一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

あと1週間!

2024年07月24日 | イベント
「下関ダブルリードワークショップ2024」参加締め切りまであと1週間

今回は各日の終わり1時間くらいはフリータイムということで、
何でもお悩み相談にしようと思います
リードだけじゃなく楽器や吹き方など、
日頃の謎や疑問を解決して、
もっと上手くなるヒントを見つけて下さいね
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締め切りは来週の水曜日、31日ですよ~
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二つめのインジケータ

2024年07月21日 | リード
「8月11日&12日の「下関ダブルリードワークショップ2024」の時に、
自分が普段使っているダイヤルインジケータとは別に、
もう一つダイヤルインジケータがあったら、みんながリードを削る時に便利なんだけど、
でもただでさえ高価なのに、よりによってこの記録的円安時にわざわざ買うか~?」

買ってしまいました

アメリカのミラーマーケティングからフェデックス到着

大量のバブルと共に箱詰めされてた内箱。

あれ?リーズンスタッフのシールが貼ってあるけど、
リーズンスタッフHPにはこの形は無かったような?

そして出てきたインジケータ

まあ良いリード作りには欠かせないアイテムなので、
壊れた時に直ぐ予備があった方が良いだろう・・・と前向きに捉える

これでワークショップの準備も一層進む

皆さんコンクール時期でそれどころじゃないんでしょうが、
「下関ダブルリードワークショップ2024」の締め切りも近づいてますよ
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コンクールが終わったら、みんなで楽しくリード作りましょうね
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あさって本番!

2024年07月19日 | レッスン
雨の中、午後からY高ファゴットパートのレッスンへ

コンクール直前なのでみんなテンション高め。
というか追い詰められてるというか
早速みんなのリードを調整・・・あれ?
そういえば6月はテスト三昧でレッスンが無かったんだっけ。
じゃあ今みんなが吹いてるリードを渡したのは5月のリサイタル前?

もう2ヶ月経ってリードもかなりくたびれてるし、
梅雨も来て湿気で重く鈍くなってるし、
こんなのじゃあ随分吹きにくかったろう。
聞けば合奏の時に音程が合わなくてかなり苦戦してたらしい
先ずはリードと楽器が健康な状態でさらわないとだいぶ遠回り。
口でいろいろ調整し過ぎて吹くと悪い癖もどんどん付くしね

みんなに新品リードを渡して吹いてもらったら、
「えこんなに違う?」みたいな笑顔
そして吹くと音色がちゃんと揃ってる。
くたびれたリードでずっと吹いて慣れると、
新品のバネのしなやかさや、
音以外にいろいろ聞こえる響きの豊かさも忘れてる

もう本番前だから今日はあまり吹き方をいじらなかったけど、
コンクールが終わったら修正だ
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今年もコンクールシーズン来たる

2024年07月16日 | レッスン
午後からHN高&K中ファゴットパートのレッスンへ

合奏コンクールが今度の週末で、
高校生の吹奏楽コンクールが来週末なので、
リード調整の後はコンクール対策
今やってる曲の上手く吹けないところ中心に吹き方チェック。

問題は息の使い方だったり、
キーの指の運びだったりいろいろだけど、
僕が無意識にやっているコツみたいなものを、
なるべく具体的に話すとだいぶ伝わるなあ。
僕もとても良い勉強になる

頑張ってね
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小倉で初レッスン

2024年07月15日 | レッスン
小倉のI中からレッスン依頼があったので、
朝から出掛けてきました
初心者講習会を除けば、
小倉の学校でレッスンするのは初めて

初めましてのファゴット2年生はS君。
音感がいいなと思ったらピアノを10年弾いてるそうで、
話した側からどんどん響きが変わってくる。
飲み込みが早いので、最初と最後では別人みたいな音に
これは上手くなりそうだ

これからが楽しみ
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「北九州音楽協会室内楽研究部会第1回演奏会」終了!

