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拉致の解決を願って
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よど号犯人と拉致問題 東京集会1 有本明弘さん

2006-01-21 | 東京集会
よど号犯人と拉致問題 東京集会1  2006年1月19日(木)
         『有本明弘さんのお話』

 


拉致家族の有本明弘です。
こんばんは。(拍手)
ありがとうございます。

拉致の問題・よど号の問題と言う話ですけど、私たちは死んだと言われた家族ばかりが今集まって運動しているんです。
だからどんな証拠を出てきても、どうしようもないんです、これ。
死んだと言われているんやから、これ生き返らすのが先決問題であって、生き返った時点で返せと。
どうか政府が厳しく迫って、向こうが「これはたまらんな」という状況を日本の国が力でこさえて、それで向こうは「いや~あないに言ったけど実は生きてました」と、それしか帰ってくる道がないんです。

そういう意味を込めて、1988年(北朝鮮からの)手紙が来てから、ず~~っと日本の国の北朝鮮に対してのやり方をず~~っと見て来まして。
最近になってアメリカが北朝鮮に厳しく迫るという状況が生まれて来て、やっとアメリカも偽ドルの件でマカオの銀行を差し押さえてしまったと。
こういう状況が生まれて来ました。
だから私はこれで北朝鮮もかなり厳しくなるやろうと、大変革起こるんと違うか?と、そういうふうに思ってるんです。

そういう中において、日本の国は制裁してくれと言うて私たちが、一回目の訪朝以降、そういう運動に切り替えて運動やって来まして。
やっと制裁を出来る法案が出来ましたが、政府はそれを施行すると言う気持ちも気迫も無い、と言う事も皆さんご存知の事と思います。
でも拘らず私たちは、制裁をせよと言い続けて運動をやっているんです。

で考えてみたら、空しい事をしているんじゃないか?と。
小泉さんがおる間は、制裁は絶対あの小泉さんは課さない。
それはなぜかと言いますと、5人の子供を連れて帰ってくるそのために、もう制裁はせないと金正日に会うなりそう言う事を口にしてしまって、それで子供を連れて帰ってきた。

これが現実であって、そういう現実・事情を知っている人は小泉さんの訪朝はするべきでないと。
5人の子供を取り返すだけならば、誰か代わりの人が行ったらいいんだと。
誰も行きひんやったら私が行きましょうと、(拉致議連の)平沼会長はそういうふうに仰ったんです。
それも声明文を出したんです。
これはそこまでの情報はみな平沢勝栄先生、秘密外交をした人から皆事情を聞いてるんですよ、これ。
大連から帰って来た。
他所へ寄らさんと直行させて議連で聞いてるんです。
そういう中において平沼先生がそういう声明文を出したんです。

だから小泉さんがおる間は制裁は日本の国は出来ないんです、これ。
だけど、私たちはそれしか運動、もうないんです。
私は小泉さん辞めというような運動、これ出来ないんです、日本の国の状況下で。
こういうような問題が一番大きな問題として今現在現実の問題として、これあるんです。
だから私たちはこの運動をしてるけれども、小泉さんが総理の座におる間はちょっと無理だなと。
ぜひ(次の)政権を担って頂く人にあの国に制裁を発動してもらうしかないかなと。
そんなような思いで運動をしているんです。
これが私の偽らない本音なんです。

そういう状況下において秘密外交をしはった山崎拓さん、福岡の方ですわ。
これが福岡市内でいろいろな事を喋ってるんです。
3回目の訪朝があるかもしれない。
それは5分5分だと、そういうような事を喋ってる。
これはすでに週刊誌がすっぱ抜いて書いておりますが、むこうの福岡の地方議連の先生方が、こっちの関西の方に情報を寄せてくれている。

2兆円以上の金を向こうに賠償として払う、そんな話も政府では出来上がっているんだと。
そんなことも喋ってるらしい。
マスコミはそこまでよう書かないけれど、そういう情報が私たちに入って来てるんですわ。
それと山崎さんの秘密外交をした、この方の言ってる事が、ひょっとしたらひょっとする可能性も無きにしもあらずなんです。
ああいう性格の人やから2回目の訪朝と同じように、何かのきっかけをこさえて、国内的にそういう世論が声が上がった場合、すぐそういうような行動に移す可能性も考えておかねばならない。

そういうような情報はメディアの関係の人たち、その中の一人が私のところへ来て、そういう裏の話もしてくれました。
経済制裁せよと言ってる人たち今まで、そういう人たちももう経済制裁をすべきだと言うのも、私らみたいに少数派の意見になってしまったと。
そういうような情報も入れてきて、非常にこの山崎拓さんの言ってる言葉に関して、ちょっと危険性があるんじゃないかと言う事を仰って。
北朝鮮にしっかりした態度を示している先生方にお話してこの3回目の訪朝は絶対に中止、止めねばならないというような事も仰って帰りました。
そういう結果において、そういう情報を持って、警察とこ行ってお願いをしてきました。

これはこの間藤沢へ行った時も荒木さんもそういう事を仰ってた。
3回目の訪朝という事に関して危険性があると。
そういう中で警察が辛光洙の問題を出してきたと。
これも荒木さんは心配をしておった。
警察も一緒になって小泉さんの訪朝に手を貸すんじゃないか?というような荒木さんは物の言い方をしましたが、私はずっと以前からそういう情報を持って止めてもらいたいと言う話を、出るところに持って行っておりますので。
政府が強硬にやってくれるという事に関しては、これは今外務省サイドで交渉しているから、外務省はそういう事も北朝鮮に言わなければならない。
であるならばこの3度目の小泉さんの訪朝はちょっとやり辛いんじゃないかと、今現在は私はそういうふうに思っているんです。

この辺でもう時間が無いと言うので、話は終わります。(拍手)

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