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一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

リーズンスタッフのスタンド

2021年05月06日 | ファゴット
ニューヨーク時代から愛用しているファゴットスタンド。
ファゴットは楽器が大きいので、スタンドがあると便利。

でも自宅でレッスンする時は、ゲストにこのスタンドを貸すので、
自分の楽器は部屋の角に立てかけたり、床に転がしてたけど、どうにも不便。
とはいえ、大きなスタンドがいつも二本あるのは邪魔だしなあと思ってたら、
ドイツのリーズンスタッフ社のスタンドはコンパクトで、折りたためるようなので
これにしようと思ったら、日本で買うと28,000円くらい

随分高いので、ほとんど諦めかけてたら、
先日リーズンスタッフのHPで、セール品のスタンドを発見!
「B stock」と書いてあって「?」と思ったら、アウトレット品の意味らしい。
説明文は「ひっかき傷があったり、ロゴが薄かったりしますが、動作は大丈夫。」
「すっごいひっかき傷があったら、ブログネタにしてやろう」ということで注文。

と言うわけで、今回4月29日に注文し、30日にドイツからUPSで発送。
到着予定は5月12日だったけど一週間後の6日朝、下関に無事到着。
ヨーロッパからの物流も回復してるみたいだな

開封の儀。

文章の無い、写真だけの組み立て説明書が同梱

説明書を見ながら組み立ててみると、小さいけどしっかりした作り。
金属製なのでそれなりに重い。さすがドイツ製。質実剛健

「ところでひっかき傷はどこにあるのかな~」と、眺め回したけど見当たらない。
「んもしかしてこれ?
ロゴの近くに、塗装が小さく擦れて、地金の銀が見えてる箇所を発見
画像の赤丸の中だけど、随分小さいなあ。言われないと分からないくらい。
な~んだがっかりでもこういうのが気になる人もいるんだろうなあ
あとで黒マジックでちょこっと塗っとこう(笑)。

楽器を立ててみる。お~バッチリ
これは便利になるなあ

気になる今回のお値段は、送料込みで117,57ユーロ=16,142円也
いい買い物でした。まだあるみたいですよ
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スリムタイプ

2021年02月22日 | ファゴット
楽器ケースに入れてる、リードの水入れが壊れてきたので、
代わりを探してて、最近JDRのスリムタイプってのを入手

左がスリムタイプで、右がJDRが以前から扱ってた水入れ。
以前の型は僕の楽器ケースにはちょっと大きくて、
使ってなかったんだけど

以前のはファゴットのリードを入れると、取り出す時に、
縁の出っ張りにチューブの端が丁度引っ掛かる
スリムタイプは糸玉くらいまでしか浸からないけど、
リードの上下をひっくり返して浸ければ良いので、
僕はこれくらいの水量で充分

蓋がしっかりしてて水漏れしなさそうなので使ってみよう。
社名のシールはそのうち剥げちゃいそうだけど
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4年ぶりに楽器だけ上京

2021年02月05日 | ファゴット
ちょっと前から気になっていた、
テナージョイントのコルクのひびが、
だんだん大きくなってきたので、
ルボアに送って修理してもらう事にしました

前回も2月だったなあ。
乾燥して楽器がちょっと痩せた時に、
ひびが大きくなるような?
まあここは結構力が加わる箇所だからなあ。

ついでに健康診断もお願いして、いろいろ調整してもらおう
ずっと吹いてると気がつかない変化もあるからね。

スーパーからもらった段ボール二箱を合わせて、輸送箱を作る。
気をつけて行ってきてね
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珍しい楽器

2020年12月29日 | ファゴット
いつもなら、今日は年末のお楽しみ、
「Bassoon Bush~ファゴット交流会」の日なんだけど、
今年はコロナのせいで開催見送り
来年はやれると良いなぁ。
本当に残念。 去年の12月29日Bassoon Bash'19 無事終了!

