おばば院生,その後

主婦から40代で大学院入学・博士取得。非常勤日本語教師を掛け持ちしてきた凡人母院生。縁あって大学の先生に。

元気です

2009-06-26 18:29:00 | Weblog
「元気じゃないときにこそ元気な声で」療法がきいたのか,単に私が単純なのか,今日の日本語学校も元気に過ごせました。そしてそうすると,生徒がかわいく思えてくるから不思議。能力試験対策クラスだって元気に過ごせる。


でも,『完全マスター』は好きじゃない。←日本語教師の皆さんならわかるかと。


早く能力試験が終わるといいねー。

そうすると,夏休みだねー。

そうなると,非常勤は無職だねー無収入だねー。


・・・こども(というにはすでにかなり大きいが)と触れ合う時間が取れる,ということで。与えられた時間と思うことにしましょう。収入は,息子その1の学費は,・・・何とかなる,と思うことにしましょー。

とにかく,今週も終了!

元気じゃないときこそ元気に

2009-06-25 23:00:27 | Weblog
昨日の女子大の授業のころから,最悪の精神状態でした。

で,ふと新聞を読むと,更年期の記事。きっとこれだー,と。

で,今日は朝からそのまま線路に飛び込みそうな暗さのわたくしでした。


で,午前中のWのクラスにくらーく向かうと,受講生Rちゃん(って,国では弁護士なんだけど)の元気いっぱいの声。


いいねえ,元気で。


というと,


Rちゃん:元気じゃないときこそ元気な声を出すようにしなさい,と父がいつも言っていましたから。



・・・そうなんだー。

そうなんだー。。。



暗い授業の後,いつものようには非常勤室には行かず,キャンパスを散歩して,近くのファミレスに行って,図書館に行って,いろいろ考えました。


元気じゃないときこそ元気な声を出す。



なんだかよさそうです。


で,午後の授業はこれで行ってみました。


初級会話の授業:うん。なんだか楽しくなってきたぞ。

中級総合の授業:のってきたー♪


ということで,


元気じゃないときこそ元気な声で。


Rちゃんのお父さん,えらい。Rちゃんもえらい。


同時に,声を出せる仕事でよかったかも。


と思ったのでした。

Wの授業

2009-06-24 07:08:56 | Weblog
留センでは,中上級Writingの授業を持たせてもらってます。上級入ったとこかな,といったレベルで,女の子9人に男の子1人という編成です。まだまだ見習い状態のわたくし(20年も日本語教育にかかわってるんですが,才能ないんでしょうね・・・)。今回のクラスは

1.指定の教科書
2.読み物
3.各自一期一本のレポートの構想発表とディスカッション

の3本立てでやってみてます。
1は純粋に作文技術・知識を得るため・提供するため。2は,読み物の中から,各自が日本語をappropriateしていく,そのための道具。3の内,ディスカッションも同様の目的。

さて,このたびのぶろぐは,3のテーマについて。

1学期は各自関心のある「社会問題」からテーマを選ぶように云いました。すると,


日本人の自殺について
暴力について

などなど,暗いテーマが並んで・・・

1学期の振り返りで,「社会問題」じゃないほうがいい!ということに受講者全員で決定しました。

で,2学期は自由テーマに。すると・・・


日本人と韓国人の恋愛観
同性愛について
結婚と幸せの関係
日本人女子学生の結婚観

・・・

そして,しゃべるわしゃべるわ女の子たち・・・。自然,ただ一人の男の子は赤面して沈黙することに・・・。

やっぱり,お年頃なんでしょうかねえ。。。

来学期は「社会問題」にもどすぞ!

