文 美 禄 ( bunbiroku )

美禄にはいままで一切縁が無かった。かといって、決して大酒飲みでもないし美酒を求めてきたこともない。忘備録になればと。

山折哲雄の言葉 ( その4 ) 

2016年12月31日 05時19分41秒 | 山折哲雄
 ◆宗教学者の山折哲雄さんは『こころの作法』(中公新書)のなかで、知人がこしらえたという鐘のジョークを紹介している。教会の鐘は「カーン、カーン(come=来る)」と鳴り、お寺の鐘は「ゴーン、ゴーン(gone=去りぬ)」と鳴る…◆日本人の無常観は鐘の響き「ゴーン」と深い関係がありはしないかと、山折さんは言う◆
 文美禄 : 山折哲雄氏のことが、今朝の読売新聞・編集手帳に掲載されていました。 ( 一部掲載 ) 司馬遼太郎氏は、死去する前年山折氏との対談を希望して対談をしました。 その内容はNHKでも放送され、本にもなりました。 誰でも長く生きて、深く人生のことや、世の中のことを思うと、宗教的・哲学的になるものだと思います。 これを今年最後の紹介本とします。

日本とは何かということ―宗教・歴史・文明

日本とは何かということ―宗教・歴史・文明

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 単行本





ようこそ! 「酉年」

2016年12月31日 04時20分18秒 | デジカメ
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 近所の庭にあったものですが、 先に書いた通り 「 実物 」 の写真が撮れなかったため、 代わりに登場です。 自分で 「 WELCOME 」 と言ってるのも変ですが、そこは愛嬌。 株・証券業界では、 「 さる 」 も 「 とり 」 も 「さわぐ」 とか言われるようですが、 せめて日本の天地自然は、 落ち着いた一年でありますように。 ( 残り一日、やらなきゃいけないことはいっぱいですが、やれることからやりましょう )


岡潔の言葉 ( その19 )  

2016年12月30日 09時00分08秒 | 岡潔
 あなた方にぜひおすすめしたい本に、 フランスの作家 サン=テグジュペリ の日本語訳 「 星の王子さま 」 というのがあります。 童心を知るまことによい本です。
 そうすると、 きっと気づくでしようが、 日本人と情緒がまったく同じであること、 ただちがうのは、 表現がひどく歯切れがよい、 ということです。
  「風蘭」 ( 情緒と日本人 127頁)

 文美禄 : 本は誰でもご存知でしょうから、ここではリンクしません。 もう、 ずいぶん前に映画館で見たミュージカルで、音楽がとてよくて、 サウンドトラックのLPを買い、 何度も聞きました。 その後しばらくして、 発売されたDVDを買って、懐かしく見ました。 それが、 このDVDです。

星の王子さま [DVD]

星の王子さま [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD





次は、「うさぎさ~んだよ~」

2016年12月30日 05時35分11秒 | デジカメ
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 ここんとこ、 「 動物シリーズ 」 が続いています。 正直のところ、今の時期、花にしても同じ花ばかりで、目新しいものを探すには苦労します。 ま~一年の総括ということで、 今まで撮りためた写真の中から、よさそうなものを掲載しました。


もういなくなった、「 犬と猫 」

2016年12月30日 05時12分53秒 | デジカメ
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 かわいらしく並んでいたので写真に撮りましたが、 今は同じ場所にはいなくなりました。 ブロックフェンスと家の間の狭い間地ですが、 覗いた時に思わず微笑んでしまう、 嬉しいものです。 来年は、そんなものも探しに行きますかね。


季節はずれに咲く花 「 クリスマスローズ 」

2016年12月29日 11時11分34秒 | デジカメ_花
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 季節はずれと言っては可哀想で、 名前からすると、 咲く季節が限定されてしまいます。 でも、 実はこの写真は今年の3月に撮ったものです。 少し前に、NHKの放送で名前を知って、そういえば 「 写真を撮ったな 」 という記憶で探したのが、今日見つかったわけです。 冬に咲かせた 「 ひまわり 」 の画像もテレビで見ましたし、 「 季節限定 」 で花を見るより、 「 こんな季節なのに咲いている 」 と喜んだ方が、 素直かもしれませんね。


「 仕事納め 」 です。

2016年12月28日 15時51分22秒 | デジカメ
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 お疲れ様でした。 仕事納めですね。 毛繕いをして、年末は温泉にでも入ってゆっくりしましょう。 ( 先日、小動物園でパチリ。 ガラス越しのため、写りが入ってますけど・・ )
 そういえば、 昨年の年末に出版された、 「 没後20年 司馬遼太郎の言葉 」 には、 やたらニホンザルの写真が多く、 そして大きく掲載されていて、 「 司馬良太郎さんに謝りたい気持ち 」 になりました。 別に 「 猿 」 を軽蔑するわけじゃなないのですが、 もっと 「司馬遼太郎氏の没後20年 」 にふさわしい、 「 誠実な編集 」 の姿勢がほしいと思いました。 その後に出版された 「 没後20年 司馬遼太郎の言葉 2 」 も同様で、ため息が出ました。 仕事納めに愚痴っていても仕方ありませんが、 岡潔さん同様に、日本の将来を考え抜いた人ですから、 来年こそは、多くの人に、こういう方々の 「 言 葉 」 を、思い出してほしいと思います。
 他に、山本七平さんもそうです。 このブログで紹介したかったのですが、 どういうふうに取り上げたらよいのか、わかりませんでした。 機会を見つけて、掲載したいと思います。
 「 おさるさん 」 改めてお疲れ様でした。 ( このブログで掲載したのは、 「 アイアイ 」 だけでしたね )


小林秀雄の言葉 ( その20 )

2016年12月28日 07時22分12秒 | 小林秀雄
 人々は批評という言葉をきくと、 すぐ判断とか理性とか冷眼とかいうことを考えるが、 これと同時に、 愛情だとか感動だとかいうものを、 批評から大へん遠い処にあるものの様に考える、 そういう風に考える人々は、 批評というものに就いて何一つ知らない人々である。
   「批評について」 3 -二 一九 小林秀雄 (人生の鍛錬 P.28)


大好きなバラ 「 コクテール 」 ( カクテル )

2016年12月28日 05時07分46秒 | デジカメ_花
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 「 コクテール 」 というバラが好きで、 我が家にもバルコニーに鉢植えがある。 本当はつるバラとのことで購入し、2階から、 垂れ下がって、たくさんの花が咲くのをイメージしていたのだが、どうも違ったようで、 一向に垂れ下がらないでいます。 この写真は 「 撮影散歩 」 で撮ったもので、 こうして下から撮ったのは初めてです。 ( 私の写真によくある、青空を背景にした構図 )