2024年07月13日 | コンサート
今日は北九州音楽協会室内楽研究部会の第1回演奏会でした

個人的には昨年12月デビュー以来のウェルとばた中ホール。
午後からすごい雨が降ってきたので、
リードがゲネプロよりだいぶ重かったけど、
でも負けずに笑、プーランク六重奏曲を演奏
会場の特性にも合わせないといけないしね。
天気が悪かったのにお客さんが予想以上に多くてびっくり
用意したプログラムは全部捌けたらしい。
下関に比べて制服姿の中高生さん達が多かった印象。

他のグループは弦や金管なので、
並べて聴くとそれぞれの特色がハッキリ出てて、
なかなか面白いコンサートでしたよ。
こちらはドヴォルザークのピアノ五重奏曲

プーランクを乗り越えた木管チームで1枚。
遠近法が間違ってる可能性が

今回は代役で急遽出演しましたが、
お役に立てたようで良かったです
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プーランク明日本番

2024年07月12日 | コンサート
いよいよ明日は北九州音楽協会室内楽研究部会の第1回演奏会。
今日も朝から小倉へ~と思ったら、
山口県内の電車が全部止まってる
妹に下関駅まで車で送ってもらって、
九州方面行き電車に乗り込む
九州行きは動いてるのに~

そしてプーランク六重奏曲の合わせ3回目。
だいぶいい感じになってきた
しかしこの曲は今まで何回もやったのに、
やればやるほどいろいろ気がつくなあ。
きちんとやってるつもりでも、
如何にフィーリングで吹いてる事か。
白熱のリハ

今日も湿度が高くてリードが重い。
明日も雨っぽいけど何とか頑張るしかないな

まだチケットあるようですよ
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プーランク2回目と新しい楽器

2024年07月10日 | コンサート
北九州音楽協会室内楽部会の第1回演奏会が近づいて来ました。
チケットまだありますよ~
これですこれ
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今日はプーランクの六重奏曲2回目の合わせ。
朝から小倉へ

さすが皆さん前回よりだいぶ慣れてきていい感じ

今回ピアノとクラリネットは1楽章と2、3楽章でメンバー交代

リハも熱が入りました

そして夕方からやって来たのはM高ファゴットYさん。
遂に新しい楽器を買ってもらえて良かった

良い子に育ててね
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ヴィヴァルディ初合わせと再びY大へ

2024年07月07日 | コンサート
印刷物がまだ出来てないので告知してなかったんですが、
10月6日(日)の防府弦楽合奏団の定演で、
ヴィヴァルディのファゴット協奏曲を演奏します
今日はその初回リハの日。
朝からアスピラートへ、わくわくしながら出掛けました

今日は指揮者さん不在なので吹き振り。
僕もまだ慣れないのでスコアを見ながら吹いてて、
途中でソロ譜に戻ったら前のページが開いててページがめくれず、
やむを得ず次の間奏までのひとくだりを暗譜で吹いたりとか

合わせてみたら分かる事がいろいろあって、とても勉強になりました。
また研究しなきゃ
弦楽合奏団の皆さんは「ここはこんな風に」ってお願いすると、
パッパッと変化してきて素晴らしい
いいアンサンブルだなあ。
本番が楽しみになってきた


そして午後は先週の吹奏楽に続いて、
Y大オケのファゴットパートからもレッスン依頼が来たのでその足でY大へ

始めましての3人は、
リードと楽器チェックの後に息の使い方を話して、
ブレスビルダーを吹いてもらったらパッと音が変わった。
その調子でどんどん奏法改善しよう
そして残る二人は顔馴染みのHさんとTさん。
2人とも前回よりいい具合に成長してるよなあ

これからみんな揃って良い響きを出せるようにしていこうね
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アギーラさんの「サンセットソング」

2024年07月06日 | 動画
リサイタル動画5つめはアギーラさんの「サンセットソング」。
この曲は5年前'19年のリサイタルで演奏しましたが、
昨年アギーラさんが来日した折にお会いして、
彼といろいろ話すうちに曲の印象が変わってきたので、
もう一度演奏してみようと思いました。アギーラさんと対面

今回リサイタルで再演する事を伝えたらコメントを送ってくれて、
「一緒に撮った写真も載せていいよ。」と言ってくれたので、
両方ともプログラムに載せました。
写真はこれ


コメント全文 “it’s been six months since my visit to Japan where I had a chance to meet one of my favorite bassoonist: Akihiko Kondo, in beautiful Fukuoka. I wish I could attend his performance of Sunset Song today. This piece was inspired by California’s sunsets and the sun setting on the Pacific Ocean on a warm summer evening. I’m a way, as you hear this piece tonight on Shimonoseki, you can imagine me still seating at the shore across the ocean waving at you. I hope you enjoy my music and this performance”.

