goo blog サービス終了のお知らせ 

三十路女子的物欲生活

自分のために購入したモノとその感想をつづるブログ。
買物はライフワークです。

Oggiエディター 三尋木奈保 マイベーシックノート

2014-01-08 17:17:06 | 



Oggiエディター 三尋木奈保 マイベーシックノート
三尋木奈保 著
1,470円(税込)




なんだか巷では売り切れ続出っぽいこの本。

私も最初は発売日に新宿ルミネのBOOK1stに行ったんだけど
夕方18時の時点ではすでに売切れだったらしく、
仕方がないので楽天ブックスで注文してたんだけど
「3~5日で配送」だったのに一週間たっても音沙汰なしで、
また楽天ブックスにやられたか~と思った矢先、
たまたま別件で立ち寄った新宿ルミネのBOOK1stに
たくさん在庫が積んであったので
楽天ブックスをキャンセルして、見事年内に手に入れました!

(楽天ブックスは、キャンセルできるようになっただけまだマシになったよね)



三尋木奈保さん、つい最近までは、特にファンでもなかったんだけど。

数か月前にOggiでその着こなしが特集されていて、
読んでみると、ふうむなるほどといった感じで
リアルに使えそうなテクニックが載っていたので気にはなっていたのです。



私が今まで着こなしを参考にしていたのは
スタイリストの大草直子さんと菊池京子さんの二大巨塔。

このふたりは憧れ感は絶大なんだけど、
やはりスタイリストという職業なだけに、
一般人とはちょっと離れたおしゃれピープルなのですよ。

マネしたくとも、その雰囲気、おしゃれオーラをまとっていない一般人の私だと
全く同じ格好をしても同じようにおしゃれな雰囲気にはならない。

おしゃれな雰囲気って、その人の生き方や内面がにじみ出て完成するものだから
当然っちゃ当然なんだけど。


そのオーラを獲得できてない私が、
今後オーラを獲得するためのステップとして
まずやってみよう…→できた!の参考になるのが、
この三尋木さんの本だと思う。


本書の中でも何度となく出てくる
「わたしはおしゃれになろうとは思っていない」
自分が心地よくいられて、周りに迷惑をかけない装いができれば…
という控えめな姿勢が、エディターらしくとても好ましい。

自分も編集やってたからわかるけど、
エディターってほんと縁の下の力持ち的な地味な存在。
たまに勘違いしてセレブっぽく振る舞ってる人がいるけど
見てて醜いなと思う。

本全体を通して、おしゃれに役立つ情報が載っているのはもちろん、
三尋木さんの控えめでいい人っぽさが垣間見える
とても気持ちの良いファッション本でした。


正直、三尋木さんの着こなし自体をまるごとマネしようとは思わないけど
(私はタートルネックとAライントップスとミニ丈ボトムがNGなので)
これを読んで考え方を学んで、
自分に置き換えて自分らしく実践していければと思っています。


うん、すっごいためになった・・・!




大草直子のStyling Book 2

2013-11-04 12:26:45 | 



大草直子のStyling Book 2
1,500円(税込)



スタイリスト大草直子さんのStyling Bookの2冊目。
昨年(2012年)に発売された第1弾が大好評だったために
その2冊目として刊行されたもの。

大草さんファンとしては、
発売されることを知ってから発売日まで
首を長~くして待ちに待ったこの続編。

おそらく、流行の流れを反映して
昨年までとはまた違った着こなし提案とかもあるんだろうな~と
すっごく楽しみにしていたのですが・・・



酷評になって申し訳ないとは思うが、
正直、なんだかちょっと期待はずれでした。


・・・だって、ほぼ8割が自分がメーカーとコラボした商品の宣伝なんだもん!



1冊目のときは、ご本人の私服スナップがたっぷり載っていて、
パラパラめくっているだけで毎回発見があるくらい
内容がぎっしり詰まっていたのに、
今回のはきれいに撮影されすぎていてリアル感に乏しく、
圧倒的に載っているコーディネートの数が少ない!!


しかも基本的にコラボ商品の宣伝だから、
とにかく載っているそのものズバリの商品が欲しくなるんだけども、
実際に買おうとすると全部売り切れ。
この本が出てから、たった2週間のうちに売り切れって!!

それならなんでこんなに欲しい気持ちを煽るのでしょうか?
煽るくらいなら、商品もちゃんとそれなりの量を準備していて欲しい。


と思っていたら、さすがにメーカー側もまずいと思ったのか
「予約販売で再販いたします」ってなってたんだけど
半そでのいかにも夏っぽいポロシャツが
「お届けは12月になります」って、なんだかふざけてないでしょうか?