さて、Bassoon Bushの記事の代わりと言ってはなんですが・・・。
先月C中が、新たにダブルリードセクションを立ち上げた時に、
顧問O先生が、T中秘蔵のファゴット2本を借りてきました。

問題はその内の1つの方で、
ケースを開けたらベルの最低音LowBキーが、
真っ直ぐじゃなく、途中で曲げてあるタイプ。
一時期アマティかどこかが、曲がってるタイプを販売してたと思ったので、
てっきりそれだと思ったら、ベルの刻印はあれ?「YAMAHA」
「これ何?初めて見たけど、こんなタイプあるの?
 もしや秘かに流出した試作品が」と一人で興奮
黄色い円の中のキーが曲がってる。

その後、日本のダブルリード界の生き字引、
ルボアの萩森さんに電話して聞いてみました
正体はヤマハのスチューデントモデル、YFG-411。
いわゆる廉価版だそうです。
90年代中の数年間だけ製造されたけど、
あまり数が売れず(たぶん全国で30~40本位では?との事)、
当時販売価格90万円前後だったけど、採算が取れなかったので、
惜しくも数年間で製造終了してしまったそうです

僕は90年から渡米していたので、
この頃の事情にあまり詳しくないんですよね
テナージョイントのオクターブキーも横に向いてる。
これもアマティみたいだな。

「設計はスタンダードとあまり変わらないんだけどね~。」という事らしいです。
確かに写真の数箇所以外、特に変わった感じじゃなかったです。
左手小指のE♭とD♭キーの間に、ローラーが無かったですね。

この楽器も、もう直ぐ30年選手なんだなあ。
現在ヤマハは音大生やプロ向けのスタンダードモデルだけ製造していて、
これも高価なので、おいそれとは手が出ませんが、
ファゴットがそんなにバンバン飛ぶように売れる訳もなく、
採算はギリギリくらいらしいです

最近欧米の各メーカーのファゴットも、じわじわ価格が上がってきており、
ファゴット人口を増やす為にも、廉価版の存在は欠かせないけど、
メーカーさんも商売なので、難しいところですねぇ

さて、今年はすっかりコロナに振り回された一年でしたが、
自分としては、吹き方やリードにいろいろ気付きがあったり、
また新しい出会いがあったりして、
演奏会は出来なくとも、それなりに得るものもあったかなと思っています

来年はコロナも収まっていって、
徐々に演奏会が出来るようになって欲しいなぁ

みなさんもこんな時なので、健康にお気をつけて、
そして良い年をお迎え下さい
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シートストラップノススメ

2020年11月26日 | ファゴット
立ってファゴットを演奏する時は、
首や肩から楽器を提げるネックストラップを使いますが、
座って演奏する時は、お尻に敷くシートストラップの方が、
楽器の重さが身体に掛からず、楽に演奏出来るのですが、
日本ではなぜか「常にネックストラップ」って人が多いですね
上がネックストラップ(以下ネック)、下がシートストラップ(以下シート)。

初めて渡米したばかりの、コロラド州アスペン音楽祭で、
ひと月程経った頃、あるアメリカ人のファゴットの学生から、
「あなたはなぜ、いつも楽器を首から提げてるの?」と言われ、
「ええっ」っと見回したら、僕以外は全員シートでした

アメリカでは、ほぼ100%シートです。
レッスンでも、学校の試験でも、オーディションでも、リサイタルでも、
当たり前の様に椅子が置いてあり、座って演奏していました。
チェロと同じような扱いですね。
まあファゴットは楽器が重たいので、なるべく座りたいですが
椅子の座面に敷いて使います。

僕がニューヨークに住んでる間に、
ニューヨーク・フィル定期公演の曲目として、
モーツァルトのファゴット協奏曲が2回程取り上げられたので、
どちらも聴きに行きましたが、
指揮者の横にはチェロのソリスト同様に、
四角い小さなひな壇が置かれ、
その上には椅子、前には譜面台と楽譜が置かれて、
首席奏者のジュディス・レクレアー氏は当然の様に座って、
シートで演奏していました。

