栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

栃木県那須塩原市・大山公園(大山参道)の紅葉色づき情報 2023年11月26日③

2023-12-05 05:49:42 | 紅葉

いよいよ12月になりました。

まだ日本全体では紅葉が観られる地域はありますが

地元でいえば、朝の気温が氷点下になる「冬」・・・もう「紅葉」がどうのこうのって話ではない時期になってしまいました。

 

・・・・例年なら、モミジのじゅうたんが観られるころですが

やはり9月・10月の温度が高かったこともあり、青葉はかなり多いことがわかります。

しかしながら、那須地域では朝の気温が氷点下になる「冬」は確実に訪れています。

このまま青葉で年を越すことは考えられませんから

どんな越冬になるのか、ある意味、新しいカエデの動きを観察することになるのかもしれません。

 

ま、その前に・・・

2023年11月26日の大山参道の様子、最終です。

 

時間は12時に近くなり、人が増えてきました。

 

定点木。

 

この時期に青葉がこんなに目立つのは珍しいことです。

 

西那須野駅からは歩いてすぐ。

 

例年ですと、駅からレンタサイクルを使って訪れる外国の方が見受けられますが、今年は会えませんでした。

 

12時現在での駐車台数は39台。

 

例年より、やや少ないです。

 

近くの「シキザクラ」

まだ花をポツリポツリ咲かせていました。

 

・・・・・

 

那須塩原市の大山公園の紅葉。

近年の大掛かりなカエデの樹の枝の伐採により、その勢いは衰えをさらに感じさせる結果となりました。

那須塩原市としては「今後、捕植することはない」と担当者からの回答を得ました。

つまりは、切られれば、樹は減る一方・・・ということになります。

 

以前、大山公園の紅葉ピーク時に来訪された方が「今年はダメだね、昔のほうがキレイだったっていう言葉にイラっとしたものですが、いまの大山公園を見ていると、そういう感想が出てもおかしくないのかなって思ってきます。

それは、カエデの色がどうの、ではありません。

「樹が衰えたから切る、地元住民が要望したから切る、子供が怪我をするから切る」

・・・切ることが那須塩原市の大山公園の担当者の答えだからです。

 

決して切ることすべてを批判しているのではありません。

「伐採」と「剪定」を分けて考えなくてはなりませんので。

 

ただ切る、のではなく、「剪定」は必要です。

京都や奈良の紅葉が美しいと言われるのは・・・「見せるために剪定をしている」からです。

樹を美しく延ばすために「枝を整えている」剪定をしているからです。

 

対して、大山公園のカエデはどうでしょう?

あれは「剪定」ではなく「伐採」です。

過去に住民の要望で、側道からはみ出した部分を枝打ちしたことがあります。

これは「剪定」ですから、切らなくてはならないやむを得ない事情だと理解しています。

けど、それ以降、ほぼ手付かずだったカエデの樹を

近年、西那須野観光協会会員による奉仕作業の一環で

清掃作業のほかに「枝の伐採」が追加されました。

この「枝の伐採が」ひどいもので

なぜ?っていうような位置から枝をばっさり切り落としている箇所が多くみられるようになりました。

 

結果、オオモミジのように、樹皮がはがれ、葉が一切伸びない「ハダカ」の樹がお目見え。

残念なことに「頭上注意」を喚起され・・・この樹はやがて全体を伐採される運命をたどります。

 

もともと、オオモミジの葉は「褐葉」と言って、枯れているように見える「茶色の葉」になったりしてました。

それを見て、素人は「もう枯れている」と判断すれば・・・その部分を伐採しちゃうのは至極当然なのかもしれません。

が・・・褐葉は、枯れてはいませんので、枝を伐らずとも、毎年、葉を伸ばし、落葉してくれていたのです。

しかし、今年はバッサリ。

もう目が当てられません。

 

大山公園の「モミジの並木」は墓所側の一部に限られ、往年の光景を見ることはもうありません。

 

私がお気に入りの紅葉スポットの「定点観察」をやめた理由は、そこにあります。

 

地元が紅葉を「形式的に」見せているだけなら、もう多くの人に見ておらう必要はないじゃないですか。

 

ライトアップ?

ふざけてるの? 那須塩原市は!