今っぽい配色レッスンにしても、
とりあえずベースは「大草さんに似合うこと」なので、
基本日焼けした色黒の人に似合うカラー選びだから
一般的な日本人に多いであろう
普通~色白の人にはあまり参考にならないのです。

イタリアンマダムのような、リッチな日焼けした肌も
日本人離れした濃い顔で似合う人にはいいんでしょうが、
基本色白で薄い顔の純・和風顔な圧倒的多数には
なかなか真似したくとも難しいものです。



大草さんのスタイリングは、相変わらず大好きなので
雑誌DRESSの雰囲気には辟易しつつも
たま~に応援の意味もこめて買ってます。

昨年買った数あるファッション本のなかで
最も役に立った1冊が、第1弾のStyling Bookだっただけに、
今回は、私の期待が大きすぎて
がっかりする結果となってしまいましたが
やっぱり、大草さん、好きなんです。


ぜひ来年(2014年)は、
売らんかな主義じゃない、
コーディネートたっぷりの1冊を期待してます・・・!







人気ブログランキングへ

買い物・ショッピング ブログランキングへ


大草直子のStyling Book

2012-11-21 17:11:55 | 


大草直子のStyling Book
大草直子:著
1,500円(税込)




最近の私、毎日のコーディネートを考えるときの教科書がこれです。
大草さんの本では3番目に買ったんだけど、
実際はいちばん読み込んでいるのがこれ。

タイトル通り、そのまんま「スタイリングブック」なので、
今までに出ている大草さんの本の中で一番コーディネートの写真が多い!
基本アイテムがいくつか、その着こなしがバリエーション豊かにたくさん載っているので、
自分のコーディネートを考えるときに参考にできるのです。

もうね、毎晩必ずと言っていいほど、ソファに寝転がりながらめくってるね。

これを見ながら、自分の手持ち服をどう組み合わせようか、
あーでもない、こーでもないと考えるのが、幸せな時間。
ファッション雑誌の編集者だった時よりも、
今が一番、ファッションを楽しんでいるんじゃないだろうかと思えます。

編集者だった頃にこの本と出会えていたら、
半年でファッション担当からビューティー担当に回されることもなく、
結果、精神的に病んで転職することもなかったかも・・・
(ビューティーはそれはそれで楽しかったのだが)

それは言い過ぎとしても、
毎日が確実に楽しくなっていることは間違いない!

コスメをナチュラル&オーガニックものに変え、
下着と部屋着をシルク100%に変え、
いよいよ今度はファッションにメスを入れますよ。

40歳を迎えた時、周りから羨まれるような美しい女になっていることを目指して、
「大人化計画」がんばります。




大草直子の“考えるおしゃれ”

2012-11-21 15:55:04 | 


大草直子の“考えるおしゃれ” トレンドよりも、似合うが最強!
大草直子:著
1,470円(税込)



先ほどの記事でも書きました通り、
ファッションに悩んでいた私を救ってくれた本がこれ。

ちょうど去年の最後の記事を書いた2011年9月ごろ、
夫の何気ない一言から、私の悩みは始まったのです。
「なんか、そのワンピース、イタくない?」

それは当時Isbit daikanyamaで購入したばかりのワンピース。
ネイビーの地にホワイトの水玉が散っていて、
腰から下がふわりと広がる、ひざ上10cm丈のノースリーブワンピース。
腰には共布のリボンが縫い付けてある。

自分自身、試着室でははしゃいで買ったものの、
ショーウィンドーに映った自分の姿を見て、違和感を感じていた一品。

28歳から3年半、秋葉原のメイドバーでメイドバーテンダーとしてバイトしてたため
ふりふり・リボン・レースがついてる服が当たり前になっていたのですよ。
その影響でアラサーにもかかわらず、
私服もどんどんスイートになっていってたのです。

精神年齢が変わらないまま35歳を目前に控え、
ようやく中身と外見のギャップに気付かされたのがこの時でした。

それ以来、「どうすればイタくならないか」を考えていると
自分がどんな服を買ったらいいかわからなくなって、
洋服の買い物に行っても結局何も買えなくて帰ってきたり・・・
(物欲の権化の私にしては信じられない状態)

そのまま数か月が過ぎて5月になったころ、
何のきっかけかスタイリスト大草直子さんの名前を知ったんですね。
(たぶんディノスでコラボ商品をやってたんだと思う)
調べてみると、単行本をたくさん出しているみたいで、なんとなくよさそう。
で、とりあえず本屋へ立ち読みに行ってみたんです。

数冊ある本のうち、文字よりも写真が多いものを手に取って見ていたら、
この本の冒頭の部分に
「35歳前後で、私自身、今まで似合っていたものが似合わなくなり、
ファッションをイチから見直しました」
というような内容のことが書いてあるじゃないですか!!

