仏画

今仕事で仏像を描くという仕事している。
何に使うかというと、あやしい縁起物グッズの広告のためのもの。
直径5mmほどのコインに掘られた仏像。
誰がこんなものを買うのかと思うが、需要があるから仕事があるんだよね・・・。
これの元絵を描いてほしいというのが依頼内容。全部で８点ある。
特に気にせず描いていたが、コインに掘られたものの原画とならなくてはならないので、持っている物やポーズはその通りにしなくてはならない。
しかしそれぞれ菩薩さんを調べていくと、コインの菩薩さんにおかしな点がいくつか出てくる。
それでもコインの通りにしなくてはならないので、自分で想像して勝手に描く。
しばらくしてふと思ったのが、こういうのってバチあたらないのか・・・。
そう思い始めると、この仕事自体いいのだろうかと・・・

でも仕事ちょうだい！と言ってしまった手前やるしかない。

そんな訳でコインの彫り物からはずれないようにしながらも、なるべく文献などの通りになるように描いてみる。（かなり無理あるけど）
バチ当てないでね！仕事だから仕方ないんですよ！と祈りながら作業。
しかしそれでも描いていくと、仏画を描くのがちょっと面白くなり始めた。
調べたところ、仏画を描くのも徳のある修行の一つらしい・・・、このまま仏門か！？

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ところで阿弥陀如来さんとかって、よく見るとヒゲ生えてるんですね。
よし！
忠実にヒゲも描いておこう！とヒゲを付加えると、
どう見ても、パンチ頭の怖いおじさんになってしまった