
「八朔の雪―みをつくし料理帖」
高田郁という作家の本が角川春樹事務所から出ていて(ハルキ文庫)、
シリーズ4冊を発掘した宝物帳を読むが如く?(わかりにくい喩ですこと)
あっという間に読んでしまった。
このブログの二つ前、ハルキ君が作った映画があまりにどーしょもないデキで、
困ったもんだと嘆いていたけど、このシリーズはすごく良いので、ちゃんとした(笑)監督で撮らせて見せて欲しいと思った。
内容も気持ち良く楽しいし、読んでいるうちに
「きちんと料理をしてみよう」
なんて気持ちにさせる(気持ちだけでも大事かと(-_-;))
ランチに出されたものを食べる前に、
ちゃんと見よう、味わってみようと思うようになった。
4冊どの巻も大泣きしてまう件がかならずあって、中年の「涙腺の制御スイッチ」は完全に損壊したらしい。
料理が上手じゃない。
グルメでもない。
痩せた舌。
居酒屋で焼かれた魚やお節に入っている煮物類などが、私にとってのご馳走、極上のメニューだ。
江戸時代がほんとうはどんな時代なのか見当がつかないけど、
ひとつの料理をつくるのにどんだけの手間がかかるのか、
火をくべるだって、火加減、材料の手配(電話はない いちいち買いに出る)。
自宅から仕事先まで歩いて1時間 風呂に入ってる描写が一度もない、
雪の日の靴はあったのか、暖かい靴下はあったのか、暖房は火鉢だけのようだ。
読んでいて何度も出てくる知ってる食材、えっ・・手作りできる??
検索した、載っていた。

おぼろ昆布
カンナのような専用の包丁で、がごめ昆布の表面を一枚一枚職人が幅広に削り取っていくとできる昆布のことです。その日の微妙な気温や湿度に応じて、包丁の角度や力の入れ具合等を加減するなど、まさに長年の技術と勘(カン)が必要な職人芸です。昆布そのものの風味・食感を楽しめるだけでなく、繊維が丈夫で破れにくいので、バッテラや、お寿司、お吸い物や雑炊、煮物や和え物などにおすすめです。
海のものが豊富にとれた東京湾
読んでいくと「包丁くらい研いでおくか」
「一回くらい本格的にダシを取ってみようか」てな気分にもなる。
小学校に上がる前から奉公して人生をかけて技術を覚え得る・・・ファストフード店の調理師さん、包丁のない店もある。
ううむ・・・あれは調理ではなく提供だね。
ライバル料亭のスパイ疑惑 、読売ミシュラン「料理の達人」バトル
人身売買 吉原 火事 大水 マスコミ(口コミ)被害。いろんな困難を「おいしいものを作りたい」という信念で乗り越えていく。
序序に増えていく援軍、「知恵も良識もあり、その上奥深い人情を持った大人たち」が素晴らしい。ここぞという時にかならず手助け、的確なアドバイスを主人公に授ける。
ふだん口数の少ない女板前の主人公が人でなしの輩に切れた時の関西弁での口上、気風の良さ(笑)
口入れ屋の老女りうが「花より男子」の女中頭(佐々木すみ子)を思い出し、
又次はドラマ化されたら絶対に寺島進だ!
主人公はちょっと年齢が上だけど竹内結子あたりでどうだ、
国営朝ドラの「てっぱん」の女の子もいいね。
この週末は幻冬舎の「銀二貫」を読む予定。
各地雪予報ですね。
どなた様にも楽しい週末がありますように。
センター試験もありますねえ、こたつに入り過ぎなのか、乾燥でそこらじゅうボリボリと掻いておりんす。
高田郁という作家の本が角川春樹事務所から出ていて(ハルキ文庫)、
シリーズ4冊を発掘した宝物帳を読むが如く?(わかりにくい喩ですこと)
あっという間に読んでしまった。
このブログの二つ前、ハルキ君が作った映画があまりにどーしょもないデキで、
困ったもんだと嘆いていたけど、このシリーズはすごく良いので、ちゃんとした(笑)監督で撮らせて見せて欲しいと思った。
内容も気持ち良く楽しいし、読んでいるうちに
「きちんと料理をしてみよう」
なんて気持ちにさせる(気持ちだけでも大事かと(-_-;))
ランチに出されたものを食べる前に、
ちゃんと見よう、味わってみようと思うようになった。
4冊どの巻も大泣きしてまう件がかならずあって、中年の「涙腺の制御スイッチ」は完全に損壊したらしい。
料理が上手じゃない。
グルメでもない。
痩せた舌。
居酒屋で焼かれた魚やお節に入っている煮物類などが、私にとってのご馳走、極上のメニューだ。
江戸時代がほんとうはどんな時代なのか見当がつかないけど、
ひとつの料理をつくるのにどんだけの手間がかかるのか、
火をくべるだって、火加減、材料の手配(電話はない いちいち買いに出る)。
自宅から仕事先まで歩いて1時間 風呂に入ってる描写が一度もない、
雪の日の靴はあったのか、暖かい靴下はあったのか、暖房は火鉢だけのようだ。
読んでいて何度も出てくる知ってる食材、えっ・・手作りできる??
検索した、載っていた。

おぼろ昆布
カンナのような専用の包丁で、がごめ昆布の表面を一枚一枚職人が幅広に削り取っていくとできる昆布のことです。その日の微妙な気温や湿度に応じて、包丁の角度や力の入れ具合等を加減するなど、まさに長年の技術と勘(カン)が必要な職人芸です。昆布そのものの風味・食感を楽しめるだけでなく、繊維が丈夫で破れにくいので、バッテラや、お寿司、お吸い物や雑炊、煮物や和え物などにおすすめです。
海のものが豊富にとれた東京湾
読んでいくと「包丁くらい研いでおくか」
「一回くらい本格的にダシを取ってみようか」てな気分にもなる。
小学校に上がる前から奉公して人生をかけて技術を覚え得る・・・ファストフード店の調理師さん、包丁のない店もある。
ううむ・・・あれは調理ではなく提供だね。
ライバル料亭のスパイ疑惑 、読売ミシュラン「料理の達人」バトル
人身売買 吉原 火事 大水 マスコミ(口コミ)被害。いろんな困難を「おいしいものを作りたい」という信念で乗り越えていく。
序序に増えていく援軍、「知恵も良識もあり、その上奥深い人情を持った大人たち」が素晴らしい。ここぞという時にかならず手助け、的確なアドバイスを主人公に授ける。
ふだん口数の少ない女板前の主人公が人でなしの輩に切れた時の関西弁での口上、気風の良さ(笑)
口入れ屋の老女りうが「花より男子」の女中頭(佐々木すみ子)を思い出し、
又次はドラマ化されたら絶対に寺島進だ!
主人公はちょっと年齢が上だけど竹内結子あたりでどうだ、
国営朝ドラの「てっぱん」の女の子もいいね。
この週末は幻冬舎の「銀二貫」を読む予定。
各地雪予報ですね。
どなた様にも楽しい週末がありますように。
センター試験もありますねえ、こたつに入り過ぎなのか、乾燥でそこらじゅうボリボリと掻いておりんす。
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