これ、まさにこれ! 私この状態!!

で、立ち読むのももどかしく、早速買って帰って読んだらハマったのです。

もうね、これ、私の救世主ですよ。
この本を読んで、自分の今までの人生とか好きなものとか考えてると、
不思議とどんどん方向性が定まっていって、
どういうファッションをしたいか、周りからどう見られたいかがわかってきて
いままで抑圧されていたファッションの物欲がムクムクと湧き上がってきたのです。

これで分かったことがもう一つ。
物欲は私の心の健康のバロメーター。
物欲がないときは、気力が落ちているときなんだと。

これを読んでからは、目指す方向が定まったからか、気分もすっきりして、
今まではコスメやシルクの下着やカメラ関係に割かれていたおこづかいが
全力を傾けてファッション系に偏ることになっていくのです。

しばらくは、ここ半年くらいの間に買いためたアイテムについて、
少しずつアップしていこうと思います。







真実のナチュラルコスメ読本

2011-03-08 15:11:47 | 

真実のナチュラルコスメ読本 価格:1,680円(税込)

私が常々参考にしている、アンチエイジングの鬼ブログの勝田小百合さんと
ナチュラルコスメヘアメイクアップアーティストの小松和子さん共著の
待望のナチュラルコスメ本。

それぞれブログをいつもチェックしているので、
本の発売を知ってからとても楽しみにしていました。

楽天のポイントが1,000円分くらい余ってたので、
ここで予約してもきっと発売日には届かないんだろうなと思いつつ、
ポイントを無駄にするのも癪なので楽天で予約購入。
やはり予想通り発売日の一日遅れで届きました。

大まかな内容としては、
前半が真実のナチュラルコスメとはについていろいろと文字たくさんで書かれていて、
後半がその基準を満たすコスメカタログになってます。

スキンケアとインナービューティについての勝田さんの部分に関しては、
今までの本やブログを読んでいれば知っている事ばかりで、
正直、新たな発見はあまりなかったな。。

メイクとヘアケアの小松さん部分は、
今までブログでランダムに書かれていたことがきちんとまとまっていてわかりやすく、
もっと読みたいと思った!
でも、肝心の写真付きメイク法の説明が、
あまりにも初歩的な簡単なもので済まされていたのでがっかり。。

せっかくカラーの写真使ってるのに、美しいだけで実用的な説明カットがない。
ナチュラルコスメだからこその使いにくさを克服する裏技みたいなものや、
ナチュラルコスメならではのコツをもっと見せればいいのに・・・
きっと読者もそれを望んでいたはず。
この本を担当した編集者はおそらく雑誌のメイクページとかやったことないんだろうな、
とぼんやり考えました。

コスメカタログについて、一番不満に思ったことは
商品の価格が一切載っていないこと!!
載っているのはコスメについてのコメントと写真、商品名とメーカー名だけ。
一般の読者が読んでいたらきっと一番気にするであろう価格が載ってないなんて、
あまりにも読者の気持ちを無視している!!!!!
(私はこのブログでさえせめて価格だけは載せようと思っているのに)

なんか、勝田さんや小松さんのブログを読んでいると
“出版社の編集さんが「今までで一番大変だった」と言っていた”らしいですが、
そこまで言うなら価格まできっちり載せてからにして欲しかった。
(この編集者、きっと過酷な女性月刊誌とかやったことないんじゃ?)

価格を載せないことについて、著者二人は少しでも考えたのかな?
まぁ、勝田さんも小松さんも、コスメに関しては
自分で買わなくても発売前にタダでもらえるだろうから
金額については気にしないのかもしれないけどね。。

世の中の人は、金額を気にしないでコスメを買える人ばかりではないのですよ
と言いたい。

ついでに編集について言えば、
前半の講義の部分でもいくつかオススメコスメが出てくるんだけど
それと後半のコスメカタログが分かれているのも非常に見づらい。
カタログはそれぞれのブロックにバラして、
ジャンル別にまとめて載せても良かったのでは?

総じて、「真実のナチュラルコスメ本」としては
待ってましたー!という感じですが
その内容が、中途半端だったかな~
これもきっと、もっと編集がうまければ、
もっともっと満足度の高いものになったであろうに、惜しいです。

次回作があるなら、次はこの辺を改良して出てくれるとうれしいな。