究極の贅沢、そして歓喜と至福! 世界最高峰ドラマー、ハーヴィー・メイソンのピアノトリオによるドリーム・プロジェクト第2弾。最強ピアニスト達との一曲入魂の本気セッション!
久しぶりの JAZZレビューです(笑)。ここ最近私が通勤中に聴いているアルバムが、世界最高峰のドラマーといわれている "ハーヴィー・メイソン" のこのアルバムです。これは、ドラマーがリーダーをとったピアノ・トリオ作品なのですが、普通のトリオとはチョット違うとんでもないアルバムなのです。
なにかっていうと、一曲づつ違うピアニストが演っているんですよ。これは凄いです。ピアノトリオのアルバムって一枚通してフロントのピアニストの色が出るものなのですが、このアルバムは、一曲一曲が、全く違うんですよね。全てが新鮮、全てがスリリングなんです。一曲目から、ラストまで凄いテンションで迫ってきます。
参加しているピアニストは、小曽根真、ジャッキー・テラソン、デイヴ・グルーシン、エリック・リード、チック・コリア、デイヴ・カーペンター、ゴンザロ・ルバルカバ、ジョーイ・カルデラッツォと超一流のピアニストばかり。この顔ぶれが、それぞれ独自のスタイルでハーヴィーとのインタープレイを演じているのです。第一音から最後の音までスリリング。JAZZファン、特にピアノトリオファンにはたまらない、夢のようなアルバムなのです。
その中でも、アルバムのトップを飾る小曽根真を迎えての "All Of You" が素晴らしく、これぞJAZZっていう感じです。小曽根真のフレーズに、メイソンはぴったりとタイムをキープしながら、次々に即興的にリズムを刻みます。それはでしゃばらず、あくまでリズムマンとしての役割をそれぞれの演奏で的確に果たしているのです。 "Sweet And Lovey" でのゴンザロ・ルバルカバ、スタンリー・クラークとのしのぎを削る演奏から "Prelude To A Kiss" のような優しいバラッドまでメイソンのドラムはそれぞれのスタイルに合わせて 歌い続けます。
このスタイルが "世界最高峰のドラム" といわれる所以なのでしょう。これは実際に聴いてみなければわからないのですが、本当に素晴らしいですよ。
"世界最高峰のドラマー"、ハーヴィー・メイソン。今後の彼の活躍に期待しています。また、日本に来ることがあれば、是非リアルタイムでLIVEを体験したいですね。
最後にここで、ハーヴィー・メイソンのプロフィールを・・・。
ハービー・メイソンは、1947年2月22日、ニュージャージー州アトランティック・シティ生まれ。ミュージシャンの父親を持つ家庭で、4歳からドラムをプレイしながら育つ。ローティーンからプロの世界を目指し、高校を出るとバークリー音楽大学とニュー・イングランド音楽院で学習。その間、ヤン・ハマーやジョージ・ムラーツらと共演した。'73年にハービー・ハンコックのグループに加入、ブラック・ファンクの先鞭を付けたアルバム『ヘッド・ハンターズ』を録音。この爆発的なヒットによって注目を浴びた。'75年、当時のスタジオ仲間だったデイブ・グルーシン、チャック・レイニー、リー・リトナーらと初リーダー作『マーチング・イン・ザ・ストリート』を録音。同時に、リー・リトナーの”ジェントル・ソウツ”など様々なセッションでプレイし、L.A.フュージョンのトップ・ドラマーとなった。渡辺貞夫のヒット・アルバム『カリフォルニア・シャワー』をサポートしたのも、メイソン、グルーシン、リトナーを中心にしたロスのスタジオ・チーム。'70年代はさらに、『ファンク・イン・ア・メイソン・ジャー』や『グルービン・ユー』などのリーダー作で作曲にも打ち込み、ドラマーのみにとどまらないトータルな音楽家の道を拓いた。'80年代には、ボブ・ジエイムス、デイブ・グルーシン、アール・クルー等、ジャズ・フュージョン系の多数のセッションに参加。'90年代に入ると、ボブ・ジェイムスやネザン・イーストとの“フォープレイ”に加わり、アダルトなフュージョンの新境地を展開。'95年にリリースしたリーダー作『ラタマキュー』がグラミーにノミネイトされるなど豊かな成果を刻んできた。前作『ウィズ・オール・マイ・ハート』でハービー・ハンコックとの1曲がグラミー賞の「Best Jazz Instrumental Solo」部門賞に輝いた。
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【CHANGING PARTNERS / Harvey Mason Trios 2】
(1)All Of Me
(2)Change Partners
(3)That Night
(4)Mean Old Man
(5)You Don’t Know What Love Is
(6)There Will Never Be Another You
(7)Waltz For Dave
(8)Sweet And Lovely
(9)Prelude To A Kiss
(10)Bebop Betty
演奏:ドラムス・ハーヴィー・メイソン
ピアノ・(1)(6)小曽根真,(2)(5)ジャッキー・テラソン,(3)デイヴ・グルーシン,(4)エリック・リード,
(7)チック・コリア,(8)ゴンサロ・ルバルカバ,(9)(10)ジョーイ・カルデラッツォ
ベース・(1)(2)(5)(6)ジェームス・ジナス,(3)デレク・オールス,(4)バスター・ウィリアムス,
(7)デイヴ・カーペンター,(8)スタンリー・クラーク,(9)(10)オーランド・レフレミング
久しぶりの JAZZレビューです(笑)。ここ最近私が通勤中に聴いているアルバムが、世界最高峰のドラマーといわれている "ハーヴィー・メイソン" のこのアルバムです。これは、ドラマーがリーダーをとったピアノ・トリオ作品なのですが、普通のトリオとはチョット違うとんでもないアルバムなのです。
