久し振りにザ・シンフォニーホールへ、横山幸雄のピアノリサイタルに行ってきました。
曲目は、オール・ショパンプログラムで3部構成、全125曲を12時間以上かけて演奏すると言うとんでもない演奏会です(>_<)
僕は仕事の関係もあり、朝一の9時から12時半までの第1部のみ聴いてきました。
途中20分と15分の休憩はありますが、3時間半もの演奏を聴かせてもらって、全席3千円は超お得です(^o^)
仕事でなければ、全曲聴きたいところ。演奏するのも勿論大変なことですが、でも、聴く方もそれなりに体力使いそうですね(^^ゞ
横山幸雄は第12回ショパンコンクールで第3位入賞。ソナタ賞を受賞しています。
歴代の日本人としては最年少の入賞。日本人男性としては3位入賞は、ショパンコンクールでの最高位。あの中村紘子でさえ第4位ですから・・・。
因みに、横山幸雄は、ヴァン・クライバーンコンクールで優勝した辻井伸行の先生です。
残念ながら、辻井君はショパンコンクールでは入賞できなかったようですが(>_<)
横山幸雄は、2011年に未発表曲を含め、確認されているショパンの全ての独奏曲212曲を約18時間かけて暗譜で弾き通し、自身が持つ「24時間でもっとも多い曲数を1人で弾いたアーティスト」のギネス記録を更新しております。
とんでもない体力と精神力ですね!(>_<)
今回、僕が聴いてきた第1部のプログラムは・・・
・作品10の練習曲
・ピアノ協奏曲第1番(ピアノ独奏版)
・ピアノ協奏曲第2番(ピアノ独奏版)
・アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
・作品25の練習曲
・24の前奏曲 です。
特に、ピアノ協奏曲のピアノ独奏版って言うのは他の演奏家が出しているCDでは聴いたことがありましたが、生の演奏は初めて。
誰の編曲だろう?って思ってましたが、解説によると、ショパン自身によるピアノ・ソロ・ヴァージョンのようです。
ピアノ協奏曲としてはより完成度の高い第1番の方が僕は好きなのですが、今回の横山さんの演奏は第2番の方が良かったように思います。
本来、オーケストラがやるパートまでピアノがカバーするわけですから、どうしても演奏するには無理があり、第1番の第3楽章など変な間があって違和感がありました。その点、2番の方は自然な仕上がりだったように思います(^o^)
そうそう。シンフォニーホールで、休憩時間中、偶然お客さんに逢いました。
音大のピアノ科を出ていらっしゃる方です(^o^)
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