おばば院生,その後

主婦から40代で大学院入学・博士取得。非常勤日本語教師を掛け持ちしてきた凡人母院生。縁あって大学の先生に。

子どもかよと思うけど

2010-09-29 10:18:40 | Weblog
朝。

娘がふすま(和室なので)の外から声をかけてきます。

「お弁当,間に合わなくなるよー。」



娘っ子は,私への教育的配慮からか,私が仕事がない日は(自分の)お弁当を作りません。

毎朝,5時に起きてるくせに。

作れるくせに。

ご飯は炊いておいて,私がお弁当を作る準備をしておいてくれます(「くれる」を使いたくないですが,使わんと行為主がわからんな)。

秋晴れなのに,きらきらなのに,朝から不愉快です。


さらに,昨晩も不愉快でした。

息子その2が洗濯したシーツを持ってあがってなかったので,階段下から
2階の息子に「シーツ持って上がり~!」と声をかけると「いらん~」と言う。そうはいかない(蒲団がよごれるやん)。で,めったに上がらない2階に持って行ってやったのに,ドアを開けない…。あやしい…。

まあ,高3の男の子ですから,いいんですけどー。


ふたりともえらそーにするので,私は面白くないのだ。

で,今朝は起きないことにした。

顔合わせたくない気分。

ふたりが出払ったのを見て,部屋から出る。


・・・・・・。大人げないことこの上ない。。。



明日は久しぶりのA大お出かけ。
先々週はミーティングそのものをちょんぼするし,
今週月曜は出勤時間を間違えるし,
なまった頭と心が心配。
妙に子供っぽい行動をとってしまうのもそのせいか。


いいえ。それは残念ですが元々ですな。。。。。


写真は秋吉台。土曜日,昼ごはんを食べすぎたのでちょっと歩きに行きました。

10月からの日々

2010-09-22 08:35:15 | Weblog
今期の日々はこんな感じです。

月曜日:A大の「非常勤職員」。これは初めての待遇。日本語クラス3つだけども,「職員」待遇なので,朝10時出勤・5時終わりなのだそうで,年休も1日つくそうで。でも,先週の病気でもう使ってしまったことになってしまった。。。
火曜日:B大。行き新幹線,帰り高速バス。
水曜日:C大。いつもの日本人女子大生との戦い。今期は学科改編の関係で同じ授業を続けて2コマ。同じ授業2回っていうのもなんだかなあ。。。
木曜日:B大。火曜日に同じ。
金曜日:D大。今期初登場。留学生の教養科目を担当。担任みたいなことも兼ねるそうだ。ただ,まだ留学生が入国していない…いつ来るのか未定だそうで…おーい。

はい。日本語学校はついにやめることにしました。今週が最後です。

学生Aくん「せんせー,なんでやめるん?」
わたし「他の学校行くの。」
Aくん「そっちのほーが給料いいん?」

・・・まあ,そう言われてしまえば身も蓋もありませんけどね。

わたし「まあ,うん。」
Aくん「じゃあ,しょうがないわ。」

さすが日本バイト生活1年のAくん。日本人相手より話が通じる。


ほんとんとこは,理由,それだけじゃないですけどね。


吉と出るか凶と出るか。それはわかりませんが,とりあえずちょっと前へ進んでみる。

ひまです

2010-09-20 17:53:59 | Weblog
近年まれにみるひまさです。

いいのだろうか…いいのだろうか…いいのだろうか…と思いながらも,思いっきり何もしないで過ごさせてもらってます。

いえ,そうではなかった。

ひますぎるゆえ,

たまにある用事を勘違いしてちょんぼして迷惑かけたり,

そういうことしないように,用事があること忘れんようにして緊張したり,

で,どうも,です。


そんな中,この夏(秋なんだけどまだエアコンつけとるんよ~!),今までの休みとちょっと違った傾向は,

お子様方と一対一でのお食事

です。

うちは3人子供がいるとはいえ3人とも年が近いので(1番上と一番下が3年半開き)いままでは常に「3人まとめて」だったんですが,なんだかお子様方の生活もばらばらになって,それぞれと一対一で外食,という今までにないパターンが出現しました。

息子くんたちとの一対一の外食は

デートしてるみたいでうれしい♪

とかく冷ややかな娘っ子も,ちょっときれいなとこでのランチには弱い。


そして,気づくのだが,どうも彼らの私に対する対応が


「お年寄りに対する対応」


になってきてる気がするんよねー…。


以前,授業で「今,40代~50代向けの化粧品がはやってるんよ」と話したら,
中国からの留学生たちに

「どうして50代の人がお化粧するんですか?」

と不思議そうに言われた。

どうしてって,そりゃー,そりゃー,そりゃー,

しちゃいけんかね?




なぜ今日の書き込みが広島弁風か。
それは,古いのですが,これ,聞いたからです。へへ。
http://www.youtube.com/watch?v=bh-sENPLd44&feature=related

だから,ひまなんです…。

読んだ本―ペルー関係

2010-09-15 15:12:22 | Weblog
はい。ここのところ月金のみ仕事の優雅なひと月なんです。
しかも,二つの学校で後期開講が遅くなったので,もうしばらくこの生活を楽しめそうです。

で,本を読みました。読んだこと自体を忘れないようにメモ!

