新ヴォーカリスト ジョセフ・ウイリアムスが加入
そしてマイルス・デイビスの参加が大きな話題をんだ、”TOTO” 1986年発表の第6作目!
先日FMで久しぶりに”TOTO”を聴きました。 曲は1982年にグラミー賞を総なめにした名曲「Rosanna」。 聴きながら”う~ん、懐かしい! やっぱ80年代してるなぁ” なんて思いながら、車を運転していましたが、それ以降どうもTOTOの楽曲が耳から離れず、家に帰って引っ張り出してきました。 どれを聴くか悩んだ挙句、手に取ったのは、昼間車中で聴いた「Rosanna」が収録されている『IV』ではなく、86年にリリースされた『FARENHEIT』。
このアルバムは、前任のヴォーカリスト、ファーギィ・フレデリクセンに替わりジョセフ・ウィリアムスが加入した最初のアルバムです。 ジョセフ・ウィリアムスは、なんとあの、映画音楽の巨匠 ジョン・ウィリアムス(映画「スター・ウォーズ」などののサウンドトラックを手掛けています)の息子という音楽界ではサラブレット中のサラブレット。 当時はよくそんな逸材を探してきたなと思ったのですが、考えてみれば、TOTOのその他の(オリジナルの)メンバーも筋金入りのサラブレットばかり。 特にデヴィッド・ペイチの父親も映画音楽に携わっていたので、そちらの方面は顔が広いですから、探してくるのは朝飯前か・・・(笑)。
しかしまぁ、TOTOというバンド、本当にヴォーカリストに恵まれないというのか、ヴォーカリストの在籍が長続きしないバンドですね。 初代ヴォーカリスト、ボビー・キンボールが79年のファーストから82年の『IV』まで。 二代目ファーギィ・フレデリクセンが次の『ISOLASION』一枚で離脱。 そして三代目がこのジョセフ・ウィリアムス。 しかし彼も次のアルバムをリリース後に離脱。 四代目は初のアフリカ人ヴォーカリスト、ジャン・ミッシェル・バイロン。 しかし、一枚も参加せずに(ベスト盤に3曲ほど吹き込んでいます)クビ(笑)。 一時期はギタリストのスティーヴ・ルカサーがメインヴォーカルをとっていました。 結局は初代が元の鞘に戻り、落ち着いたのですがこれほどまでにヴォーカリストが定着しないバンドも珍しいです(笑)。 結局オリジナルのメンバーがエリート過ぎるということと、TOTOの場合、ヴォーカリストは専任ではないということなのではないかと思われます。 ヴォーカリストに選ばれても、シングル曲は別のメンバーがヴォーカルをとった曲になるし、他のバンドに在籍していれば、フロントマンになれるのですが、TOTOの場合はヴォーカリストはあくまでもサブですから(笑)。
ま、余談はさておき、この『FARENHEIT』は、新ヴォーカリスト、ジョセフが加入したことに付け加え、多彩なゲストが参加した豪華なアルバムとなっています。 参加アーティストは、イーグルスのドン・ヘンリーをはじめ、マイケル・マクドナルド、デヴィッド・サンボーン、ラリー・ウィリアムスなど。 そしてなんと、今回はJAZZの巨匠、マイルス・ディビスが参加しているのです。 これには私も当時はぶったまげました(笑)。 実はマイルスのアルバムにドラムのジェフ・ポーカロが参加したことがきっかけで交流するようになったとのこと。 流石エリート集団ですね。
アルバムの内容はというと、相変わらずのTOTO節は炸裂するものの、今までの雰囲気とはちょっと違う感じで、AOR寄りの音になっています。 これは、初参加のジョセフの影響がかなり出ているようで、初参加ながら曲作りに大いに貢献したそうです。 しかし、そのジョセフも次のアルバムでバンドを離脱してしまいます。大いに貢献してみたものの、中々TOTOの中心まで入り込めなかったということか? 非常に残念でしたね。 しかし全体の雰囲気でみてみると、私は意外にこのアルバム気に入っていまして、多分TOTOの全アルバムの中で一番良く聴いているのではないかと思います。 ジャケットもちょっとTOTOっぽくないのですが、それが中々良かったりして、ジャケットも含めて好きなアルバムですね。
久しぶりに聴いてみて、「あ~、80年代もいいなぁ」なんて昔を振り返ってみたりしています(笑)。
--「FAHRENHEIT」関連映像--
I'll Be Over You
Till The End
Could this Be Love
------------------------
Pamela
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【FAHRENHEIT / TOTO】
1. Till The End
2. We Can Make It Tonight
3. Without Your Love
4. Can't Stand It Any Longer
5. I'll Be Over You
6. Fahrenheit
7. Somewhere Tonight
8. Could This Be Love
9. Lea
10. Don't Stop Me Now
1986年リリース
--関連作品LINK--
そしてマイルス・デイビスの参加が大きな話題をんだ、”TOTO” 1986年発表の第6作目!