まあニューヨーク・フィルの場合、
定期公演は同じ曲目で四日間やるので、
協奏曲も4回全力で吹くとなると、
せめて座っても良ければ座りたいですよね

ヨーロッパ方面は、常に肩や首から吊り下げてる人が多いみたい。
日本で常にネック使用の人が多いのも、その流れなんでしょうね
ただファゴットは楽器が重たいので、
僕はネックだと吹く時に首が前に出て、姿勢が悪くなったり、
また肩こりにも悩んでいたので、シートがとても重宝しています

ヨーロッパの人達は、東洋系と比べると、
男女共に背も高く、体格も良くて、骨格も太いので、
こういう人達なら、常にネックで吊り下げてもへっちゃらなのかも。
人種的にどちらかというと小柄な日本人には、
座って吹く時はシートが良いのでは?と思っています
ブーツジョイント底部のカップに開いた穴に、フックを掛けます。

レッスンの時に、ずっとネックを使っていて、
首や肩が曲がって姿勢が歪んでる人に、シートを使ってもらったら、
楽器の重さから身体が解放されて、楽になった途端に、
目の前でみるみる音が改善した事が何度もありました
首や肩に楽器の重さがずっと掛かってると、
身体が力んで強ばっている事に気付きにくいようです。

という訳で、楽器が重くて肩こりに悩んでるあなた
余計な力が入って、タンギングや指の動きが遅いことに悩んでいるあなた
シートストラップがお勧めですよ

思わず長文になってしまったので、使い方はまた近々書きます
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運指表作りました

2020年11月08日 | ファゴット
みんながよく使ってる、
インターネットで手に入る運指表には、
前々からいろいろ思うところがあって
初心者の頃はあれでもいいけど、
ちょっと上手くなってきたら、
あのままじゃいろいろ不都合なんですよね

そこで自分が日頃使ってる運指をまとめて、
ついに運指表を書きました。
以前からやろうやろうと思ってたんだけどね

レッスンに来たみんなに、順次渡していきますね。
もらってやってください
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お盆も明けて

2020年08月17日 | ファゴット
お盆は特にどこへ行くでもなく、久しぶりにのんびり。
さあ、そろそろ再起動するかぁ~

しばらく楽器の手入れをしていなかったので、先ずは久々の大掃除から
ホコリを取り、キーオイルを指すのはもちろん、緑青を取ってやらないと。
キーを外して磨くと、劣化したフェルトがポロリと取れたりして更に仕事が増える(笑)。

キーの動作が軽くなり、余計なノイズも消えて、
聞こえるのが自分の吹いている音だけになると気持ちいいね
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トーンホールの掃除

2020年05月30日 | ファゴット
もう1つ、掃除関係でまとめてなかったのが、
指の穴=トーンホールの掃除

ここも音程と響きに影響大なので、
特定の音程が悪かったら、リードをいじる前に(笑)、
ボーカルと一緒に掃除して欲しい箇所です。

僕が使っているのは、このブラシ。
金管の人達がマウスピースの掃除に使うやつ。
これは小さいから、ホルンかトランペット用だと思います。
ニューヨークの先生達が「これがいいよ~」とお勧めでした。

中が汚れていると、これを2~3回突っ込んだら、
何やら粉状のものが出てくる(笑)。
パッと見える入り口より、奥の管との接点付近に、
乾燥した水垢が溜まりやすいみたい。

水に浸した綿棒で掃除する人もいるけど、
ブラシの方がよく取れてるようです。

穴が完全に塞がった楽器には、幸いまだ出会わないけど、
指で直接塞ぐ5つの穴が、それぞれ少しずつ狭まって、
いろんな音の音程に影響が出てきます

ここもボーカル同様、よくさらってる人ほど汚れているので、
時々きれいにしましょう
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ボーカルの掃除

2020年05月28日 | ファゴット
緊急事態宣言が解除されて、学校再開から部活再開。
そしてようやくファゴット再開の人も多いでしょうね

ところで、今更ながらボーカル掃除の話。
ファゴットのボーカルは、クラリネットのマウスピースや、
オーボエのチューブと同じく、
リードの振動を楽器本体に伝える大事な部分

