おばば院生,その後

主婦から40代で大学院入学・博士取得。非常勤日本語教師を掛け持ちしてきた凡人母院生。縁あって大学の先生に。

非常勤掛け持ちの一番の問題点

2010-08-30 22:13:11 | Weblog
非常勤の問題点はもちろん雇用の不安定さ,収入の少なさですが,
仕事上の問題としては

一つの仕事に集中できない

ということではないでしょうか。
いえ,専任でも同じことかもしれません。
私は専任経験がないのでわかりません。

ということで,比較はできないのですが,
とにかく一つの学校・コースについてじっと考えているわけにはいかない。

さっとアイディアの浮かぶ人はいいのですが,私のようにトロい人は私にとっても一緒に仕事をする人にとっても悲劇です。特に,昔はもう少しひらめきもあったのですが,歳とってどういう能力が一番なくなったかと言って,それは「ひらめき」です。ひらめきません。

ということで,ひらめかないままに会議に参加し,座ってるだけの人になり下がる今日この頃。それが4校にもなると,もういやになる。アイディアでも貢献できないうえに時間的にも貢献できない。そしてそれが積み重なって「自分は何もできない人」感だけが強くなる。


いえ,理由はそれだけじゃなくて能力ないこともあるんだけども。


とはいえ,いえ,だからこそ,
5校週14コマ・・・だから絶対無理だって。


新学期が怖いよ~
この生活,今期で終わりますように。念をおくろー

まだ終わっていないこと

2010-08-23 23:43:56 | Weblog
まだ終わっていないこと。
それは博士論文をまとめなおすこと。
残念ながら博論のテーマに進展は期待できない。
しかしまとめておくことは次のステップのために有効。
是非はともかく自分のテーマとしたことなのだから、たとえそれが設定ミスだったとしてもやったところまではまとめておくことは意味のあることだと思う。

そしてもうひとつの新たなテーマ。これはそびえる高い山にためいき。
高い山なんか、昔はぜんぜん怖くなかったのにね。。。

気力減退著しい今日この頃。
前に進むのがおっくうでおっくうで。。。

ついでに家事もおっくうで、夕飯は娘っこが作ってくれ、息子らが運んできてくれた。。。

無気力ばんざい。

いよいよ成人!

2010-08-23 10:29:19 | Weblog
今週から新学期モードに入りたいと思います。

とはいえ、息子その2と娘っこは夏休み中も毎日登校していますし、唯一夏休みしている息子その1は昨夜高校時代の同級生とでかけたまま、かえってきません。。。

息子その1くんの学年は次々に成人していきます。息子その1は早生まれなのでもう少しありますが、でも、もうすぐ成人です。ほんとにほんとに早いですね。子どもが子どもでいるときというのはほんとに短い。わんこや昆虫と大して変わらん。あとは無事長生きしてくれることと経済的に自立してくれるのを待つだけです。とにかくひとまずここまで育ってくれてありがたい。この後の不安はとってもとってもありますが、でも、もう大人だかんね。親がどうこう言うもんでもない。


明日は後期から新たに仕事を始める大学に顔合わせに行く。
この2週間、仕事関係をまったくoffしていたのでなんだか感覚がへん。
髪でも切って気持ちを入れなおさなくては。
非常勤ってようするに自営業みたいなものなので自分でけじめつけていかないといかん。
ということで、今週からonです。


夏休み、来る。

2010-08-06 10:57:46 | Weblog
昨夜、サマープログラムが終了し、私の夏休みがやってまいりました。

送別会で学生と大はしゃぎし、おばばは疲れ気味です。今日は完全オフ。


立食形式の送別会で楽しく歓談していると、
センター長から「申し訳なかったですね」と声をかけられた。
何のことだろう?と考えて、例の公募のことだ、と思い至る。

「論文の数が少ないと、どうしてもひろえないんです。
実践のほうがいそがしいとなかなか書けないものですが、とにかく書くことです」


今回、クラスを任せられ、試行錯誤する中で、やはり理論を具体化する方法論の必要性を痛感した。やりかけた課題を追求していく必要。
それともうひとつ、新たにライフワークにできたらな、と思っているテーマがある。
幸い、お仕事のお話をたくさんいただく。後は自分で時間を調整して、研究(もどき)を行っていく時間を生活の中に確保していくこと。

新しいテーマに向けて本を注文。
『ペルー日系人の20世紀―100の人生、100の肖像』

20数年前お世話になった人たちに恩返しができるかな、とか、殊勝なことを考えるような年頃になりましたかな。