と,宣言しました。


何より,私が照れる・・・。

いまいちであった。

2009-06-22 22:06:49 | Weblog
映画はいまいちであった。

映像は奇麗。
役者さんは好きな人ばっかり。
演技もよい。

おそらく,素人判断ですが,

脚本と音楽

が,今一つだった気がいたします。生意気ですが。

そして,それにもまして,原作の解釈の仕方が自分と違ったことが大きな原因でしょー。

あんまり「仲間」とか強調されると,当時(明治期)はもっとシビアに身分の違いがあったんでなかったかい,と思ってしまう。


・・・と,知らない人にはわけのわからないことを書いてしまいました。


きれいなお話が素直に認められないひねくれたおばさんになってしまったのね。。。


ということで,今日も適当に過ごしまして,月曜日をクリアー。あしたもがんばろう。


と,次男の塾の御迎えの時間まで,寝ないようにブログを書くのであった。。。


母をしているのである。えらい。



ここで,ひまにまかせて(とはいえ,明日の授業の準備がまだなのですが((汗)),もしかしたらこれを読んでくださっているかもしれないU市日本語ボランティアの皆さん。もうご存じでしょうか?N宮さんが請われてN宮さんの地元の私立大の特任教授になられたそうです!

山派か海派か

2009-06-20 00:25:27 | Weblog
私は山派です。
普通の人よりはずっと山が好きだと思います。

一番の理由は,やはり山の近くで生まれて育ったからでしょー。
そして,大学時代はその流れでワンゲルに入り,山歩き。

で,山が好き。

写真見ただけでどきどきする。

ただし,好みがあって,外国の山には興味がわきません。。。もっぱら,日本アルプス。なんででしょうねえ。自分でもわかりませんが。ま,好みはどんなものにもあるということで。


で,明日から映画「劔岳 点の記」が公開されます!


皆さん,見ましょう。


剱岳はとってもいい山ですから。



ああ,でも,もう二度と登れんだろーなー。

体力の衰えとか,もろもろ,

歳とってみないとわからないものです。。。


ところで,うちの一家は私以外,海派です。

理由は,だんなは海のそば育ちだから。

そして今の我が家は海のそばなので,おこちゃまたちも全員,海派です。

なんといっても,(おそらく)気がついた時からずっと海のそば暮らし。幼少よりずっと通学路は海沿い。学校の窓からは海。遊び場所も海。


息子その2によると,海の見えないところでは生きられないそうです。


でも,最近,おこさまたちが全員居なくなった後の生活を考えるのだが,


私は山に戻りたいのです。。。。


はぁ。。。。。。


とにかく,明日は久しぶりに映画館へ!

夜風

2009-06-17 22:17:23 | Weblog
うちは海に近いので,そいで,夏でも風がある日はとても気持ちいい。

世間では水不足が心配されているようですが,17年前,息子その2が生まれた夏も,梅雨に全然雨が降らなくて,ひたすら快晴のよい天気の梅雨&夏でした。

ちなみに,そうして生まれた息子その2も,雨知らずの能天気です。。

天気は関係するのだろうか。。。。

「日本伝統文化論Ⅱ」で何を語るか。

2009-06-14 15:16:32 | Weblog
私が現在受け持たせてもらってる授業は次のとおりです。


日本語学校の留学試験対策
留センの総合日本語2クラス(初級後半と中級前半)
同,初級スピーキング
同,中上級ライティング

そして,

某女子大の日本人学生対象の「日本伝統文化論Ⅱ」



目下の懸案はこの最後の輩です。


「今の学生は,高校で日本史をまったく勉強せずにきている学生も多いので,そういった学生に日本文化の基本的な事柄を説明したり,自分で説明させるような授業をしてもらったらいいから」

と,言われてお引き受けした授業でした。そのころ担当していた「日本語表現法」と「現代日本語事情」を受けていた学生が指導教員に宣伝してくれたのが縁。とてもうれしいことだから,お引き受けしました。


