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「和紙」 が無形文化遺産へ

2014年10月31日 | メモ・覚え書き

11月24日からパリのユネスコ本部で行われる
政府間委員会で
「和紙」が正式に無形文化遺産に登録されるそう



文化庁は
「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」で推薦し、
イコモス(補助機関)が登録を勧告したもので
去年の「和食」に続き、23件目となる



具体的には



島根県浜田市の「石州半紙(せきしゅうはんし)」



岐阜県美濃市の「本美濃紙(ほんみのし)」



埼玉県小川町、東秩父村の「細川紙(ほそかわし)」
の3件を統合申請していた


昔、外人がいう
「日本の家は紙でできているらしい」
なんて言葉が思い出されるほど
和紙は日本人にとって切っても切れないものだった

しかし欧米化が浸透した近年では
和紙を身近に感じることが少なくなってしまった

実際、和室がない我が家では
障子も床の間の掛け軸もなかったりする
習字教室に通った世代だけど
当然、今では筆を使う機会なんてほぼない

若いころは
そういうものが野暮ったくもあった
でも歳をとると
そういうアイデンティティを感じるものが
愛おしくなってくる

合理性を考えれば
淘汰される(消えていく)べきものを
大事に保持している日本人て
律義でまじめだよなぁと思う
と、同時にそれは
大いに誇れる性分なんだよなぁとも思う。



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