文 美 禄 ( bunbiroku )

美禄にはいままで一切縁が無かった。かといって、決して大酒飲みでもないし美酒を求めてきたこともない。忘備録になればと。

岡潔の言葉 ( その18 ) 

2016年12月21日 07時25分56秒 | 岡潔
 どの曲がだれのものだとか、 そんな知識は全然ないが、 ともかく音楽を聞くのは好きである。 数学と音楽が特に縁が深いというのも一般にいわれていることである。 道元禅師は 「 はじめ身心を挙 ( こ ) して色 ( しき ) を看取し、 身心を挙して音を聰取せよ 」 といっているが、 それがすんだらこんどは 「 身心を挙して色を聴取し、 身心を挙して音を看取せよ 」 といっている。 芸術の鑑賞はやはりこれが本当なのではなかろうか。 それからみると一般に考えられている芸術鑑賞というものは、 すべて芸術を浅く見すぎているのではないかと思う。
   『春宵十話』 ( 情緒と日本人 112頁)


近所と御蔵島に咲いた 「 スイセン 」

2016年12月21日 05時16分28秒 | デジカメ_花
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 上の写真が、「 近所のスイセン 」 下の写真が 「 御蔵島のスイセン 」。 違いはないようですね。 もっとも、 御蔵島の写真はピンボケしちゃったので、 今まで掲載しないでいました。 子供のころ、自宅の敷地内のあちこちで水仙が咲いていましたけど、 黄色い八重咲の水仙が多くて、 子供のころは、それを 「雑種 」 のように思い、 少なかった 「 ラッパスイセン 」 のほうが、 きれいだなと思ってました。 ( この頃、 八重咲を見かけませんね )