ボーカルの定期的な掃除は、安定した演奏の為には結構大切だけど、
今までのレッスン記事の所々に、バラバラに書き散らしていて、
まとまった事を書いて無いのに最近気づいた(笑)ので、
ファゴット再開の一助にもなるかなと思い、
この機会にまとめておこうと思います

というわけで、ボーカルの掃除。
ボーカルの中に水を通して水垢をふやかしてから、
市販のボーカルブラシをボーカルの両端から1~2回程度差し込んだあと、
もう一度水を通して、中をきれいに洗います。
しつこくゴシゴシやらなくても、これぐらいで大丈夫

メーカーによっては、ピアニシモホールの部分が、
ボーカル内側に長く突き出ているものがあるので、
ブラシが中で何かに当たって、それ以上奥に行かない場合は、
無理矢理突っ込まないように

そして洗ったついでに、ピアニシモホールが詰まってないかも確認。
水をボーカルの中に入れたまま、先端を指でふさいで、
反対側から息を吹き込むと、穴から水が勢いよく吹き出します。
穴が詰まってる場合は、径の細いドライバーか、
またはリードのワイヤーがあれば、それで詰りを取り除きます。
ホールリーマーがあればベスト。ホールリーマーについてはこちら「リハとレッスンの午後」
赤丸が話題のピアニシモホール。

時々「毎日ボーカルスワブは通してるけど、
ブラシも通した方が良いですか?」と質問されるけど、
そのボーカルにブラシを差し込んでみたら、
やはり黒い汚れが流れ出たことが何度もありました。
スワブは水は拭き取るけど、汚れを充分取ってはくれないみたい

それと、ただ水を通しただけでは、あまりきれいにならないので、
やっぱりブラシをちゃんと通した方が良いです
僕はJDRで売ってるフォックスのブラシを使っています。「FGボーカルブラシ FOX」

ボーカルの中は意外と狭く細く、ちょっと水垢が溜まると、
高音域がたちまち出づらくなるし、響きも悪くなるので、
毎月一回程度はボーカルの掃除をしましょう。
ボーカルブラシは必需品
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楽器シリーズ 第1集

2018年12月12日 | ファゴット
「日本郵政から12月6日に発売された、楽器の絵柄切手の中に、
どうやらファゴットの絵柄があるらしい。」
という情報を得たので、これは何としても買いに行かねば

・・・と思っていたら、昨日レッスンに来た山本さんから、早速頂いてしまいました
発売された62円と82円の切手の内、ファゴットの絵柄は62円の方だ

時節がら「くるみ割り人形」つながりなのかな?
今回オーボエは無いのに、ファゴットがあるとは
シートストラップだよ

さあ、みんな最寄りの郵便局に急げ
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久々に手入れ

2018年03月02日 | ファゴット
最近何かと気忙しく、自分の楽器の手入れまで手が回らなかったんだけど、
少し暖かくなって、ちょっとやる気になったので、
何年振りかで派手に分解して、掃除と手入れ

キーを楽器本体から外したら、
傷んで取れそうなフェルトがいくつかあったので、
それらは剥いで、新しいフェルトと交換。

ホコリや緑青を落とし、くすんだキーは磨き
キーオイルも注したら、キーのノイズが消えて動きもスムーズに

結局5日位かかったな
これからはこんなに溜めずに、こまめにやろう
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久々に上京(楽器だけ)

2017年02月20日 | ファゴット
少し前から、テナージョイントのコルクに、亀裂が入ってきていて、
最近それがグルっと一周しそうになっていました。
赤丸の中に、横に走る亀裂
ここは回す時に力が掛かるからなあ

さらにボーカルのコルクも随分縮んで緩くなって
最近騙し騙し使っていましたが、
本番も終わったばかりだし、学生さんは今試験期間中なので、
今の内に、どちらのコルクも張り替えてもらう事にしました。
僕の楽器の主治医は、ルボアの萩森さんなので、
東京に送って、ついでに楽器の健康状態もチェックしてもらいます。

