本を読もう、旅に出よう。

管理人(Gil)の文学作品と海外に関するエッセーです。
イラストはハリポタ・ジブリ・ヘタリア・コナンが多めです。

文学フリマで知名度ゼロで初めて出店される方へ 当日まですること編

2017年01月25日 | 文学フリマ

このページをご覧になった方へ。

文学フリマに興味がある!
一度出店してみたい!
でもどうしたらいいかわからない! でこちらを見て下さったかもしれません。

私も初出展、しかも一人参加、あらゆるマーケットの売り手経験ゼロだった為、
本当に右も左も分からず、文フリ経験者の方の様々なサイトを参考にさせて頂きました。
お陰様で、著者・作品の知名度ゼロに関わらず、たくさんの方に本を買って頂けたので
大成功だったと思います。

そこで、管理人のような

・文フリ限らずマーケット出店経験なし(ブースで自分が店主で何かを売った経験がまずない)
・そのため文フリ関係の知り合いも、来てくれる友人も少ない
・物書き自体超初心者
・作品の知名度はゼロ
・もちろん自分の知名度もゼロ

という、強烈な宣伝ツールも強力な助っ人も見込めない超・超初心者の方に向けて
自分の本を少しでも多くの方に手に取って頂ける方法を、文フリに出店した経験を
もとに書きたいと思います。(2017年1月22日開催の文学フリマ京都に初出店
しました。その時に必要だった物などは、過去の記事をご参照ください)
少しでもアドバイスになれば幸いです。

【印刷数は少なめに】

経験者の方達のサイトでみなさん書かれていました。
「初心者はつい気が大きくなって発行部数を多くしがちだが思っている以上に売れない」。
そのため、印刷部数は「30部くらいが目安」でした。

管理人はアドバイス通り30部(うち余部として6部プラス)刷り、27部売れたので
たくさん刷らなくて良かったとホント思いました。
まずは30部でいいかと思います。

【値段設定は低めに】

自分と作品の知名度のなさを冷静に考え、(お客さんは)何も知らない、
ど素人の自分にいくらなら
お金を払ってくれるのか、をシビアに考えて
低めの価格設定にしてください。


管理人は元々参加する事が主目的だったので、最初から赤字覚悟でした。
文フリの参加料が4,000円するので、
それプラス印刷代、チラシ・ポスターなどの宣伝物品、布などの備品代、
交通費などなどを入れると、本の価格をよほど上げない限り即赤字になります。

赤字にならないにこした事はありませんし、絶対赤字にはしたくない派の方も
いるでしょう。主義主張の違いはありますので、絶対嫌な方はカバーできる
値段設定にされたらいいとは思います。

が、こだわらない方は、初回は赤字覚悟で値段は抑えめに、をお勧めします。
自分が買う側だったらと想像すれば分かると思います。
漫画は絵をぱっと見るだけで絵の上手い下手と、自分の好みの絵かそうではないかが
瞬時に分かります。
ジャンル確認と見本誌をパラ見さえすれば買い手に大きな失敗はないので
よほど値段が高くない限り、すぐに買ってくれるでしょう。

しかし、文章系は全ページ読む暇はありません。装丁の上手い下手はぱっと見れば
分かりますが、文章が上手いか下手か、ストーリーが面白いかどうかなんて
本1冊最後まで読まないと分からないのです。
つまり、買い手の方はかなりの博打をしてくれるのです。
「これなら買っちゃえ!」と思い切って買って頂けるよう、値段を安く設定することで
買い手の‛気持ちのハードル’を下げましょう!

【事前にWEBで宣伝しましょう!】

WEBは誰がいつ見てくれているか分かりません。
あなたが運営しているブログはもちろん、ツイッター、Facebookなど宣伝できるツールがあれば
どんどん活用しましょう!
文学フリマ公式サイトでは、出店者に向けて「あなたの作品を宣伝しよう」と言うことで
「文学フリマWebカタログ」というページを準備してくれます。
また、エブリスタとコラボして、エブリスタのHPでも「文学フリマ×エブリスタ」というカタログページを
設けてくれます。
載せるか載せないかは個人の自由ですが、少しでも自分の作品を誰かに見て頂くため、
こういう機会はじゃんじゃん活用しましょう!

管理人の場合、
・当ブログで宣伝
・「文学フリマWebカタログ」に掲載
・「文学フリマ×エブリスタ」に掲載
・イラスト系大手サイト「ピクシブ」で宣伝

しました。結果、当ブログと「文学フリマWebカタログ」「文学フリマ×エブリスタ」を見たと言う方は
残念ながら聞きませんでしたが、まさかのピクシブでいました!!
「文章系は不利だろうな」と思いつつ、利用者数大手のピクシブで宣伝したら
当日「ピクシブを見て」買いに来て下さった方が二人もいたんです!!ありがとうございます!

一番望み薄だったんですが、うれしい驚きでした。
と、言う訳でどのサイト、ツールで見て下さるのかは分かりません。思いつく所はすべて宣伝しましょう。

長くなったので続きは後日にします。



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