 

もはや「隠れ紅葉スポット」ではありません。

 

おススメできない紅葉スポットだと思います。

 

私個人は、思い出の場所ですし、カエデの葉は元々好きですから

樹が減ろうが、色が変わろうが、大山公園を散策することは続けますけど

もうおススメすることは無いと思います。

 

モミジが悪いわけではなく、管理者の考え方に失望しているだけです。

 

西那須野観光協会会員の奉仕作業はありがたいことだと思います。

だけど、その「枝切り」だけは・・・もうちょっと考えたほうがいいと思います。

カエデを殺してしまっては善意ではなく「悪意」そのものになってしまいますからね。。。

 

 

 

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栃木県那須塩原市・大山公園(大山参道)の紅葉色づき情報 2023年11月26日③

2023-12-05 05:49:42 | 紅葉

いよいよ12月になりました。

まだ日本全体では紅葉が観られる地域はありますが

地元でいえば、朝の気温が氷点下になる「冬」・・・もう「紅葉」がどうのこうのって話ではない時期になってしまいました。

 

・・・・例年なら、モミジのじゅうたんが観られるころですが

やはり9月・10月の温度が高かったこともあり、青葉はかなり多いことがわかります。

しかしながら、那須地域では朝の気温が氷点下になる「冬」は確実に訪れています。

このまま青葉で年を越すことは考えられませんから

どんな越冬になるのか、ある意味、新しいカエデの動きを観察することになるのかもしれません。

 

ま、その前に・・・

2023年11月26日の大山参道の様子、最終です。

 

時間は12時に近くなり、人が増えてきました。

 

定点木。

 

この時期に青葉がこんなに目立つのは珍しいことです。

 

西那須野駅からは歩いてすぐ。

 

例年ですと、駅からレンタサイクルを使って訪れる外国の方が見受けられますが、今年は会えませんでした。

 

12時現在での駐車台数は39台。

 

例年より、やや少ないです。

 

近くの「シキザクラ」

まだ花をポツリポツリ咲かせていました。

 

・・・・・

 

那須塩原市の大山公園の紅葉。

近年の大掛かりなカエデの樹の枝の伐採により、その勢いは衰えをさらに感じさせる結果となりました。

那須塩原市としては「今後、捕植することはない」と担当者からの回答を得ました。

つまりは、切られれば、樹は減る一方・・・ということになります。

 

以前、大山公園の紅葉ピーク時に来訪された方が「今年はダメだね、昔のほうがキレイだったっていう言葉にイラっとしたものですが、いまの大山公園を見ていると、そういう感想が出てもおかしくないのかなって思ってきます。

それは、カエデの色がどうの、ではありません。

「樹が衰えたから切る、地元住民が要望したから切る、子供が怪我をするから切る」

・・・切ることが那須塩原市の大山公園の担当者の答えだからです。

 

決して切ることすべてを批判しているのではありません。

「伐採」と「剪定」を分けて考えなくてはなりませんので。

 

ただ切る、のではなく、「剪定」は必要です。

京都や奈良の紅葉が美しいと言われるのは・・・「見せるために剪定をしている」からです。

樹を美しく延ばすために「枝を整えている」剪定をしているからです。

 

対して、大山公園のカエデはどうでしょう?

あれは「剪定」ではなく「伐採」です。

過去に住民の要望で、側道からはみ出した部分を枝打ちしたことがあります。

これは「剪定」ですから、切らなくてはならないやむを得ない事情だと理解しています。

けど、それ以降、ほぼ手付かずだったカエデの樹を

近年、西那須野観光協会会員による奉仕作業の一環で

清掃作業のほかに「枝の伐採」が追加されました。

この「枝の伐採が」ひどいもので

なぜ?っていうような位置から枝をばっさり切り落としている箇所が多くみられるようになりました。

 

結果、オオモミジのように、樹皮がはがれ、葉が一切伸びない「ハダカ」の樹がお目見え。

残念なことに「頭上注意」を喚起され・・・この樹はやがて全体を伐採される運命をたどります。

 

もともと、オオモミジの葉は「褐葉」と言って、枯れているように見える「茶色の葉」になったりしてました。

それを見て、素人は「もう枯れている」と判断すれば・・・その部分を伐採しちゃうのは至極当然なのかもしれません。

が・・・褐葉は、枯れてはいませんので、枝を伐らずとも、毎年、葉を伸ばし、落葉してくれていたのです。

しかし、今年はバッサリ。

もう目が当てられません。

 

大山公園の「モミジの並木」は墓所側の一部に限られ、往年の光景を見ることはもうありません。

 

私がお気に入りの紅葉スポットの「定点観察」をやめた理由は、そこにあります。

 

地元が紅葉を「形式的に」見せているだけなら、もう多くの人に見ておらう必要はないじゃないですか。

 

ライトアップ?

ふざけてるの? 那須塩原市は!

