アメリカ、ヨーロッパ、中東・・・・世界を魅了し続ける上原ひろみ 2006年待望の単独アジアツアー!
2005年にリリースした 「スパイラル」 がオリコンチャート20位のヒット、続くJAPANツアーも全公演ソールドアウトを記録。2006年の「東京JAZZ」では、チック・コリア、そしてハンク・ジョーンズと共演。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの上原ひろみの2006年アジアツアー。
このライヴ・レポートもようやく投稿できます。こちらもビリー・ジョエル同様、かなり遅くなってしまいました。
熱気覚めやらぬビリー・ジョエルの公演後、というか次の日。2006年12月13日、名古屋厚生年金会館。仕事を早めに切り上げ、この日もなんとかギリギリで会場に滑り込みました(笑)。私の席である2階へたどり着いたのが開演5分前。こんな後ろの席は久しぶりだったのですが、以外に結構良く見える位置でひとまず一安心。
上原ひろみのLIVEは初体験なので、ちょっと緊張気味でした。周りを見ると、結構独りで来ている人が多いのにビックリしました。右隣の席のカップルはちょっと怪しそうな年齢差のカップルでしたが・・(笑)。
予定時刻を少しばかり過ぎた頃、会場が暗くなり、割れんばかりの歓声の中、上原ひろみの登場です。彼女はここ最近のステージ衣装になっている黒いカンフースタイルの衣装に真っ赤なスポーツシューズのいでたち。メンバーは、アルバム『Brain』『Spiral』からの トニー・グレイ(b) と マーティン・ヴァリホラ(ds)。 今回はほとんど予習してこなかったので(なんせ前日はビリー・ジョエルの名古屋公演でしたから・・・)、何が演奏されるか全くわかりませんでした。
コンサート開始早々いきなり名曲「Spiral」から始まりました。この曲は、私が上原ひろみというアーティストにハマったアルバムのタイトル曲です。当ブログでもレビューしましたが、静と動が絶妙なバランスで織り成し、クライマックスですばらしい盛り上がりをみせるこの曲を聴いただけで私はもうノックアウト状態でした(笑)。そしてファーストアルバムの一曲目、「XYZ」と続きます。時には鍵盤を拳で叩き、時には足を使い、また時には淑やかに・・身体全体で彼女の音楽を表現する姿は、JAZZという音楽の枠を遥かに超えたものになっていました。まるで、舞踏を観ているようにさえ感じます。
途中休憩を挟み、第2部は、アルバム『SPIRAL』から世界最小のオーケストラを表現した大作、「Music For Three Piece Orchestra」。もう、なにも言うことはありませんでした。かじりつきでまっすぐと演奏している3人に齧りつき状態でしたね。演奏が終って気が付いてみれば、手にべったりと汗をかいていました。
「名古屋には友人が沢山いて第二の故郷です」とMCで語っていた上原ひろみだけに、この名古屋公演はかなり力が入っていましたね。友人が名古屋で挙式をしたときに、新郎にリクエストされ披露した「GREEN TEA FARM」をピアノソロで再演した後、ラストはピアノとキーボードを巧みに使い分けるノリノリの「RETURN OF KUNG-FU WORLD CHAMPION」で一気に会場のボルテージはMAX状態。
アンコールで再び登場した彼女は「名古屋サイコー!」と叫んでいましたが、本当に最高のLIVEでしたよ。ラストはほぼ全員がスタンディング・オベーション状態。気が付いたらもう時間は10時30分を廻っていました。
「元気が出るピアノ」 まさしくそんな感じの2時間半でしたね。私が2006年に足を運んだLIVEのなかで(といっても数えるほどしか行っていませんが・・)、間違いなくNo.1のLIVEでした。本当に最高のパフォーマンスでしたよ。
この2007年2月には待望のニュー・アルバムをリリースするとのことで、もしまた名古屋に来たら、必ずまた観ようと思います。
ところで、メンバーのトニーでしたか?「手羽先が食べたい」と言っていたらしいですが、食べる事ができたのでしょうか・・・(笑)。
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【上原ひろみ ASIA TOUR 2006 in NAGOYA】
2006年名古屋厚生年金会館
開演19:00
上原ひろみ(P)
Tony Grey (B)
Martin Valihora (Ds)
◆関連作品LINK
◆関連サイトLINK
■上原ひろみ オフィシャル・サイト>>>
■オフィシャルブログ「上原ひろみ~旅の思ひ出~」>>>
2005年にリリースした 「スパイラル」 がオリコンチャート20位のヒット、続くJAPANツアーも全公演ソールドアウトを記録。2006年の「東京JAZZ」では、チック・コリア、そしてハンク・ジョーンズと共演。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの上原ひろみの2006年アジアツアー。
