美文字への道!!

2017年、ユーキャンの「実用ボールペン字講座」から始まった超ゆるゆるな美文字生活をを綴ってみたいと思います^^

第五首・・猿丸大夫

2019-05-31 21:19:41 | 百人一首で万年筆練習!
五首めです。

奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき  猿丸大夫

歌意

奥深い山の中で、散り敷いた紅葉を踏み分けて鳴いている
鹿の声を聞く時ほど、秋がもの悲しいと感じることはない

これは・・・奥深い歌です!
解説を読んでわかったのですが(><)

ただ、人里離れた山奥で、地面に積もった真っ赤な紅葉の鮮やかさと
響く鹿の声の対比で、晩秋の寂しさを表現している・・・
それだけじゃなかったんです!!

まず、これは「恋の歌」の要素も含んでいた!!

秋には雄鹿が雌鹿を求めて鳴くとされていて
「そこに遠く離れた妻や恋人を恋慕する心情を重ねることが多かった」・・と。

ほほう・・・そんな意味を含んでいるんですね!!

解説によると
この歌では、秋は喜ぶべき収穫の季節ではなく
生命が衰え滅びに向かう時節ととらえており
それに自らの人生を重ねて、人間の存在の儚さを意識している・・・
つまり、農耕生活とは無縁の、都会的な視点なんですね。
そっか、猿丸さんったら都会人(≧▽≦)b

しかし十七文字に深い意味を盛り込んでありますねぇ・・・
それを読み解いて感じることのできる感性もすごいと思います。
私には全く備わっていない情緒です・・

でも、確かに秋はもの悲しい気分になりますね。
これから冬に向かうんだ・・って思うとね。
・・ん?私も都会人???
でも秋から冬は食べ物がおいしくなりますよね!!
それは感じられます(*>ω<*)ゞ ただの食いしん坊ですが!

さて、文字ですが。

今回書きにくかったのは「奥」と「声」ですね!!
「奥」は囲いの部分と中の「米」の大きさのバランスが難しいです。
自分のイメージ的には、囲いを大きめに書いた方がよさそうな。
あと「声」がですねえ・・なんかこれってこんな字だったっけ・・・
というぐらい、書いてて全然しっくりこなかったです(TT)
これも上の「士」と下の部分との大きさがね・・
文字ってやっぱりパーツの位置と大きさなんですねぇ・・
(あまりにアタリマエのこと書いてますね)
あー本当に「声」!なんだこの字(><)



ということで、やっぱりイマイチでした・・・
「奥」は思ったよりいいかも!と思いましたが
やっぱり「声」が・・変ですね・・
うーんこうして見るとどの字も歪んでますね・・・
あ、でも「秋」はちょっといい感じかも!!

ちょっとこれは練習不足だったかな・・・
早く次を書きたくなってしまって・・・アカンアカン(><)

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