栃木発「ちゃりあん」ブログ2

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栃木県那須塩原市・大山公園(大山参道)の紅葉情報 最終章 2019.12.15 後編

2019-12-19 06:40:22 | 紅葉

さよならだけど、さよならじゃない・・・

 

ようやく終わった、という気持ちと

 

もう終わってしまった、という気持ち。

 

年の瀬が寂しい気持ちになるのはいったいなぜなんでしょう。。。

 

いよいよ2019年の大山公園散策はこれにてです。

 

11週間、雨でも風でも訪れてきました。

 

「見えないものを見抜く」

 

ブログを始めたころ、他の方のブログがとても「もどかしく」思ったことから私のブログスタイルは

 

特殊なものになりました。

 

事前に調べるために検索で見つけた先輩方のブログ。

 

参考にしていざ出かけたものの、結果は「ブログのイメージ通りとは全く異なるもの」でした。

 

人は「好い部分」しか記録に残さないものです。

 

決して「嫌な部分」というのは、なかなか見えてこないんですね。

 

ブログの「見えない部分」が私を困らせました。

 

それは実は「自分の経験不足・知識不足」が大きな要因であって、決して「ブログが悪いわけではない」

のですが

 

初めてだから検索をする。

 

知りたいから検索をする。

 

ならば、それに少しでも応えるべきだ。

 

私はそう考えました。

 

しかし、そもそも私は変わった人間ですから、常識的な「必要な情報」が何かがわかりません。

 

結局、ブログは客観的なものではなく「主観的」にならざるを得ません。

 

でも、それでも・・・リアルは追求してゆきたい・・・そう考えております。

 

ただ、最近、落ち込むことあるんですね。

 

「撮りたいものが撮れない」ことが多々あるんです。

 

それはカメラを使いこなせていない「技術的」なものもあるし

 

本能からくる「センス」がないこともありますし

 

もっとも問題なのが・・・「見えているものが見えない」ことなのかな。

 

大山公園は誰よりも多く通い、誰よりも見慣れているのですが

 

撮れない・・・のですよ。

 

写真の師匠に言われるでしょうけど「見えないんじゃなくて、観てないんだよ」って、きっと。

 

雑念が入り乱れると、目にその情報は入ってこないんだよって。

 

集中することなんですね。

 

その風景を夢中になることなんですね。

 

おまえはそれができていないんじゃない?

 

たぶん、そう言われる気がします。

 

12月もいよいよ後半。

 

見納めの大山公園です。

 

 

 

 

 

 

 

参道を往復。

 

次は2巡目の側道へ

 

 

 

風はやむことを知りません。

 

時間ばかりが過ぎ去ってゆきますが、緩やかになる、その一瞬を狙います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おや、動くものが。

 

大山参道を歩いていると、頭上から鳥の鳴き声が常に聞こえます。

 

しかしながら、ピーク時には葉が生い茂っていて、その姿は埋もれてしまいますから

 

鳥を狙うのは「落葉」時期がちょうどいい。

 

・・・とはわかっていても

 

 

じっとしてくれない鳥を撮るのは

 

私にはこれが限界。

 

これはセンスと技術の問題。

 

けれど、自分にしてはよくやった、って思います。

 

とりあえず撮れました。。。。「鳥」だけに。

 

 

 

 

 

 

樹幹が割れてしまったカエデ。

 

キレイとか汚いとかいう前に、これだけ衰えているということを、もっと知ってほしい

 

 

 

 

 

 

 

オオモミジの黄葉

 

 

 

 

肉眼でも大きい鳥がいることはわかっていました。

 

たぶん撮るタイミングも多々ありました。

 

けれど、これが限度でした。

 

また次の機会に。

 

 

常緑樹のどんぐりの樹には多くの鳥が集まります。

 

エサが冬でも絶えないからです。

 

 

ほら、ここにも。

 

 

 

 

 

 

 

 

風が吹くとモミジが散ってしまって残念・・・

 

そういう言葉が必ずSNSでは飛び交いますけど

 

いくら強風でもモミジはすべて散ってしまうわけではありません。

 

風は「きっかけ」に過ぎず

 

風の時に散ってしまうモミジは

 

実は「無風でもチラチラと舞い落ちる」ものなのです。

 

勝手に散るものか、風によって背中を押してもらうものか・・・その違いだってこと

 

定点観察をすると、よーくわかります。

 

まぁ、日本人は「わびさび」というものがあって

 

ひょっとすると「風で舞い落ちるモミジ」というのは「乙なもの」の例えなのかもしれませんけど。

 

そうなってくると、センスねぇなぁ・・・ってなるのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

墓所側入口へ

 

 

側道を戻って帰ります

 

 

 

こちらはイロハカエデの黄葉

 

 

 

 

 

突如、散策する人が現れてびっくり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慰霊塔側入口に戻り、一礼をして終了。

 

 

 

 

駐車場の車中からツツジの紅葉

 

・・・・・

 

今年も多くの方に大山参道にお越しいただきました。

 

年々マナーもよくなり

 

迷惑駐車やごみのポイ捨て

 

モミジをちぎったり、三脚で通路をふさぐ行為は

 

私が歩いたときに限ってはほとんどありませんでしたから

 

とてもよかったと思います。

 

ただ大山公園の紅葉は樹勢の衰えが目立ち、写真愛好家に敬遠されているとも考えられます。

 

私はそれは仕方がないと考えています。

 

人は多ければいい、というわけではありませんから。

 

大山公園がいい、そう思っているひとだけが来てもらえればいい

 

そう思います。

 

わかる人にわかってもらえれば、それでいいと思っています。

 

来年、またここに来られるかどうかはわかりませんが

 

また定点観察ができれば

 

みなさんとお逢いできるときを楽しみにしております。

 

では、また大山公園で。


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