このライヴ・レポートもようやく投稿できます。こちらもビリー・ジョエル同様、かなり遅くなってしまいました。
熱気覚めやらぬビリー・ジョエルの公演後、というか次の日。2006年12月13日、名古屋厚生年金会館。仕事を早めに切り上げ、この日もなんとかギリギリで会場に滑り込みました(笑)。私の席である2階へたどり着いたのが開演5分前。こんな後ろの席は久しぶりだったのですが、以外に結構良く見える位置でひとまず一安心。
上原ひろみのLIVEは初体験なので、ちょっと緊張気味でした。周りを見ると、結構独りで来ている人が多いのにビックリしました。右隣の席のカップルはちょっと怪しそうな年齢差のカップルでしたが・・(笑)。
予定時刻を少しばかり過ぎた頃、会場が暗くなり、割れんばかりの歓声の中、上原ひろみの登場です。彼女はここ最近のステージ衣装になっている黒いカンフースタイルの衣装に真っ赤なスポーツシューズのいでたち。メンバーは、アルバム『Brain』『Spiral』からの トニー・グレイ(b) と マーティン・ヴァリホラ(ds)。 今回はほとんど予習してこなかったので(なんせ前日はビリー・ジョエルの名古屋公演でしたから・・・)、何が演奏されるか全くわかりませんでした。
コンサート開始早々いきなり名曲「Spiral」から始まりました。この曲は、私が上原ひろみというアーティストにハマったアルバムのタイトル曲です。当ブログでもレビューしましたが、静と動が絶妙なバランスで織り成し、クライマックスですばらしい盛り上がりをみせるこの曲を聴いただけで私はもうノックアウト状態でした(笑)。そしてファーストアルバムの一曲目、「XYZ」と続きます。時には鍵盤を拳で叩き、時には足を使い、また時には淑やかに・・身体全体で彼女の音楽を表現する姿は、JAZZという音楽の枠を遥かに超えたものになっていました。まるで、舞踏を観ているようにさえ感じます。
途中休憩を挟み、第2部は、アルバム『SPIRAL』から世界最小のオーケストラを表現した大作、「Music For Three Piece Orchestra」。もう、なにも言うことはありませんでした。かじりつきでまっすぐと演奏している3人に齧りつき状態でしたね。演奏が終って気が付いてみれば、手にべったりと汗をかいていました。
「名古屋には友人が沢山いて第二の故郷です」とMCで語っていた上原ひろみだけに、この名古屋公演はかなり力が入っていましたね。友人が名古屋で挙式をしたときに、新郎にリクエストされ披露した「GREEN TEA FARM」をピアノソロで再演した後、ラストはピアノとキーボードを巧みに使い分けるノリノリの「RETURN OF KUNG-FU WORLD CHAMPION」で一気に会場のボルテージはMAX状態。
アンコールで再び登場した彼女は「名古屋サイコー!」と叫んでいましたが、本当に最高のLIVEでしたよ。ラストはほぼ全員がスタンディング・オベーション状態。気が付いたらもう時間は10時30分を廻っていました。
「元気が出るピアノ」 まさしくそんな感じの2時間半でしたね。私が2006年に足を運んだLIVEのなかで(といっても数えるほどしか行っていませんが・・)、間違いなくNo.1のLIVEでした。本当に最高のパフォーマンスでしたよ。
この2007年2月には待望のニュー・アルバムをリリースするとのことで、もしまた名古屋に来たら、必ずまた観ようと思います。
ところで、メンバーのトニーでしたか?「手羽先が食べたい」と言っていたらしいですが、食べる事ができたのでしょうか・・・(笑)。
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【上原ひろみ ASIA TOUR 2006 in NAGOYA】
2006年名古屋厚生年金会館
開演19:00
上原ひろみ(P)
Tony Grey (B)
Martin Valihora (Ds)
◆関連作品LINK
スパイラル・ツアー・エディション上原ひろみ, トニー・グレイ, マーティン・ヴァリホラユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
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◆関連サイトLINK
■上原ひろみ オフィシャル・サイト>>>
■オフィシャルブログ「上原ひろみ~旅の思ひ出~」>>>
本当にサイコーでしたよ。
はっきり言って、前日行ったビリー・ジョエルも
良かったのですが、それ以上にエキサイトしたLIVEでした。
ユッコさんも、行かれる機会がありましたら、是非!
やはり素晴らしかったですか。Bonoさんのレビューから
素晴らしかったことがひしひしと伝わってきます。
私も見にいきたかったです。
今年こそは見に行きたいと思います。
そして2月の新作、待ち遠しいですね。