タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

美人で多才

2009-09-14 | 
土曜は久しぶりの雨、長袖。
日曜は抜けるような青空、7分袖。ずっと引きこもり┓(´_`)┏あーぁ~…


今公開中の映画と同名の「ディア・ドクター」が収められてる短編集「きのうの神様」
映画はまだ見てないからわからないけど、宣伝で見る限り違うと思う。

全編お医者さんの話。

小説の「ディア・ドクター」は兄弟の話ですごくいい。
医者である父を尊敬する余りに自分を見失って自己嫌悪の兄、兄が大好きなで、兄をわかってない父の態度にずっと不満の弟。

仲のいい兄弟は伊坂の小説にもよく出てくるけど(重力ピエロ、魔王)読んでいて爽快な気持ちになる、仲良きことはすごくいい。
私は姉妹だから男兄弟ってよくわからない、現実はかなり違うのかもしれないけどね。


西川の映画は2本見ているけど、どちらも秀作だと思う(あ、エラソー?)

蛇イチゴ(2003) - goo 映画

ゆれる - goo 映画


さほど突飛でもない状況に、人のどこかに潜んでいる毒じわじわと流れ出しドラマが起きる。
キャスティングも冴えてる、でももっとすごいのはだ、監督本人が女優並みの美人であること。美人で秀才で本が書けて映画が作れる。

世の中、創造主は不公平なんだとわかる(笑)



映画監督ってのはほんとにスゴイ職業だと思う。
お金集めから人の手配
 (ま、プロデューサーとという人がやるのかもしれないけど)
監督というのは猛獣使いだと書いてあったけどそうだろうと思う。

脚本は書けても、小説としておもしろいものが書けて、映画もおもしろい、これがアータ、いそうで、なかなか居ないのよ。
映画からノベライズにされておもしろいものってほとんどない、きっぱり。

村上龍は小説はそこそこおもしろいと思うけど、二度と映画なんて作らないで欲しいと思っている。
カンブリアの宮殿でいろんな社長とビジネスの話なんかしてて欲しい、きっぱり

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