 

もはや「隠れ紅葉スポット」ではありません。

 

おススメできない紅葉スポットだと思います。

 

私個人は、思い出の場所ですし、カエデの葉は元々好きですから

樹が減ろうが、色が変わろうが、大山公園を散策することは続けますけど

もうおススメすることは無いと思います。

 

モミジが悪いわけではなく、管理者の考え方に失望しているだけです。

 

西那須野観光協会会員の奉仕作業はありがたいことだと思います。

だけど、その「枝切り」だけは・・・もうちょっと考えたほうがいいと思います。

カエデを殺してしまっては善意ではなく「悪意」そのものになってしまいますからね。。。

 

 

 

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栃木県那須塩原市・大山公園(大山参道)の紅葉色づき情報 2023年11月26日②

2023-12-02 21:49:04 | 紅葉

那須塩原市の大山公園・大山参道の復路・続きです。

定点木に戻りました。

右端にアニメキャラをバックに撮影している女性がいました。

側道を墓所方面に歩いています。

紅ばっかりに見えますが、実は濃淡あふれる「紅」が至る所に。

オオモミジの樹に来ました。

上端の太い樹幹が伐られ、そこから樹皮がめくれていることがわかります。

今年は台風が少なく雨量も少なかったため、全体的に樹に水分の不足が見られますが

そのなかでも、オオモミジの衰退ぶりは目にあまるものがあります。

残念ながら、無計画に枝を伐採し、かつ、小枝を含む葉をほぼ落としてしまったことによる「人災」と言わざるをえません。

切り口に保護剤の塗布も見られないため、結果、乾燥で樹皮がめくりあがり、はがれ、やがて落下という事態に陥りました。

なぜ集中して伐採したのかはおおかた想像がつきますが、それをすること自体、無知で無関心なド素人が枝を好きに伐採したのだなっていうことができ、とても悲しいです。

西那須野観光協会の善意は悪意にしか感じられません。

ここまでオオモミジが弱ってしまいましたので、過去の例でいうと、来年にはオオモミジ1本はすべて撤去される可能性が高くなりました。

理由は簡単です。これ以上の再生は認められないからです。

西那須野観光協会に以前問い合わせたところ、「枝が伸びきっていると、子供が怪我をするので伐採した。樹木医にも伐採をしてよいと回答を得ている」とのことでした。

まぁ、好きにやればいいですけど、年々、紅葉時期の来訪者が少なくなっているのご存知?

実は、駐車場のクルマのカウントやってます。

年々、減っています。当たり前ですよね? 紅葉が減っているのですから。

枝を伐採した付近から樹皮がはがれているのがよくわかる。

わかりますか?

人災ですよ!

あ・・・また迷惑駐車がいた!

ここは駐車スペースではありません!

一時的に停車するのは止むをえませんけど・・・駐車はやめてください!

迷惑です

こういう絵面、どう思います?

邪魔だな。

まだ乗っていたらお声がけできるのにな。。。

こちらの側道を通って駐車場に戻ります。

大正時代に植えられた樹ですから衰えがあるのは事実。

剪定することが悪、とはいいません。

逆に言えば、まったくと言っていいほど、大山公園は手入れをされてこなかったと言っていいと思います。

それが、急にここ数年で枝の大規模な伐採が始まり、カエデの保護ではなく、単なる「枝切り」に終始していることが問題なのです。

保護をしないで切るだけで何を満足しているのですか?西那須野観光協会は!

伐採した周辺にキノコが異常に発生していたら、その木は弱っている証拠です。

枯れて伐採されてゆくのは時間の問題でしょう。

太陽が出てきましたが、すぐに隠れてしまいました。

たいていの方は「曇っていて残念」といいます。

もちろん、青空に映える紅葉も美しいと思いますが

実は、カエデの色は太陽の光では色が飛んでしまい、葉そのものの色が見えにくくなってしまいます。

私はカエデの葉の色の認識するためには、実は曇りの天気のほうがおススメだったりします。

 

街の紅葉(里紅葉)には、いろいろな色の濃淡が一度に見られる良さがあります。

赤でも、緑でも、実は、濃淡様々で、「なぜこういういろになるのか」を想像するだけでワクワクします。

どんなに夏が暑くても、冬は必ずやってきます。

色づきが遅いのどうの、っていう前に、ここからどうやって葉を落としてゆくのだろう・・・その変わりゆく様を愛でるのが、本当の「紅葉狩り」というものかと私は考えます。

 

容量の関係もありますので、また③へ続きます。

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栃木県那須塩原市・大山公園(大山参道)の紅葉色づき情報 2023年11月26日①

2023-11-30 05:22:08 | 紅葉

那須塩原市にあります、大山公園は思い入れのある場所です。

だから紅葉の時期になると気になってしかたがない。

 

でも、好きすぎて、通えば通うほど「あら」が見えてきてしまう。

 

やがては紅葉ではなく、その管理者などに不満が沸きあがってしまう。。。

 

もう、紅葉の時期に訪れるのは、今年が最後かもしれない。

 