なにかっていうと、一曲づつ違うピアニストが演っているんですよ。これは凄いです。ピアノトリオのアルバムって一枚通してフロントのピアニストの色が出るものなのですが、このアルバムは、一曲一曲が、全く違うんですよね。全てが新鮮、全てがスリリングなんです。一曲目から、ラストまで凄いテンションで迫ってきます。
参加しているピアニストは、小曽根真、ジャッキー・テラソン、デイヴ・グルーシン、エリック・リード、チック・コリア、デイヴ・カーペンター、ゴンザロ・ルバルカバ、ジョーイ・カルデラッツォと超一流のピアニストばかり。この顔ぶれが、それぞれ独自のスタイルでハーヴィーとのインタープレイを演じているのです。第一音から最後の音までスリリング。JAZZファン、特にピアノトリオファンにはたまらない、夢のようなアルバムなのです。
その中でも、アルバムのトップを飾る小曽根真を迎えての "All Of You" が素晴らしく、これぞJAZZっていう感じです。小曽根真のフレーズに、メイソンはぴったりとタイムをキープしながら、次々に即興的にリズムを刻みます。それはでしゃばらず、あくまでリズムマンとしての役割をそれぞれの演奏で的確に果たしているのです。 "Sweet And Lovey" でのゴンザロ・ルバルカバ、スタンリー・クラークとのしのぎを削る演奏から "Prelude To A Kiss" のような優しいバラッドまでメイソンのドラムはそれぞれのスタイルに合わせて 歌い続けます。
このスタイルが "世界最高峰のドラム" といわれる所以なのでしょう。これは実際に聴いてみなければわからないのですが、本当に素晴らしいですよ。
"世界最高峰のドラマー"、ハーヴィー・メイソン。今後の彼の活躍に期待しています。また、日本に来ることがあれば、是非リアルタイムでLIVEを体験したいですね。
最後にここで、ハーヴィー・メイソンのプロフィールを・・・。
ハービー・メイソンは、1947年2月22日、ニュージャージー州アトランティック・シティ生まれ。ミュージシャンの父親を持つ家庭で、4歳からドラムをプレイしながら育つ。ローティーンからプロの世界を目指し、高校を出るとバークリー音楽大学とニュー・イングランド音楽院で学習。その間、ヤン・ハマーやジョージ・ムラーツらと共演した。'73年にハービー・ハンコックのグループに加入、ブラック・ファンクの先鞭を付けたアルバム『ヘッド・ハンターズ』を録音。この爆発的なヒットによって注目を浴びた。'75年、当時のスタジオ仲間だったデイブ・グルーシン、チャック・レイニー、リー・リトナーらと初リーダー作『マーチング・イン・ザ・ストリート』を録音。同時に、リー・リトナーの”ジェントル・ソウツ”など様々なセッションでプレイし、L.A.フュージョンのトップ・ドラマーとなった。渡辺貞夫のヒット・アルバム『カリフォルニア・シャワー』をサポートしたのも、メイソン、グルーシン、リトナーを中心にしたロスのスタジオ・チーム。'70年代はさらに、『ファンク・イン・ア・メイソン・ジャー』や『グルービン・ユー』などのリーダー作で作曲にも打ち込み、ドラマーのみにとどまらないトータルな音楽家の道を拓いた。'80年代には、ボブ・ジエイムス、デイブ・グルーシン、アール・クルー等、ジャズ・フュージョン系の多数のセッションに参加。'90年代に入ると、ボブ・ジェイムスやネザン・イーストとの“フォープレイ”に加わり、アダルトなフュージョンの新境地を展開。'95年にリリースしたリーダー作『ラタマキュー』がグラミーにノミネイトされるなど豊かな成果を刻んできた。前作『ウィズ・オール・マイ・ハート』でハービー・ハンコックとの1曲がグラミー賞の「Best Jazz Instrumental Solo」部門賞に輝いた。
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【CHANGING PARTNERS / Harvey Mason Trios 2】
(1)All Of Me
(2)Change Partners
(3)That Night
(4)Mean Old Man
(5)You Don’t Know What Love Is
(6)There Will Never Be Another You
(7)Waltz For Dave
(8)Sweet And Lovely
(9)Prelude To A Kiss
(10)Bebop Betty
演奏:ドラムス・ハーヴィー・メイソン
ピアノ・(1)(6)小曽根真,(2)(5)ジャッキー・テラソン,(3)デイヴ・グルーシン,(4)エリック・リード,
(7)チック・コリア,(8)ゴンサロ・ルバルカバ,(9)(10)ジョーイ・カルデラッツォ
ベース・(1)(2)(5)(6)ジェームス・ジナス,(3)デレク・オールス,(4)バスター・ウィリアムス,
(7)デイヴ・カーペンター,(8)スタンリー・クラーク,(9)(10)オーランド・レフレミング
本日もオツトメご苦労様です♪
「you don't know what love is」がお気に入りかな?まだ全部きいてないので。
「that night」もJAZZなんですね~。そんな感じしない~
境界線が見えないマツコでした。
ぼのさんすごいな~。
ヘレンメリルに、エヴァンス...聴きたいもの何でも載ってるわ!
こんばんわ。
このアルバムほんとうに良いですよ。
メンツも良ければ、選曲も抜群です。
是非聴いてみてください。
でも、探すのが結構難しいかも・・・。
私もかなり探し回ったんですよ。
中々置いている店がなくて・・・。
AMAZONも確か無かったような気が・・・。
これをレビューした当初、AMAZONにLINKしなかったのは
その為だと思われます。
実はこのアルバムのパート1もあるのですが、
まだ見つけていません。
アンヌさまも頑張って探してくださいね。
ひょっとしたら、今ならAMAZONにあるかも・・・。
若し、無かったら言ってくださいね。