おばば院生,その後

主婦から40代で大学院入学・博士取得。非常勤日本語教師を掛け持ちしてきた凡人母院生。縁あって大学の先生に。

本日の日本語学校

2008-06-27 22:40:28 | Weblog
日本語学校には、週初めの月曜と週終りの金曜に行っている。
そして行くたびにいろいろなことが起こっている。

面白がるなんて不謹慎なんだけど、いつも何かが起こるから、

今度は何かねえ

って感じになってくる。

今週月曜日は、Rちゃんが休日バイトの帰りに自転車で顔面から転んで、かわいそうに、救急車!!っで、医療費とかの話している横で、「先生、聞いてよー」と、上級クラスの子たちが入門クラスの子たちの面倒みるのに疲れたとふくれっつらで不満話。その向こうに寮でムカデに刺されて包帯したのがいて、ムカデ対策を話し合い・・・。

今日金曜日は、他の子の定期を使ってた学生が運転手さんに見つかって、3組さんは同室同士がけんかしてて険悪で、上級クラスの子がアイスを差し入れてくれて、Gちゃんと元気な40代の話をして、虫刺されだらけのSちゃんに布団にシーツをちゃんとするように指導・・・。


・・・こんなふうにして、瞬く間に1日が過ぎていく・・・。


常勤の先生たちに、脱帽。
日本語の教え方とか知識とかがどうこうの前に、人間として、えらい。
学生たちも、ちゃんとそこのところ、わかっている。

一時休止

2008-06-25 22:04:23 | Weblog
ここのところぐだぐだ一次審査用の研究計画書を書いていた。

書いて、先生に送って、GOがでなくて、また考え直して、また書いて…

先生のコメントを読むと、はじめは「なんなんだ。まとはずれな」、と思うのだけど(なんと失礼な…)、

仕方ないからもう一度始めからやり直すと、

一稿目とは全然違う方向へと進んでいく。

で、また送って、またコメントが送られてきて、また「なんなんだ」。

で、また仕方ないからやり直すと、またまた全然違う方向へと進んでいく。


で、どこへ進んでいくかというと、

なんてこった。

結局先生のコメントされていた点が不足点として浮かび上がる。

おそろしや。

結局、今、先生、そしてリテラシーズとか社会科学の再投稿で指摘された点に対峙している。

それは、「信念」と「主張」。


「論文を読んでも、何の目的でこのような教室活動を導入しようとしているのか、あなたの信念がはっきりしない。」

とか、

「独自の主張がない。」

とか・・・。


・・・はっきりもなにもあなた、私に信念とか主張とか、ない・・・。


でも、いまさらだが、研究って、自分に信念とかどうしても主張したいことがあってするもんなんだ・・・。

で、いま、自問自答中。


で、脈絡なく手近にある文献コピーを読んだり、

でも、ついついナンプレとパズルに時間無駄遣い・・・

やっぱり信念がない・・・


信念探し中です。
でも信念って探すもんなのかねえ・・・

子育ては難しい

2008-06-01 16:17:07 | Weblog
いまさら何をのタイトルだが、
子育ては難しい。
何が難しいといって、一番不可解なのは私自身のこころ。

うちは物理的な(?)意味で似た者夫婦だ。
なんたって同じ大学の同期なんだから。
だいたいH大に来ている学生というのは似通っている。
そしてそういう程度の能力とそういう価値観で育てられたから同じ大学に来ているといえる。

そんなわけで似た者夫婦。だから、それ以外の進路を知らない。二人とも。

で、自分の子供。

明らかに自分たちとは違うな、とは思う。
大学に行く以外の道が自然にあるのも御近所を見てわかる。
こどもは高校を出たら働く家庭のほうがたくさん。

でもでも、なぜか自分の子供に大学を強要している。
私自身、別に大学が必要とは思わないし、むしろ行きたい人以外には無駄だと思っているのに。
でもでも、なぜか、有言無言に大学行くよう示している。
自分でも不可解だから、とうちゃんにバトンタッチしたいのだが、他の事はこだわらないだんなも、なぜか大学進学はしなくていいと言えないようだ。

なんでだろうねえ、なんでだろうねえ。

ほんとに不思議。

で、子どもはしっかりそれを感じ取って、そして子どもも悩んでしまっている。

あー。ようするに、大学進学無理の息子その1と、中学が過去の栄光になり下がった息子その2と、その予備軍の娘を抱えて、くらーく、お世辞にもいい環境とは言えないわが家庭であった。

私が逃避したいくらいだから、お子さま方もいやだろーなー。

わー、家庭崩壊だー。