先日、本屋さんに行った旦那が
「目当ての本は見つからなかったけど、面白そうだったから」
と、その場で見つけて買ってきた本が
『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』
帯に「10歳から読める」(ふりがなつき)
とありますが、大人が読んでも面白く(もしかしたら知っている話も多いかも)
こういうのも授業で取り上げても面白いのでは
と思いました。
ちょっと私にはノリが軽すぎるのですが
インパクトがあって、絵も多いし、読みやすい。
実はものすごい失敗?だったりするのですが、
面白おかしく紹介されています。
裏表紙、帯のコピーが良い↓
これもっと早く知りたかった〜と思った本。
『武器としての「資本論」』
『資本論』っていろんなところで聞くので
きっと重要なものだろうと思いつつ、
自分には読むのは無理だろうと思っていたのですが
以前新聞か何かでこの本の書評が載っていて、
気になったので読んでみました。
そしたら、
ものすごくわかりやすい!
ところどころ引用される『資本論』の抜粋は
やはり難しすぎるけど、
全部解説してくれて、初心者にとても優しい ^ ^
イギリスの産業革命後の影響、
日本独特の封建制度と資本主義、
どういった経緯があって今、日本は格差社会になったのか、
全く無知な私にもよくわかる一冊でした。
一番心に残ったところが
本文より抜粋↓
「私はスキルがないから、価値が低いです」と自分で言ってしまったら、もうおしまいです。それはネオリベラリズムの価値観に侵され、魂までもが資本に包摂された状態です。
自分の価値観を、もう一度見直してみようと思った一文。
あと、第14講「なぜイギリス料理がまずくなったのか」で
西洋経済史の専門家、小野塚知二さんという方の
エッセイを紹介しているのですが
原因は産業革命にある、という考察が面白かったです。
極端な気がしたけど、抜粋ということなので全文読んでみたい。
学生の頃住んでいたアパートの大家さんが
イギリスにいる息子さんに
「向こうの料理はあまり美味しくないらしい」と言って
日本の食品をよく送っていたのを思いだしました。
ただ、どこかのレビューで、
かなり著者さんの個人的な意見が入っていると書かれていましたが
私にはその辺がわかりません。
とりあえず、もう一冊読んでみようと
タイトルで決めたのが
『ゼロからの『資本論』』
表紙に「いちばん分かりやすいマルクス入門」と
書いてあので私でもいけるかな、と 笑
まだ読みかけです。
面白いといいな。
なんか、
こういう資本主義社会についてもですが、
大学生になってサークルだと思って入ったら新興宗教だった話や、
最近多いホストクラブ関連とか、
社会人になって投資や詐欺で酷い目に遭った話を聞くと
資本と労働、信仰のこと、お金のこと、生活のこと、メンタルのこと
社会に出る時に知っておくべきことは
勉強以外にいろいろあって
学生のうちにそういう時間をとってほしいと
個人的には思ってしまう。
母が高校生の時(約60年前)
卒業前に化粧(メイク)や
フランス料理などのテーブルマナーの
授業?があったそうです。
女子校だったからでしょうか、
当時の高校がそういうものだったのか分かりませんが
勉強以外で、身につけておくと役立つ知識を
そうやって卒業前の少しの時間でも学んでおいてもいい気がします。
実際私は何も知らないままでした。
周りにいる人がしっかりしていたので、いろいろ助けてもらって
運が良かったな〜、と思います。
撮影を始めるとテーブルに乗ってくるふわりちゃん。
ぐるぐるずっと回っています。
そういえば、
昨日ふわりのあくびの瞬間を逃し、
あくび後の顔が偶然撮れまして。
かわいい 笑