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21世紀新訳・仏教経典(抄)

西川隆範編訳・桝田英伸監修

〈地想観〉まで、について   ~監修者より

2011-03-16 09:41:01 | お知らせ
とりあえず、第三の〈地想観〉までまいりました。 特にこの三番目は、なんとなく読み流してしまうような印象です。 やはり前の二つと比べて、具体性に欠けるからでしょうか。 しかしです。 ここで まず第一段階での 「極楽を観る」 という修行は完結するのです。 今回は 〈大きく極楽の地を見る〉 と訳してみましたが もとの表記は 「粗見極楽国地」 なんですね。 この「粗」という言葉ですが、 通 . . . 本文を読む

日想観について、すごいと思うこと。  ~監修者のひとりごと

2011-03-09 20:39:20 | お知らせ
ちょっと、タイミングがずれてしまってますが、 〈日想観〉に関しまして 「これだけは言っておかなくっちゃ!」 ということがあるのです。 夕日をじっと見る修行なんですけど、 じっと見た夕日を、目を閉じても再現できるように、と言うことは ありありとまぶたの裏に想い出せるように、想い描けるように ということですよね。 その続きに、 「目を開いても」その夕日をはっきりと思い浮かべる とあるんで . . . 本文を読む

『観無量寿経』、始まりました!  ~監修者のひとりごと

2011-03-07 21:10:41 | お知らせ
さて、始まりました『観無量寿経』ですが、 極楽を見るための修行法の13を順々にご紹介します! “もしかして、一週で1つ?” と思った方。 ハイ!正解です! いや、別に引っ張っているのではなく、 言ってみれば、一観づつ、丁寧にイメージしてみてほしいからなのです。 一週間単位で、一つの瞑想をおこなう、みたいな感じで。 (若干、手抜きしたい気持ちも混じっているかも!?) でも「極楽の様子を一つづ . . . 本文を読む

願わくば、花の下にて春死なん・・・ 下の句、知ってます?  ~監修者より

2011-02-13 21:44:42 | お知らせ
去年もこの時期に、おバカなタイトルの記事をアップしたんですが、覚えてらっしゃいますか? →こちら さて、タイトルの歌ですが、ご存知の方もおありでしょう かの西行法師の辞世の句なのですが、 お恥ずかしながら昔は上の句しか知らず、 “ああ、西行さんは恋多き、という噂通り、ロマンチックな人やったんやなぁ…” ぐらいに思ってたんですけど… では、いきます! 願わくば 花の下にて春死なん その如月の望 . . . 本文を読む

法句経を終えて  ~監修者のひとりごと

2011-02-08 23:33:01 | お知らせ
いかがでしたでしょうか? お釈迦様のナマな言葉が、一番含まれている、と言われる『法句経』。 その全26章にわたっての、西川先生による抜粋を、 より噛み砕いて、さらにわかりやすくしてみました。 みずみずしく、また時に激しく、 そして諦観をもって世間の営みを冷静に見つめ… 昔、大学の先生に 「お釈迦様は何も“仏教”を始めようと思ったのではない。 “真実のバラモン教”を復興しようとしたのだ!」 と . . . 本文を読む