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江戸前の外来種?

2014年05月26日 | メモ・覚え書き

最近、千葉の内房で
安価で旨いと人気になってるハマグリがある



その正体は「ホンビノスガイ」

近年(1998~)勢力を伸ばしてきた種だとか
原産地は北米で、船が出航する際
船底に敷くバラスト水に混じってやってきたという説がある

当時の漁師は、たまにかかるホンビノスガイを
捨てていたらしいけど
本来、江戸前であるはずのハマグリは
青潮の影響等により激減
現在のこの状況は「非常に助かっている」とのこと

というのも
アサリやハマグリとの住み分けができていて
生態系に悪影響を及ぼさないことと
悪環境に強いということ

北米ではクラムチャウダーに使用されたりして
普通においしいこと(えぐみがなく、噛み応えがある)
値段はハマグリの3分の1

と、良いこと尽くめなのだ

ハマグリが激減して、その流通のほとんどが
実は中国、韓国産の「シナハマグリ」だったりする現状

ブランドとしてのハマグリが崩壊しているなら
ホンビノスガイが江戸前として
活躍するのも悪くないと思う
「江戸前の外来種」第1号として
根付いてほしいかなと

「白ハマグリ」って和名もあるみたいだけど
ここは今後のためにも、変化球なしで
しっかり正式名で定着させるべきだろう。



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