シロクマックスのアラフォー、ぼちぼちアメリカ生活

アメリカ生活のあれこれをつれずれに書いてます。
移住して8年、ぼちぼちやってます。

オーストラリアの灯り

2012-01-05 | 日記

明日2012年1月6日にオーストラリアを去る。もう一生、この国で働くことはないだろ

う。もしもう一度この国を訪れる時は観光か、もしくは馬の買い付けということになる。

2005年に初めてこの国を訪れて、初めて馬に跨って、馬の世話をした。

セールのお手伝いをして、おこずかいをもらって、厩舎に就職して担当馬をあてがわれ

た。2007年までを第一期オージーライフと呼ぶなら、今回は第二期だ。

2011年に再びこの地を訪れるまでには、色々な土地へゆき、いろいろ勉強した。

テキサスへ行った。門別に行った。フロリダへ行った。スコーンに行った。

ケンタッキーに行った。日本の民間の育成場へも行った。キーンランド社、ファシグティプ

トン社、マジックミリオン社、イングリス社、そしてオカラブリーダーズ。これらのセリ会社

が主催するセールで働いた。

一つ一つを思い起こすとついこの前の事のように感じる。でも最初の就職先、ゴールドコ

ーストのアラン・ベイリー厩舎を辞めてからもう5年が経つのだ。

明日の飛行機で再びアメリカへと赴く。なんだかあまり気分が乗らないのは、

それだけオーストラリアでの生活が楽しかったせいだと思う。

とりわけ後半6ヶ月のゲイ・ウォーターハウス厩舎は素晴らしくて、本当にこの厩舎の

現役馬に跨がれたことを嬉しく思い、また誇りに思います。何頭ものG1馬に乗る機会を

もらいましたし、重賞勝ち馬に調教を付けさせてもらいました。また、未来の重賞勝利を

予感させる素質馬の手入れをさせてもらいました。(No Looking Back!!)

酔っ払って歴史的名牝モアジョイアスと相撲をとるという経験もさせてもらいました。


今回第二期オージーライフ約1年を通して、最も印象的だったのは光線です。

太陽の光。日差し。2011年のシーモアの夏から始まって、冬をシーモアとシドニーで

過ごし再び今度はシドニーで夏を迎えたわけですが、オーストラリアはアメリカより、

(レキシントンより)ずっと明かるい感じがします。それは単純に太陽の日差しが強いと

か、紫外線が強いとか、そういうことじゃなくて、道ゆく往来の人たちの表情が明るいん

です。まずレキシントンの郊外では外を歩く人間は誰もいません。ショッピンングモール

などですれ違う人たちの表情もどこか薄暗いよな・・・AUSと比べるとより顕著にわかる

んです。やっぱり景気の善し悪しが影響してるのかなと思います。

僕がとった写真で、得にお気に入りのものを再アップします。

散歩に出かけるのが楽しみで仕方なかった日々の記録です。

 

 

それじゃあ次は第三次アメリカ篇でお会いしましょう。

果たして再入国することができるのか?不安ですけど。

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ケンジ)
2012-01-07 04:24:16
もうあれから5年ですか。早いですねぇ。
その間、お互い色んな所、色んな馬の世話
をしましたねぇ。これって凄い財産だな、
と最近思います。お互いこれからも頑張りましょう。
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Unknown (シロクマックス)
2012-01-08 04:32:28
たった今レキシントンに無事到着。
北半球の匂いと冬の匂いがする・・・

ちょっとキーンランドによってカタログを
もらってきたけど、やっぱり懐かしいね。
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