久しぶりの帰省

朝夕、幾分涼しくなったとはいえ、まだまだ残暑厳しい今日この頃ですが、この金・土曜と夏期休暇をいただき、私の実家、修善寺に帰省してきました。
本当、実家に帰るのは久しぶりです。考えてみれば一年以上帰ってなかったですよ。

修善寺というと、私の周りでも良く「いいところだねぇ。」とか「温泉沸いてるの？」とか言われ、羨ましがられるのですが、実は父親が定年退職した際、退職金で購入した土地に建てたのが今の実家。 それまでは静岡県の浜松市に住んでいました。
私としては浜松からまた3時間以上も離れた場所になってしまい、中々帰りずらくなってしまった他に、交通の便が悪い、店が殆どないという不便な所という印象しかなく、皆の言う「いいところ」というイメージはないですね（苦笑）。
「なんでこんな辺鄙なところに建てたのだろう」と、ずっと思っていました。
本当、帰るのに一苦労するんです。

確かに観光としては名所ですから「旅行する」ということなら良いところなのですが、普通に「住む」ということでは、あんなに不便な所はないですよ（苦笑）。
大体タバコが切れた、酒がなくなったと、買出しに行くのでも車で20分以上走らないとコンビニすらない町なのですから（笑）。

　　　　　　
※修善寺は観光名所ということでは、良い所なのですが…

しかし、今回久しぶりに帰ったのですが、それまで民家がまばらだった実家の近くに、今では結構家が建ってきているんですよね。 別荘や企業の保養所なら頷けるのですが、普通の民家なんですよね。 しかも、うちの父親みたいにリタイヤした方たちが第2の人生を田舎でのんびり暮らすという感じではなく、結構若い夫婦が住んでたりするらしいです。
自然に囲まれたところが良いのでしょうか。日本の住宅事情も変ってきたのかな（笑）。

　　　 　※有名な修善寺（しゅうぜんじ）と独鈷の湯　

改めて今回周りを散策してみましたが、やはり家は増えましたが、なにもない…。
しかし、このなにもないのがかえって良いのかな。付近の山の上まで登って、そこから見える景色…。以外に絶景でした。あとから父親に話を聞くと、冬はちゃんと雪が積もって、木々に積もった雪が綺麗だし、春は山桜が満開。秋は色づく紅葉が一面に見渡せ、四季を満喫できるとのこと…。 父親たちには日本の四季をゆったり満喫できるところだし、のんびりと暮らせるから良いのかも…。
そうやって考えてみると、都会であくせく暮らすよりも四季の移り変わりを目一杯感じて暮らすのもいいもんだなと思えてきました。

（冒頭の写真は、実家の近くの山の上から撮った風景です。ケイタイで撮ったのであまり画像はよくありませんが…）

「たまに帰ってみるもんだな」なんて思い、帰途につきました。 たまには田舎もいいもんですね（笑）。

追記：実家に帰ってびっくりしたのは、家がネコ屋敷かと思うほど、ネコが一杯いました（笑）。 元々猫好きな家なんですが、今現在でなんと9匹も（笑）。 しかも、つい2週間前に4匹生まれたそうで、その前には５匹ほど欲しい人に差し上げたそうで、うちにも2匹くらい持っていってくれと言われました（笑）。 マンションだし、電車の長旅だからと断りましたが、中々子猫、可愛かったです（笑）。