灯りを消す前に

日常で感じたことや、好きな歌手、ラーメンズ、好きな映画・俳優についてのんびり書いていこうと思います☆

2006-10-29 23:48:06 | Weblog
先程「ぼくもあなたもおなじ人間です。 エイズと闘った小さな活動家、ンコシ少年の生涯」を読み終わりました。読むのがつらくてなかなか進まなかったんですが…読んでンコシの強さ、勇気とゲイルの行動や強さ、本当に感動しました。この本は「感動させること」が目的ではないですが…ンコシはゲイルにあえてきっと幸せだったと思うし、ゲイルもンコシに会えて幸せだったと思います。きっとンコシがンコシじゃなかったら。もっとマイナス思考だったら。もしもゲイルがンコシを愛してもンコシのためになにもしない人だちたら。きっとアフリカでのエイズの問題は隠れたままであったと思う。マンデラの後の大統領のムベキはひどい奴だと思う。しかしアフリカでの昔からの考えがあるのかな、とも思ってしまう。
アフリカでエイズの問題は大変な問題で、もっと考えなければいけない問題だと思う。もちろんほかの地域でも同じ問題はあると思うし、エイズだけが問題だとは思わない。私になにが出来るわけじゃないかもしれない。でも考えることは出来る。考えたからなにになるわけではないかもしれない。だけど考えないよりはましだと思う。言い訳かもしれないけれど…
ンコシが死んでからゲイルのシェルター(エイズの親子をあずかる施設)の子供たち5人分の学費を払うための基金を日本のある財団が設立したらしい。ンコシとゲイルの起こした影響はとてもすごいと思う。この本を書いたジム・ウーテンさん、訳者の酒井泰介さんがいなければンコシの事もゲイルの事を知らなかったと思うし、エイズを知っていても考えることもなかったかもしれないし、アフリカのエイズの現状も知らなかったと思う。この本を出会えて本当によかったと思います。

最後にンコシが好んで歌ったという曲「アイ・ビリーブ・アイ・キャン・フライ」と、ンコシに捧げられた曲「レインボー・チャイルド」を聞いてみたいと思います。

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