夏の思い出（後半戦）/ Memories of summer

仕事がひと段落。
連休に残りの18きっぷで
旅に出ようと思った。

目の前には、
畑から取ってきたばかりの
イキのいい自由が。

「海から獲ってきた」
と言う方がピッタリなほど。

僕は困っている。

僕にとって旅とは、
仕事の都合で
国内あるいは海外を訪ねて歩き、

その土地に縛られる
限られた時間の中で
どこまで満喫することができるか。

そういう、
ストイックなものなのだ。

したがって、

「へい、おまち！
　獲れたてのピチピチでござい！」

そんな風に
自由（な旅）を差し出されても、

犬のおわまりさんよろしく
ワンワンワワン
涙に溺れてしまいそう。

・・・仕方がないので、
お酒を飲むことにした。


女将さん渾身の
釣り！太刀魚の姿揚げ。


十勝のだだっ広い森の中で
ぬくぬくと育ったズッキーニ。


初夏の北海道、
足寄にかかる吊り橋。


ANA／スカイマークから見下ろす
関東平野。


道東の牧場レストランの
のどかな中庭。


・・・そんな夏の思い出
（前半戦）に浸りつつ。

さて、梅雨も明けて
見上げれば、見事なスカイブルー。
夏、真っ盛りだ。

とにもかくにも、
（後半戦の）旅に出よう。