本日は店の営業を休んで、前日の定休日とあわせて2連休にし旅行してきました。
前日は岡山の湯原温泉に宿泊。ダムの麓にある有名な「砂湯」にもつかってきました。
西日本の露天風呂番付の横綱とされるだけあって、とってもいい湯でした(^o^)
今朝は8時過ぎに出発、鳥取へ。
今回の旅行のメインイベントである三徳山三佛寺奥院(通称:投入堂)へ行ってきました。
まずここで、投入堂の説明を・・・。
今から1300年以上も昔、役行者がその法力で岩窟に投げ入れて造ったと言われるお堂で、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられています。
日本で一番危険な国宝と言われる所以で、近づくことすら困難を極めます。
正直言って、僕はなめてました。
テレビ等で見て、何を大袈裟な・・・と思っていたのですが、物見遊山の観光気分で訪れるようなところではありません。辿り着くまでは正に“修行”と呼んでいいのではないでしょうか?
拝観志納金として、本堂までは大人一人400円ですが、そこから先、投入堂へ行くには更に200円支払います。
まず本堂裏手の登山事務所で入山手続きをします。
投入堂への入山は観光ではありません。飽くまでも修行です。
ここで「六根清浄」と書かれた輪袈裟を身に着け、山道を登ることになります。
服装や靴もチェックされます。
不適当な服装は入山を拒否されます。
靴も深い溝のついた滑りにくいゴム底の靴でなければならず、不適当とされた場合は、その場で藁草履を購入し履き替えねばなりません。
断崖絶壁、大岩を木の根や鎖に必死にしがみついて登って行くのですが、一歩間違えば滑落して死にます。冗談じゃなく、毎年滑落して大怪我をする人もいれば死亡者もいる、そんな危険な場所なのです(>_<)
だから、単独での入山はできず、必ず2人以上で登らねばなりません。
高所恐怖症の人は絶対に行ってはいけません(>_<)
高所恐怖症の僕は命綱なしにロッククライミングしてる気分でした(>_<)
途中、人が滑落した場所に「滑落地点」なんて看板あるし、途中何度も引き返したい衝動に駆られましたが、行くも地獄、帰るも地獄って感じでしたよ(>_<)
よく生きて帰ってこれたな~と思います(>_<)
もう絶~っ対二度と行くもんかっ!(>_<)
でも、投入堂へ辿り着いたときの達成感と言ったら・・・。
人生観、変わりますよ!(^o^)
でも、ホント誰があんな場所にお堂を築いたのか、現代の科学でも説明ができないようで、正に法力で投げ入れたとしか考えられません(>_<)
僕はゆっくり時間をかけて休憩を取りながら往復しましたが、それで約2時間。
普通1時間半くらいでみんな往復するみたいです。
これから行ってみようと思っていらっしゃる方へ
ペットボトルは少し多めに用意した方がいいです。
軍手も必需品です。
肩掛け鞄は木の枝に引っかかったりしてちょっと危険かも? リュックがいいです。
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