福岡のペットシッター・BM WAlking日誌

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犬や猫の病気 vol.1 (神経疾患)

2011-09-06 | 日記
病気・・・と言っても、犬特有の病気、猫特有の病気、人にも感染する共通感染症、生活習慣病など様々な病気があります

今日は犬も猫も、意外とかかりやすい、「神経疾患の主な病気」について、少し取り上げてみたいと思います

神経系の疾患は重大な後遺症を残さないためにも早期発見が大切です
日頃から犬猫の様子をよく観察すること、異常が見られたら速やかに獣医師に診てもらってください



てんかん

原因・症状
脳内の神経細胞に何らかの異常が発生し、突然意識を失って倒れ、口から泡をふいたり、四肢(手足)が硬直したりして、呼吸困難や失禁などの発作を起こします。
発作は通常、数秒~数十秒でおさまりますが、何度も連続すると死に至る危険もあります。
脳の腫瘍や炎症、細菌感染、水頭症、心臓や肝臓の疾患、先天的奇形、低血糖など原因は様々で、環境の変化や過度のストレスなど精神的な問題で発作が起きることもあります。

治療・予防
発作を起こしたときの様子をよく観察して、その原因を探り、排除できるものや改善できる点がないか調べると共に、抗てんかん剤の投与などで発作を抑えます。



前提症候郡(ぜんていしょうこうぐん)

原因・症状
体の平衡感覚を司る前提神経系の異常によって起きる病気です。
脳の腫瘍、脳に繋がる内耳の腫瘍や炎症などで前提神経が圧迫され、平衡感覚が麻痺する場合が多く、頭を傾けて倒れたり、ぐるぐる回ったりします。
吐き気や食欲不振、顔面麻痺、眼球振とうなどを起こすこともあり、悪化すると立っていられなくなります。

治療・予防
やたらと頭を振ったり、散歩時に道の片側にどんどん進んでしまうなどの異常があれば、獣医師の診察を受けましょう。
後遺症を残さないためにも早期の治療が大切です。