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ティータイムコンサート

<9月28日の日記>
先日、大阪クラシックで初めて訪れたザ・フェニックスホール。
客席数300余の小ホールではありますが、なかなかいい感じ。
今日は、そのザ・フェニックスホールでティータイムコンサートなるものを聴いてきました(^o^)




その名の通り、ティータイムの時間に催されるコンサートで、休憩時間にティータイムがあり、ドリンクとお菓子(モロゾフ)が供されます。

今回は阪田智樹君(25歳)のピアノリサイタル。
14時開演なので普通のサラリーマンじゃ聴きに行けない時間帯ですよね(^^ゞ

阪田君はリスト国際ピアノコンクールで優勝。コンクール史上、アジア人男性ピアニストとしては初優勝の快挙。併せて6つの特別賞も受賞。
リスト弾きとして有名なレスリー・ハワードに「まるで天使が弾いているかのようだ!」と言わしめたとか。審査員満場一致での優勝だったらしい。
その後も。辻井伸行が優勝したヴァン・クライバーンコンクールでも辻井君の次の回で最年少入賞を果たしています。


今日の演奏曲目は・・・
・ベートーヴェン:ピアノソナタ 第31番 変イ長調 作品110
・リスト:パガニーニの主題による超絶技巧練習曲 S.140 R.3a (1838年版) ~第3曲「ラ・カンパネッラ」と第5曲「狩り」
・リスト(ブゾーニ編):メフィストワルツ 第1番 「村の居酒屋での踊り」 S.110 R.427
・リスト:ピアノソナタ ロ短調 S.178 R.21
・スクリャービン:3つの小品 作品45~第1曲 「アルバムの綴り」
・スクリャービン:4つの小品 作品51~第1曲 「儚さ」
・スクリャービン:2つの小品 作品59~第1曲 「詩曲」   
・スクリャービン:ピアノソナタ 第5番 作品53 

アンコールは、ドビュッシーのベルガマスク組曲~月の光

後半のスクリャービンはとてもクレイジーなので僕は苦手ですが、さすがにリストの演奏は良かったです。大迫力の演奏でした。
特に、「パガニーニの主題による超絶技巧練習曲」~「ラ・カンパネッラ」と「狩り」、これは普段我々がよく耳にする「パガニーニの主題による大練習曲」の改定前のバージョン。
あまりにも難し過ぎて演奏困難とされた元のバージョンを演奏。
CDに録音したものを出しているピアニストは何人かいますが、実際にピアノリサイタルで聴くのは僕も初めてでした。
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