います。
1990年の湾岸戦争の時、「日本は90億ドルもの戦費を貢いだが『血も汗も流さず、日本人は金だけ出して何もしない』と批判された…」などと怒る人たちもいます。何か違うと僕は思います。その90億ドルは戦争、武力に使われたのです。何故それで感謝されなければならぬのでしょうか。
劣化ウラン弾 被曝深刻
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/uran/
これは、湾岸戦争で使われた「劣化ウラン弾被害」の記事です。
日本は核兵器被害の国ではなかったでしょうか。
日本は戦費を貢ぐより、ほかにやることがあったはずです。アメリカに詳しい人の話によると、アメリカでは日本に交渉などの別の役割を期待した人も多かったといいます。
2003年のイラク戦争でも劣化ウラン弾が湾岸戦争以上に使用されています。
非戦さんの憤りよくわかります。
そういうことをする人を、ファシストと言うのです。
イラク攻撃を支持したことを、正しかった、という安部氏。どういう神経をしているんだろう。そして、ファシズムを肯定してる首相を支持している国民は、思考停止なのか。