テニスと読書とデッサンと!

貴重なひととき。




電車に乗ると降りるまでずっと

窓の外の流れる景色を眺めています。

子どもの時からそうでした。

バスに乗っているときも

飛行機に乗っているときも同じです。

何時間でも眺めていられます。


昨日打ち合わせで東京まで出たのですが、

車内はみなさん同じように黙々と

下を向いてスマホの操作をしていました。

ゲームをやったり音楽を聴いて楽しんだり、

LINEやインスタで近況報告しあったり、

時間の使い方が上手いのでしょうね。

私も時流に乗ってポケットから

スマホを取り出してみたのですが

私がやることといったら

車窓から写真を撮ることくらい(笑)。

話し声のしない車内に

スマホのシャッター音が響き渡ると、

そばの人たちが一瞬こちらを見ます。

でもまたすぐに元通り。

以前、私はFacebookやインスタなどの

SNSに書き込みをしたこともありましたが

今は思いついたことをメモがわりに

スマホに打ち込んだりするくらいで

そのほか電車に乗るときは

スマホから距離を置いています。

本を読むようになってからは

出かけるときはカバンに文庫本を

入れることが癖になりました。

それでもやっぱり電車に乗ると

車窓から流れる景色を

飽きもせずに眺めてしまう。

なんのために文庫本を持ってきたのか

わからないですよね。

ただ何となく思うのは

自分と話し合う時間を自分自身が

欲しているのかも知れない。

流れる景色を眺めていると

なぜかそうしたことが上手くできる。

だから私は乗り物が大好きです。

ときどき自分が話している相手が

いつのまにか自分自身ではなく

自分が会いたい人になっていたりします。

そのなかのひとりは父。

生前ほとんど口も聞かなかった人。

なんだかとても不思議です。

そういう感覚にとらわれたときは

決まってすごく眠くなる。

でも電車の中で寝てしまうことはない。

寝てしまうと何かを逃してしまいそう。

流れる景色の中に父がいるのかも知れない。

母は身近に感じる。父は遠くに。

だから遠い父に会いたくなるのでしょうか。

電車は不思議な乗り物。


写真は京浜急行から見えた鶴見川。

どうっていう写真ではありません。



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