愛しのリビヤ

日本からの訪問者がそれほど多くないリビヤに滞在する機会を得た。そこでその経験を記録することにする。

別れ

2003-12-18 08:56:25 | リビヤ
ベンガジ最後の朝を迎えた。といってもこれまでとなんら変わらない。
昼食後、世話になった人たちに別れを告げ、これまでの礼を述べた。ケントン夫人も事務所まで来てカードを渡してくれた。

(ケントン夫妻からのカード)
玄関先でみんなで写真を撮り合い、別れを告げた後、S氏はランサーで小生はケントン氏が空港まで送ってくれた。
  
(ベンガジ空港までの道)
空港に着くと時間まで何もない倉庫のような所でベンチに座って出発時刻になるのを待つ。入場ゲートが開くと手荷物を持って搭乗待ち合いまで行くが、ここで忘れてならないのが、待合室前で女性係員に搭乗券にスタンプを押して貰うことである。
時間が来て列に並ぶと布団袋位の荷物を持った乗客が多数いる。どのように機内に持ち込むのか知らないが、相当数の人数である。彼らはみな黒人であるところをみると、スーダン、ガーナからの出稼ぎではなかろうか。
搭乗口から歩いてブラックエアーの機内に向かう。これでベンガジともお別れである。