投資・回収の正弦波運動は、投資を下方への振幅X、回収を上方への振幅Xとし、組織速度ωで進行する周期運動と考えてよい。一般に、周期運動の記述としては、最大振幅Xと等しい大きさをもち、周期速度ωの角速度で、反時計方向に回転するベクトルXとして記述されることが多い。ベクトルXのx軸となす角度をωtとすれば、x、y軸への振幅Xの正射影は、
x = X cosωt、 y = X sinωt (1)
であり、回転ベクトルXを、複素数を用いて次式のように表すことができる。
X = X cosωt + j X sinωt = X e jωt (2)
ここでは、投資・回収のフローを基本運動として、X e jωtで表し、時間微分、時間積分によって導いた派生フロー(導関数)を、資源管理、財務、研究開発、生産、販売といった組織活動の価値連鎖に対応するフローとして式(3)から式(7)のように導く。(6),(7)式は不定積分で、積分定数がゼロである特殊解として求めた。
フローの加速度 d2/dt2( X ejωt ) = (jω)2 X ejωt = ω2 X e j(ωt+π) (3)
フローの速度 d/dt ( X ejωt ) =jωX ejωt = ωX e j(ωt+π/2) (4)
フローの振幅 X e jωt (5)
フローの面積 ∫X e jωt dt = (1/jω) X ejωt = (1/ω)X ej(ωt-π/2 ) (6)
フローの体積 ∫(∫X e jωt dt )dt = (1/jω)2 X ejωt = 1/ω2 X ej(ωt-π) (7)
これらの導関数では、振幅はそれぞれ異なることがわかる。位相は、(5)式の基本運動に対して、(3),(4)式の微分系フローでは進み位相(位相が正)になり、(6),(7)式の積分系フローでは遅れ位相(位相が負)になることがわかる。
x = X cosωt、 y = X sinωt (1)
であり、回転ベクトルXを、複素数を用いて次式のように表すことができる。
X = X cosωt + j X sinωt = X e jωt (2)
ここでは、投資・回収のフローを基本運動として、X e jωtで表し、時間微分、時間積分によって導いた派生フロー(導関数)を、資源管理、財務、研究開発、生産、販売といった組織活動の価値連鎖に対応するフローとして式(3)から式(7)のように導く。(6),(7)式は不定積分で、積分定数がゼロである特殊解として求めた。
フローの加速度 d2/dt2( X ejωt ) = (jω)2 X ejωt = ω2 X e j(ωt+π) (3)
フローの速度 d/dt ( X ejωt ) =jωX ejωt = ωX e j(ωt+π/2) (4)
フローの振幅 X e jωt (5)
フローの面積 ∫X e jωt dt = (1/jω) X ejωt = (1/ω)X ej(ωt-π/2 ) (6)
フローの体積 ∫(∫X e jωt dt )dt = (1/jω)2 X ejωt = 1/ω2 X ej(ωt-π) (7)
これらの導関数では、振幅はそれぞれ異なることがわかる。位相は、(5)式の基本運動に対して、(3),(4)式の微分系フローでは進み位相(位相が正)になり、(6),(7)式の積分系フローでは遅れ位相(位相が負)になることがわかる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます