美文字への道!!

2017年、ユーキャンの「実用ボールペン字講座」から始まった超ゆるゆるな美文字生活をを綴ってみたいと思います^^

第十一首・・参議篁

2019-08-09 00:27:41 | 百人一首で万年筆練習!
十一首めです。

わたの原 八十島かけて 漕ぎい出ぬと 人にはつげよ あまの釣舟 参議篁

歌意

大海原を、あまたの島々を目指して
私は今まさに漕ぎ出したと
都にいる人に伝えておくれ。漁師の釣舟よ。

おお、今船出したという希望に満ちた歌か!!
と思った私はやはり読みが浅いですね・・・

これは、参議篁・・・小野篁さんのことなんですね!!
当時の第一級の学者さんだった彼が
遣唐使の任命後に上司ともめて(><)
隠岐の島へ流されてしまうことになって
その出発の時に詠んだ歌だったんですね ΣΣ(゚д゚lll)

大海原に浮かぶ島々、その中にぽつんと浮かぶ釣舟が
流離の悲しみと不安と孤独な心を浮き出させているのだと・・
そう言われれば寂しげな感じがします・・(いい加減な・・)

自分はこうやって流されて行ってしまうのだとうことを
みんなに伝えてね・・・ということなんですよね。
行きたくないのに。意に反していくんだよ・・という気持ちが
含まれているように思えますね。

でも2年後には許されて戻って来られたそうです。
意外と早かったですね・・・よかった^^

「人にはつげよ」というところがなんか好きです。
どうか伝えておくれ・・・というちょっと詩的なイメージで。
「人」というのは都に残る人々、という意味ですが
広く、自分の知人や家族など、自分を知る全ての人に・・
という読み方もあるようです。

それにしても参議篁って馴染みないですわぁ・・・
小野篁でいいのに。
(勝手なことを・・)



そして今回も練習不足・・・
インクは色彩雫の「孔雀」
あーもうこの色好きすぎです!!

イマイチなところもいっぱいありますが
このインクの色だけで満足できてしまいます・・・


どこかいい所を探そうとしたけれど
うわ~・・ないわ・・
「人」がちょっとマシ?というぐらいです。

うーん・・もっと練習しなくちゃ!


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