Vamos a jugar al futbol sara

とうとう一児のパパ 愛娘のため今日も頑張る そんな僕の超私的日記

世界最弱はどっちだ! アザー・ファイナル

2006年01月06日 | Futsal&Soccer
2002年6月30日。世界中の注目を集め、日本でサッカーワールドカップ決勝戦が
行われていた同じ日に、アジアの小国ブータンでは、
サッカー世界最下位を決める「もうひとつの決勝戦」が開催されていた。
対戦するのはカリブ海の小国、英領モントセラトとブータン王国。
両国ともFIFAに加盟したばかりの弱小チームだが、
サッカーを愛する情熱はサッカー先進国に一歩も引けをとらない。
モントセラトからブータンに向かう途中、原因不明の熱病で倒れる選手たち。
ようやく到着したけれど、今度は慣れない高地で高山病にかかってしまう。
コーチの不在、やっと届いた競技用ホイッスル、草ぼうぼうのグラウンド、
試合2日前になっても見つからない審判など、
次々に問題が起こるが人々は情熱で何とか乗り切る。そして迎えた試合当日。
犬も乱入するのどかな雰囲気とは裏腹に、2万5千人の観客が見守る中、
熱戦が繰り広げられる。果たして勝負の行方は? そして世界最下位の表彰式は?
ひたすらにサッカーを愛する人々の情熱が伝わる「もうひとつの決勝戦」。
サッカー、そしてスポーツというものが持つ万国共通の魅力や奥深さを改めて
感じさせるドキュメンタリー映画の佳品。
(NHK番組サイトより)

この「アザー・ファイナル」というドキュメント映画で撮られた
サッカー世界最弱決定戦から
もう3年半が経つのだけど、スポーツ新聞などでも大きく取り上げ
られていた事を覚えている。 しかしこの舞台裏にこんな色々な事態が起こって
いるとは全く知らなかった。 モントセラトの選手は高山病でまともに
動けなかったようで勝負としては4-0でブータンが圧勝するのだけど、
W杯さながらの観客の熱気や野良犬の乱入。ほほえましくも感動的な優勝カップが
2つに分かれて授与されるシーン。そして選手、観客がグラウンドで一体となり
皆で民族舞踊を踊ったり、と興味深くこのドキュメント映画を観ることができた。

なんとこの試合の6時間後に日本で「ドイツVSブラジル」が始まっているのだ。
しかもこの映画の制作はオランダと日本の合作だった事にさらに驚いた