トリスタンとイゾルデ（映画）

ロミオとジュリエットのベースになった話と聞いて見てきました。
主演の二人は今まで見たことない気がしましたが、フレッシュな魅力で。
イゾルデ役の彼女（ソフィア・マイルズ）が
ケイト・ウィンスレットに少しにてるかなと思いましたが
気品があって意思の強い王女役にぴったりでした。
調べたら、トリスタン役はジェームズ・フランコ
「スパイダーマン」に出てるんですね！

恋愛物ということで、もしかしてありきたりの感じがしてしまうかも？
とも思いましたが、メロドラマ並みにドキドキする
ところもあり、目が離せない展開で面白かったですよ～！
アイルランドとイギリスの海岸の美しさに目を奪われました。

～ここからネタばれ～



ロミオとジュリエットももちろん悲恋だけど、
負けてないです。というかもっと切ない！
父のように慕う男性のもとに愛する人が嫁いでしまう。
それを日々そばで見ていなくてはならないトリスタン。
ポーカーフェイスにもなれず、落胆を素直に表すトリスタンに対し
妻として平静を装うイゾルデ。女性の方が上手だと思ったり。
しかもイゾルデの旦那さんはトリスタンに全幅の信頼をよせているのだ。
しかし矢を背中にうけたまま戦い続ける兵士って迫力あるよなー。
アイルランドとイギリスの確執の根深さも感じましたが…

こういう話は御付きの人が好演だったりしますが、
今回はイゾルデの乳母役が良かったなー。
姉のようにも母のようにもイゾルデを心配し助けていました。
笑いのポイントもこの人に。

戦闘シーンも迫力あり！と思ったら製作総指揮が
「グラディエーター」のリドリー・スコットと知り
納得いたしました～。