愛しのリビヤ

日本からの訪問者がそれほど多くないリビヤに滞在する機会を得た。そこでその経験を記録することにする。

リビヤ最後の日

2003-12-20 18:19:44 | リビヤ
リビヤ最後の日となった。
搭乗手続きをして待合室で待つ。待合室といってもほとんど何もないところで椅子に座って待つのみである。この待合室に入る前に土産物屋があったので覗くと種類も少なく触手の動くようなものは売っていない。唯一買い求めたものは、サハラ砂漠の現場に行った際に見せられたリビアンローズが安く売っていたので、それを買い求めた。聞くところによれば、これは数年前までは持ち出し禁止となっていたとのことである。
この石は一般的にはデザートローズ(砂漠の薔薇)と呼ばれており、オアシスがあった場所で産出され、オアシスが干上がる際に、水に溶けていた硫酸カルシウムが、カルサイトや石膏や透石膏と一緒にバラ状に結晶したものであるらしい。

(トリポリ空港の売店で求めたリビアンローズ 愛と知性の石)
定刻が来て英国航空に乗り込んでロンドンに降り立った。ここで1泊して日本に帰国した。