ファゴットのケースが楽に入る大きさの箱はなかなか無いので、
近くのスーパーからダンボールをもらってきて、二箱を合わせて一箱作りました。
「春キャベツ」って書いてあるけど気にしない

さあ、行ってらっしゃい。よく治してもらっておいでね

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スワブを新調

2017年02月08日 | ファゴット
アメリカ滞在時代から使っていたスワブが、
最近吸水力が落ちて、洗ってもあまり回復せず、
表面もテカってきたので、新しいのを買う事にしました。

ヤマハのファゴット用スワブが良いという話を聞いたので購入。
テナージョイントもブーツジョイントも、一つのスワブで両方拭ける、
便利な「ワンピース タイプ」ってやつです。
それぞれ別々のスワブだと、一々面倒なので。

ヤマハ独自開発の布地は、よく水を吸っていい感じ。

ただ、紐を導く先端のチェーンがちょっと長いみたいで、ブーツの中を拭く時に、
U字管でひと固まりになったチェーンが、そのまま細い管に入って、時々詰まります。
反対側に出ているスワブをちょっと引っ張れば、中で解けるけれど、
慣れれば詰まらせずに、1回で通せる様になるのかな?

上はヤマハスワブのチェーン。下は今まで使っていたAlbion社製の重り。
ただ、Albion社のスワブも新型はチェーンになっちゃってるみたいですが
これは今まで一度も詰まらず、ストレス無しに通せたんだけど
重りの長さが絶妙
ここはヤマハさんに研究改良して欲しいところ。

最近リード材料や楽器アクセサリー類が、
アメリカで使っていた物から、だんだんと日本製に入れ替わってきて、
ちょっと寂しい

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弦のニュアンス

2016年10月02日 | ファゴット
ヴァイオリンのKさんが「シューベルトの弦楽三重奏を音出ししてみたい
と、楽譜を持ち込んできました

先日の下関チェンバーでも、チェロの楽譜をいくつも演奏してみて、
その表現の幅を、自分の演奏にもっと取り込みたいと思っていたので、
ヴィオラのF君にも弾いてもらって、三人で演奏してみました。

ビブラートの振幅や、ボーイングのアップダウンとスピードを意識しながら、
息をコントロールすると、いつもとちょっと違う弦の世界が垣間見えて面白い。
シューベルトは曲も素晴らしいしね

良い勉強させてもらいました

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息漏れ注意報

2015年12月02日 | ファゴット
暖冬とはいえ、夏に楽器に溜まった湿気も、
徐々に楽器から抜けているようです
そのせいか「U字管から水漏れして、ブーツジョイントのキャップの中に水が溜まる」
という楽器に、最近何本も出会いました。

この銀色のキャップの中です。

中のU字管と楽器本体の間から息漏れして、一緒に水も漏れているようです。
U字管は大きなネジ2本で本体に固定されていますが、
このネジをドライバーで固く締めるだけでは、息漏れは止まりません
こういうのは力任せじゃダメなんだよね。

U字管と楽器本体との間には、コルクかゴムが接着してありますが、
この表面に、コルクグリスを塗ってから、ネジを締めましょう。
この面は犬の鼻みたいにいつもグリスで湿ってるくらいが良いです。
ちゃんとグリスを塗ってあればドライバーで固く締めなくても、
指でギュッと締めるだけで密着しますよ。

この面がカラカラで楽器に密着してないと息漏れして、
低いF辺りから最低音までの間が出しづらくなります。
毎日U字管を外して、きれいに拭き掃除している人ほど乾燥注意です

僕は年に2~3回の大掃除の時くらいしか、U字管は外しません。
楽器を片づける時に、Asキーを開けておけば、毎日外して拭かなくても、
スワブを通して拭くだけでちゃんと乾きますよ。
Asキーを開けるやり方湿度対策その2

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