ひつじや、山形 / HITSUJIYA, Yamagata

2019-10-21 | 日本料理 / Washoku
わくわく東北ツアー~山形編~

自社飼育サフォーク種100%
ジンギスカン「ひつじや」

ミルキー&シルキー&
湧き水のような透明感のある
お肉を、ミディアムレアで!






上記、
「スペシャルジンギスカン」
(3人前、2,750円×3)に加えて、

アラカルトで、もう1つの
同店オリジナル羊メニュー
「羊のメルゲーツソーセージ」


自家製
「いぶりがっこチーズ」も
(なんと、ドライトマト付!)


あ!
「スペシャルジンギスカン」にも
「いぶりがっこ」ついてきます。
(紅芯大根の漬物も!)


飲み物は、グラスワインの
Carolina Gatti "El Gat Ros"
/ キャロリーナ・ガッティ
 「エル・ガット・ロス」


※イタリア北部ヴェネト州の
 カベルネ・ソーヴィニヨン。

→まるで仏アルザスや
 ブルゴーニュのように
 クールな酸味/果実味。

→液面はボトル底から1/3&
 よ~く冷やしていたことも
 きっと影響しています。

→ペアリングの評価は、
 "寄り添う"イメージ。
 
※グラスワインは
 おまかせ1択なので
 ちょっと淋しいですね!

ご同行のお姉さまには、
久保本家「生もとのどぶ」
(日本酒)をセレクト。

→見た目を裏切るドライさが
 濃い目な料理を邪魔せず
 "寄り添う"イメージ!?
(実際に試していません)

静岡の"お燗と中華"
「華音」さんでは、
麻婆豆腐に合わせています。


※この複雑なお酒の
 完璧な"マリアージュ"を
 体感してみたいなぁ!
 
【トータルな感想】
お肉のクオリティに満足!

一方で、僭越ながら
率直に感じたことを
指摘させていただくと、

①ボリュームが物足りな~い!
→写真の鍋&お皿で3人前、
 8,250円(1人前2,750円)。

※とっても希少であること&
 クオリティに満足ですが、
 お値段を考慮すると相応。

※ご参考までに、
「スペシャルジンギスカン」
の価格推移、

・2012年1,600円
・2015年1,800円
・2016年2,000円
・2017年2,500円
・2019年2,750円

※札幌すすきので、同じく
自社飼育サフォーク種を提供する
「いただきます。」も、

その価値は、
アタマで十分に理解できるけど、
値段を考慮すると戸惑ってしまう。

難しいですね!

応援したい気持ちは強いです。
良質なジンギスカンは正義です。

だけど、率直に申し上げると、
「ひつじや&いただきます。」は、

良質な羊肉を愛する
"お金持ちのため"のお店
という気がします。

※乱暴な意見を述べると、
 「ジンギスカン」という
 素材そのものを味わう形態では
 満足度に限界を感じています。

→究極的な意味で
 独自化/差別化は困難であり、
 高級路線は厳しいのでは...

ならば、一流のシェフが
フレンチ/和食/中国料理などの
技法を用いて、

羊さんの様々な部位の魅力を
最大限に引き出す"料理"に
挑戦してみたいと思います!

※気になるのは、
 札幌「ラ・サンテ」さんの
 "羊づくしのフルコース"


・・・・・・・

②マイペースな配膳
→最初に注文した味噌汁が
 ほぼ食後に届いたゾ(笑)

→箸休めの
 「いぶりがっこチーズ」も
 食事のかなり後半に(苦笑)

③ワインセラーの公開拒絶
→空ボトルは自慢するのに!笑


【最後に】
緑に囲まれたロケーション
羊さんたちのお出迎え&お見送り
マイペースな店員さんの演出する

ゆったりとした時間の中で
いただく貴重な
国産サフォーク種は、

ジンギスカン愛好家が
一度は食べたい逸品ですね!


※羊さんたち※


僕の無理なお願いにも
快くお付き合いくださいました
ご夫婦様に大感謝です。

ご馳走さまです!
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