訳「美しい福岡で私のお気に入りのファゴット奏者の一人である近藤聡彦氏に会う機会に恵まれた日本訪問から半年が経ちました。今日、彼の「Sunset Song」のパフォーマンスに参加できたらいいのにと思います。この作品は、カリフォルニアの夕日と、暖かい夏の夜の太平洋に沈む夕日からインスピレーションを得て作られました。今夜、下関でこの曲を聴くと、海の向こうの海岸に座って手を振っている私がまだ想像できると思います。私の音楽とこのパフォーマンスを楽しんでいただければ幸いです。」

衝撃のラストです
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久々にプーランク

2024年07月05日 | コンサート
来週の13日(土)に行われる、
北九州音楽協会室内楽部会コンサートのリハに行ってきました

皆さんは2回目のリハらしいけど、僕は急遽代役なので1回目

おととしの秋にコルトーホールで演奏して以来のプーランク。
まだいろいろ覚えてるもんだな

それにしても湿度高くて、
リードが重くて鳴らないったらない

フルートの田室さんとオーボエの桐谷さんを盗撮(笑)。
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北九州音楽協会室内楽研究部会 第1回演奏会《室内楽の夕べ》

2024年07月03日 | コンサート
7月13日(土)にウェルとばたで行われる、
北九州音楽協会室内楽部会の第1回演奏会に、
永江恵子先生の代役として、急遽出演することになりました。
プーランクの六重奏曲を演奏します
クリックすると大きくなります。
なんだか忙しくなってきた
自分のリードを用意しないと。
だけど雨降り過ぎ湿度高過ぎだよ
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グロヴレーズの「シシリエンヌとアレグロ・ジョコーソ」

2024年07月01日 | 動画
リサイタル動画四つ目は、
グロヴレーズの「シシリエンヌとアレグロ・ジョコーソ」。

グロヴレーズは指揮者として活躍した人。
作曲家としても多くの作品を残しているけど、
そちらは現在ほぼ忘れられた状態。
ファゴット業界ではこの曲はまあまあ演奏される方なので、
僕も彼の曲はこれだけ知ってます

でもリサイタル当日に松川さんと話してて気づいたんだけど、
彼の没年は1944年なので今年没後80年なんですよね。
という訳で、この演奏はグロヴレーズ没後80年メモリアルという事で
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久しぶりにY大へ

2024年06月29日 | レッスン
Y大吹奏楽部のファゴットパートから、
レッスンの依頼があったので出掛けて来ました

ここは先輩達の世代から、
もう何人も僕のリードを使ってくれていたんだけど、
レッスンをするのは初めて
聞けば二人とも中高と管楽器経験無しで、
大学生からファゴットを始めたけど、
誰にも教わった事が無かったらしい。
今まで苦労したろうけどもう大丈夫
こういう人達の手助けが出来るのはうれしい。

早速リードと楽器を調整!修理!掃除!して、ようやく吹き方の話へ。
二人とも飲み込みが早いから変化が早くてとても良い。
最後には二人の響きがピッタリ合った。
いつもそういう風に吹ければ、
合奏の中でもちゃんと存在感があるファゴットパートになるよね
二人とも上手くなりそうだな。

これからいろいろ積み上げていきましょう
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ダヴィッドの「小協奏曲」

2024年06月27日 | 動画
リサイタル動画3つ目は、
ダヴィッドの「小協奏曲」変ロ長調作品12。

ダヴィッドはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスター。
メンデルスゾーンがヴァイオリン協奏曲を作曲した時に、
多くの助言を与え、その初演をした人です

ロマン派作曲家によるファゴットの為の作品は数が少ないので、
我々ファゴット吹きには貴重なレパートリー
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