先日FMで久しぶりに”TOTO”を聴きました。 曲は1982年にグラミー賞を総なめにした名曲「Rosanna」。 聴きながら”う~ん、懐かしい! やっぱ80年代してるなぁ” なんて思いながら、車を運転していましたが、それ以降どうもTOTOの楽曲が耳から離れず、家に帰って引っ張り出してきました。 どれを聴くか悩んだ挙句、手に取ったのは、昼間車中で聴いた「Rosanna」が収録されている『IV』ではなく、86年にリリースされた『FARENHEIT』。
このアルバムは、前任のヴォーカリスト、ファーギィ・フレデリクセンに替わりジョセフ・ウィリアムスが加入した最初のアルバムです。 ジョセフ・ウィリアムスは、なんとあの、映画音楽の巨匠 ジョン・ウィリアムス(映画「スター・ウォーズ」などののサウンドトラックを手掛けています)の息子という音楽界ではサラブレット中のサラブレット。 当時はよくそんな逸材を探してきたなと思ったのですが、考えてみれば、TOTOのその他の(オリジナルの)メンバーも筋金入りのサラブレットばかり。 特にデヴィッド・ペイチの父親も映画音楽に携わっていたので、そちらの方面は顔が広いですから、探してくるのは朝飯前か・・・(笑)。
しかしまぁ、TOTOというバンド、本当にヴォーカリストに恵まれないというのか、ヴォーカリストの在籍が長続きしないバンドですね。 初代ヴォーカリスト、ボビー・キンボールが79年のファーストから82年の『IV』まで。 二代目ファーギィ・フレデリクセンが次の『ISOLASION』一枚で離脱。 そして三代目がこのジョセフ・ウィリアムス。 しかし彼も次のアルバムをリリース後に離脱。 四代目は初のアフリカ人ヴォーカリスト、ジャン・ミッシェル・バイロン。 しかし、一枚も参加せずに(ベスト盤に3曲ほど吹き込んでいます)クビ(笑)。 一時期はギタリストのスティーヴ・ルカサーがメインヴォーカルをとっていました。 結局は初代が元の鞘に戻り、落ち着いたのですがこれほどまでにヴォーカリストが定着しないバンドも珍しいです(笑)。 結局オリジナルのメンバーがエリート過ぎるということと、TOTOの場合、ヴォーカリストは専任ではないということなのではないかと思われます。 ヴォーカリストに選ばれても、シングル曲は別のメンバーがヴォーカルをとった曲になるし、他のバンドに在籍していれば、フロントマンになれるのですが、TOTOの場合はヴォーカリストはあくまでもサブですから(笑)。
ま、余談はさておき、この『FARENHEIT』は、新ヴォーカリスト、ジョセフが加入したことに付け加え、多彩なゲストが参加した豪華なアルバムとなっています。 参加アーティストは、イーグルスのドン・ヘンリーをはじめ、マイケル・マクドナルド、デヴィッド・サンボーン、ラリー・ウィリアムスなど。 そしてなんと、今回はJAZZの巨匠、マイルス・ディビスが参加しているのです。 これには私も当時はぶったまげました(笑)。 実はマイルスのアルバムにドラムのジェフ・ポーカロが参加したことがきっかけで交流するようになったとのこと。 流石エリート集団ですね。
アルバムの内容はというと、相変わらずのTOTO節は炸裂するものの、今までの雰囲気とはちょっと違う感じで、AOR寄りの音になっています。 これは、初参加のジョセフの影響がかなり出ているようで、初参加ながら曲作りに大いに貢献したそうです。 しかし、そのジョセフも次のアルバムでバンドを離脱してしまいます。大いに貢献してみたものの、中々TOTOの中心まで入り込めなかったということか? 非常に残念でしたね。 しかし全体の雰囲気でみてみると、私は意外にこのアルバム気に入っていまして、多分TOTOの全アルバムの中で一番良く聴いているのではないかと思います。 ジャケットもちょっとTOTOっぽくないのですが、それが中々良かったりして、ジャケットも含めて好きなアルバムですね。
久しぶりに聴いてみて、「あ~、80年代もいいなぁ」なんて昔を振り返ってみたりしています(笑)。
--「FAHRENHEIT」関連映像--
I'll Be Over You
Till The End
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【FAHRENHEIT / TOTO】
1. Till The End
2. We Can Make It Tonight
3. Without Your Love
4. Can't Stand It Any Longer
5. I'll Be Over You
6. Fahrenheit
7. Somewhere Tonight
8. Could This Be Love
9. Lea
10. Don't Stop Me Now
1986年リリース
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The Seventh One ソニーレコードこのアイテムの詳細を見る |
I AM ALIVEキティこのアイテムの詳細を見る |
HydraSony Music Directこのアイテムの詳細を見る |
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オリジナルマスターからのリマスターが発売されたそうです。
米国盤だけですけどね。
こんばんわ。
そうなんですよね。私も最近知ったのですが、
何故この作品だけなのでしょうね。
マイルスが参加した特別な作品だからでしょうか。
どうせなら全作品リマスターすればいいのに
と思う今日この頃でした(笑)。
中でもお気に入りがこのファーレン~と「セブンスワン」です。共にJ・ウイリアムスが参加してますが彼のヴォーカルには艶やかな伸びがあってAORのメロディにとても合っていたと思います。(脱退は残念でした)
この時期のドライブでは「アイル・ビーオーバーユー」か、セブンス~の「ホーム・オブ・ザ・ブレイブ」をBGMによくリピート演奏してました。
こんばんわ。
『The Seventh One』もいいですよね。
こちらのアルバムは、ジェョセフが
全面を仕切って作ったようなアルバムで
殆どジョセフがフロントでした。
「Straight For The Heart」や「Only The Children」など、
キャッチーな曲もあって私もよく聴きましたよ。