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年賀状は書くもの?打つもの?

2012年12月12日 | メモ・覚え書き

年賀状といえば年賀はがきだが
「お年玉つき年賀はがき」が登場したのは1949年
当時、話題を呼んで大ヒットしたとか

それから年賀はがきの消費は年々増加して行き、
ピークは2003年の44億5900枚
転じて、それから1億枚のペースで減り続けているそう
今年は約37億枚を販売する予定だという

背景には携帯、PCメールで済ますケースや
企業的には「虚礼廃止」のムードなどがある
いわゆる不景気も相まった時代の流れなのかなと

すっかり斜陽になりつつある年賀状
右肩上がりでイケイケだったころは
いろんなサービスやグッズがあったものだ

'70年代に絵や文字を印刷する
「年賀状印刷サービス」がはじまり、
'80年代は文具として年賀スタンプが登場
筆ペンの進化も、年賀状なしには語れないだろう

そして忘れちゃいけないのが「プリントゴッコ」


'87年~'94年をピークに広く一般家庭に普及した
押入れの奥をまさぐったら出てくるんじゃないか
ってくらいヒットした商品だ


その後、PCが普及して
インクジェットプリンターの高画質化、低価格化で
PCで作成して印刷する家庭が増えた
プリントゴッコは静かにその役目を終え、
'08年に販売を終了
事業も年内で終了予定だそうだ

ところで年賀状という風習は
世界的に見るとどうなのだろう

欧米には年賀状と似た習慣として
クリスマスカードやグリーティングカードがある
クリスマス前にカードを交わし、
一緒に新年を祝う言葉を添えるというもの
グリーティングカードは日本でも普及しつつあるようだ

中国、韓国、台湾にも似た風習がある
干支の有無でわかるとおり
アジア圏特有の風習なんだろう
ただし、兎が猫だったり、猪が豚だったり
若干の違いはあるけど

日本の年始のあいさつを文書で行う風習は
平安時代からあったらしい
書くという物理的な文化は多少衰退したとはいえ、
なくなること決してないだろう
(いや、今までが異常だったのかな)
歴史はくり返す
次にどんな形でブームが来るのか
ほんの少し楽しみではある。



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