柳田利夫編著『リマの日系人 ペルーにおける日系社会の多角的分析』

特にその中の赤木妙子「呼び寄せネットワークと県人意識の形成」がとてもよかった。

いいなあと思う論文はどういうものか。内容の良さは当然だが,日本語文章力のあるなしは大きいなあ,と思う。簡潔にして不足なし。事実と思考と意見が読み手に明確に区分される。感情表現はもちろん入らないが主観は主観として提示されている。そこでぐっと引きつけられて,かつじゃまにならない。そしてストーリーがある。

内容の良さ
文章の良さ

前者は努力で何とかなるかもしれないが,後者はどうか。


日本語のようなマイナーな言語の教育は一体何のためなのかなぁと,日本の地位低下の進む今日この頃考えます。継承語としての日系社会での日本語教育だったら意義があるかなと思ったけれど,甘かったようです。


同じ著者のもう一冊,『ペルー日系人の20世紀 100の人生 100の肖像』も読みました。20数年前に行ったペルー・クスコのアイスクリーム屋さん「しらゆき」の娘さんも載っていてうれしかった。アイスクリームは上にかけるキャラメルが甘過ぎて食べられなかったけど,パパイヤジュースでその後のバスの旅を乗り切りました。そのときおじいさんが旅行ノートに「○村道香 ○県出身」と書き込みをしてくださったのだけど,まさか自分がその○県に住むことになるとはその時思いませなんだ。こんなことの繰り返しだと楽しいねえ。

さて,後期の開講はおそくなりましたが,息子その1の大学からの後期授業料の振込用紙はしっかりとどきました。これで私の貯金通帳はまた0にリセットです。まあ,大学にまだ在籍しているという証拠と思えばうれしーじゃーありませんか。来なくなったら怖いよー。

母の日が3日続いたら

2010-09-09 12:08:22 | Weblog
私の病の間,ずっと娘が朝食・夕食・お弁当作り(息子その2のぶんを含む)をしてくださいました。

夕方,「今日,晩御飯作れそう?」とメールが入ります。
夜,「明日の朝,お弁当作れそう?」と寝ている後ろに声がかかります。

「できない」

というと,

ため息とともに「じゃあ,私が作ってもええよ」と言われます(←受け身&敬語)。
そして,娘は早起きゆえ,朝4時半からお弁当と朝食を作る音がし始めます。


こんなできた娘に何を言う,と思われるかもしれません。


でも,


晩御飯を作れないときは,お弁当買ってきてすませてほしい。
お弁当作れないときは,コンビニで買ってすませてほしい。


「ほんとはお母さんがしなきゃいけないことだし友達んちではお母さんが当然してるんけどやってあげてる」感いっぱいの娘っ子の視線・言動と,この季節,あっという間に腐敗臭が漂う料理後の台所の掃除と,しんどくて狭くなっている心で「わぁー!ありがとー!たすかるー!」と演技せんならんきつさで,私はよけい起き上がれなくなるのでした。


母の日が3日続いたらしんどかろ?


これは,ほんとに,結構,きつい。


でもね,「○ちゃんも大変だからおべんと買ってね」とお金を渡そうとするとね,
「そんなもったいないこと。作ったほうが安いのに」と冷たい目で見て「いいよ,私が作るから。」とやっぱりため息交じりに言われるんよ。まるで姑かつよい嫁みたいー!


息子その2は妹のような人と結婚するつもりらしい。間違っても妹が可愛いからではなく(ひじょーに仲が悪い),なんでも決めてくれるからだそうだ。あほか。


息子が結婚したとしても,絶対嫁とは同居しない

シイラの刺身

2010-09-07 16:30:00 | Weblog
のせいかどうかわかりませんが,いや~昨日,いえ一昨日の夜半から苦しみました。
同じものを食べた娘っこも息子その2もなんともありませんから,シイラさんのせいではないかとも思いますが,やはり消毒の行きとどかないまな板で造った刺身が悪かったのではないかと疑っています。
私は人一倍痛みに弱いので,「くるしーよー,くるしーよー」と思いながら,肺がんで逝った父のことやお年寄りのことを思ったのでした。ただの嘔吐と熱でこの苦しさ。さぞ苦しかったのだろうなあ。。。


今日はなんとか熱も平熱近くに戻りつつあり,吐き気もなくなり,なんとか食べられそうになってきました。(が,家に食べるものがない・・・。)
仕事もお休みしました。授業はともかく,往復2時間運転する自信がない。

で,電話をすると・・・
A先生:「サマ―コースの疲れが出たんじゃない?心配しないでゆっくり休んでね」
B先生:「なんで?なんで?」…とりあえず「シイラ」説を伝えておきました。


あー,しんどい。



ためいきの不採用

2010-09-05 12:21:49 | Weblog
といっても,私自身のことではありません。私も「不採用」の常連ではありますすが…。

友人の一人が不採用になりました。とっても不思議なプロセスで。友人は学位もあって経歴も立派で業績もある人です。能力的にも申し分ありません。で,かわりに(?)残った別の知人は,学位もなく,業績も経験もない人です・・・。


こういう話をしょっちゅう聞いていると,まじめに応募するのが悲しくなります。
友人は子育て中なので,「子育てに集中しなさいっていう天のことばだと思う」と言ってましたが,やっぱり???です。。。


アルバイトの面接にことごとく落ち続けて1年半の息子その1。
「「不採用」っていうの見ると,やっぱりダメ人間の烙印押されたみたいで落ち込むんだよね…」と,不採用常連の母と妙に通じてしまいました。


「運」「縁」「天」。はたまたほんとに「能力」。なんかわからないけど,やはり「不採用」は悲しい。他人の人生・富を決定できる審査員の人たち。あんたたちはそんなにえらいのかって言いたくなってしまう。彼らは勝ち組。そして彼らにつながる人たちが勝ち組に入っていくとしたら,「あーあ」だよね。。。。。。



あー,でも私の場合は,「運」だの「縁」だの言う前に,明らかに「能力不足」です。
反省。
ついでに息子その1くんも反省せよ。
まず背筋を伸ばせ~!ちゃんと人の目見て話せ~!まじめに取り組め~!


友人がその能力を心ゆくまで発揮できる日が来ますように