でも・・・。


受けるんじゃなかったよー。


もし,「日本語表現法」してた時のように,お仕事が少なくて,これだけにかけられていたら,まだいいんです。
でも,納得いく準備できる時間がないー。

週末を当てようと思うのですが,

週末は,たいてい,ダウンしている。


そんなわけで,今週もダウンし,お子様方の部活の親の懇親会ってのもことごとく却下し(息子その2のサッカー部も,娘っこのテニス部も,なぜか強い…。やめてくれー。子供の部活に親が出るなー。と,叫びたいけど叫べない。。。)きっと世間様や顧問の先生たちは「なんちゅー親だ」と罵ってるんだろーなーとか思いながらも,お子様たちも「なんちゅーくらい親だ」と後ろ指さしてるだろーなーと思いながらも,


ごろごろ


ごろごろ


そして,もうすぐ天地人の時間になって,


私の休日は終わり,そしてまた,怒涛の一週間を乗り切らねばなりません。


はーやく来い来い,夏休みー~~~!



・・・なんか,最近,同じ話題ばっかりのような・・・。


Q大の同僚の先生曰く。

あなた,そりゃ,プチ鬱だよー。


そうだと思うので,せめて,ここでぐだぐだ書かせてください。


そうだ。ちょっと前向きなこと。


漢字が書けなくて留学生にため息つかれるので,

噂の漢検のドリル買ってきた。


けっこうおもしろい♪

わが家の細胞分裂

2009-06-10 23:35:06 | Weblog
久しぶりに,家族ネタでも。

息子その1が出て行って2か月。

なんか,もう長ーいこといないみたいだねえ。

と,妹。

うんうん。

と,母。

なんか,お兄ちゃんのいない生活に慣れたなー。

と,弟。

うんうん。

と,母。


このようなさめた家庭でございます。


単身赴任の父・夫とも,何もなければ1か月音信不通のままですが,

息子その1とも,何もなければ何もありません。


うーん。

でも,一度だけ,荷物送ってやったこともあるよ。

体育館シューズ送れって言うから,ついでに,レトルト食品とか,お米とか,段ボールにつめてやりました。

ほら。母親してるでしょ。

さらに,

そばで見ていた弟の進学意欲を高めたようです。


おれの時もこういうの送ってくれー。


送ってやってもよいが,それならまず,勉強しようよ。


今日もがんばりましょう

2009-06-10 08:04:10 | Weblog
昨日Q大で非常勤の先生相手に「日本語学校やめた―い」とぼやいていたら,


あんた,この前は日本語学校の生徒のほうが可愛いって言ってたよ。


と言われた。


そういや,そうだった。


人の言葉はありがたい。


初心に戻りましょー。

これからS女学院の授業だって言うのに,こんなもの書いてるえらい悠長な私。

実は,この授業も私の心を暗くしているもののひとつである。

しかし,初心,初心。


ひそかに,ぱーっと明るいニュースを期待している私。

だが,そんなもの,普通そうそう起こらんよな。。。

日々を真面目に地道に過ごすのだ。

では,いってきまーす。

いろいろな日本語教育と私

2009-06-08 22:13:34 | Weblog
吹きだまりのような日本語学校と,「旧帝大」の留センの両方で日本語教師をしている。

どうしようもなく,暗くなる。

同じ「日本語教育」の仕事のはずだが,とても同じじゃない。

前者は,とても「語学教育」とは言えない。主な仕事は寝ている学生を起こすこと,しかること,おしゃべりをやめさせること,授業中の飲食を注意すること,勉強の大切さを説教すること,生活のモラルを説くこと。。。

後者は,どうしたら日本語うまくなってもらうか考えること。学生の知的欲求を満足させること。学生のレベルについていけるように幅広く勉強すること。。。。。

このまま両方続けていると,バランスが崩れそうで,または,バランスを取るために,無駄に疲れそうで,もしお子様の学資のことがなければ,絶対前者をやめるだろうな,と,私はこのところ思っている。

でも,やめられないんだけど。。。

お金のために働く,っていうのは,世の中そうなのだし。
仕事にいちいちやりがい求めている場合ではないのだーよ