ボリビア カミナンド記

イグアスからサンチアゴへ

チリの首都、サンチアゴは近代的なビルが多く建っていて、経済の発展振りがうかがえた。通りを歩く私は久しぶりに見る洗練されたウィンドーのディスプレーに驚きっぱなしだった。新車に近い車がバンバン走っている。ボリビアでは見たことのない光景に唖然、呆然。公園でくつろぐ人も豊かそうだ。


夜は知人が私たちを地下鉄に乗せてくれて郊外のレストランに案内してくれた。
この地下鉄の車両がまた新しくてきれいなのだ。
GDP(国内総生産)の伸び率が南米の中で2番目に高いのだからうなずける。(2003年)
1番はアルゼンチン、2番がチリ、3番目がブラジル。
アルゼンチンは前年最下位、翌年は1位と経済の変動の激しい国だけど、チリが南米の大国ブラジルを差し置いて2位なのはすごい。
知人によるとここは教育が優れていて国の発展に大きく寄与しているとのこと。
うーん、ボリビアも教育に力を注ぎたい、しかし、教育に携わる先生の教育を先ずしなければ・・・先は遠いなぁ・・なんてワタシは知らないうちにボリビア人の目になっていた・・・。

    

瀟洒な住宅、こぎれいなスーパー、高層住宅、こんな地域ばかりでなく貧しい人たちの住む地域もあるだろう。私が訪れたのはチリのほんの一部に過ぎない。

チリは南北に長く東西の幅が狭い地形の国、標高6000m級アンデスの山々からすぐに海となる。その幅、200km足らず。サンチアゴの近くには南米最高峰アコンカグア(標高6960m)がそびえたつ。私たちが訪れた日は少しガスがかかっていたが、それでも4000m級の山々がすぐそばに迫って見えた。山から海までの東西の距離が短いのがよくわかる。ちなみにサンチアゴは標高500m、海は少し先だ。

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