<4月27日の日記> 重松清の「半パン・デイズ」を読了。 東京から父親の故郷である瀬戸内の小さな町に引っ越してきた、少年ヒロシの小学1~6年までの成長を描いた作品。 井上靖や宮本輝の自伝的小説に通じるものを感じました。 作者と比較的年齢も近いせいか共感できる部分が多いです。 涙がこみあげてくるような感動ではありませんが、ノスタルジーを感じさせる切ない描写が数多く登場します。 また方言がいい!