いつも、そう思う。

 

・・・・・・・・

 

定点観察、という意味合いで、今年も再来しました。

当初は、前週(11月19日)に訪問予定でしたが、いろいろと用事が重なり延期となりました。

経験上、落葉はしていないことはわかっていました。

天気も曇り。紅葉の葉をよく見るのにはちょうどいい感じ。

・・・ということで、11月26日㈰午前、那須塩原市の大山公園(大山参道)へ。

駐車場にクルマを停めると、まず目に飛び込んできたのが七五三の撮影。

今年もいらっしゃいました。

年々スカスカになってきています。

カエデも歳をとりますから、仕方が無いことですが。。。

落ち葉がありません。

カンザン桜の黄葉

定点木で男性二人がカエデの葉をちぎっているのを確認。

「お声がけ」をさせていただきました。

なんとこのお二人、お仕事で沖縄からこちらに来ているそうで、「沖縄には紅葉が無いので珍しい」ということを話していました。

なるほど・・・だからといって、天然記念物に指定されているモミジをちぎっていいとは言えません。

丁重に「落ちている葉なら拾っていいかと」と言葉を添えたので、落ち葉を拾っている様子がちょうど映っていました。

まぁ、いつ沖縄に帰られるかわかりませんが、ちぎった紅葉は数日でカラカラに乾いてカールしちゃいますけどね、そのままだと。

自称・長寿木は葉が多いので、いつも最後まで青葉が残る樹です。

あ! オオモミジの樹にポールが・・・

頭上注意の案内でした。

前回訪問時に「樹皮がめくれて悲惨な状況にある」ことをSNSで投稿したところ、管理者が対処したものとみられます。

ただ、この樹皮のめくれ・・・これは明らかな「人災」と思われます。

今年は台風の接近が少なく極度の水不足。カエデの樹も乾燥を余儀なくされていることもありますが

この樹だけ樹皮がめくれるのには理由があります。

過去に西那須野観光協会の会員による「奉仕作業の一環での無計画的な枝打ち」です。

枝を伐るだけでなく、葉もほぼ落としてしまったため、オオモミジの半分が壊死してしまったのです。

葉がないので、太陽の光を吸収することができないため、雨不足による水分量の減少に輪をかけ、枝に栄養が行き届かなくなった結果、無理に伐採した切り口からひび割れが発生。樹皮がめくれる事態になっています。

オオモミジの右半分はこの通り。(枝を伐採しなかった部分)

過去の例でいうと、オオモミジは再生不能と判断されれば、来年には伐採されると思われます。

まぁ、左半分がすでに壊死していますから再生はほぼ不能ですけど。。。

例年ですと、この時期は「雪虫」が確認できますけど、今年は観られませんでした。

すでに飛来したものとみられます。

どんぐりの樹

あ・・・また私有地に勝手に入っちゃってる。。。

まぁ、案内がないからわからないでしょうけど。

あーあ・・・入っちゃった

個人のお墓ですから、勝手に入らないほうがいいですよ。

何のためにポールがあるのか考えないのかな?

大きなサルノコシカケがある樹も「注意」のシールが。

 

大山参道を行って戻って・・・の半分の位置。

いろいろ言いたいことはありますが、それについては後半へ続く。

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栃木県大田原市「佐久山・御殿山公園の紅葉さんぽ」2023年11月12日②

2023-11-18 05:20:17 | 紅葉

明日、11月19日、大田原市の佐久山・御殿山公園では、コロナ開け4年ぶりとなるイベントが開催されます。

コロナ禍前でもイベント開催日は渋滞するくらいのにぎわいでしたから、明日は多くの人が訪れると思われます。

 

11月に入り、最低気温が一けた台にまで下がった日が多くなりましたので、先週の12日に比べれば、佐久山の紅葉はさらに色づきを増したのではないかと思われます。

たいていの人はピークを逃すとがっかりするかもしれません。

でも、私は後悔をしていません。むしろ、人が少ない状態でゆっくりカエデを愛でることができて良かったって思ってます。

紅葉はいくらピークでも「キレイ」「今年は良くないな」・・・同じ場所に居ても、見た印象は千差万別。

ピークに多くの人を見に行くのなら、ちょっと早くても遅くても、自分の自由が利く状態でカエデはみていたい。

いま目に居している風景が「自分のベスト」と思えば、それを素直に受け入れるべきだと考えています。

11月に急に冬らしくなったことで「カエデも風をひく」ことがあります。

10月まで暖かくて青葉のままでも、11月に急に気温が下がると、紅葉するきっかけとなる「離層の形成」が遅れ、でもカエデは「冬支度」をしなければならず・・・徐々に色づく間もなく、カエデは青葉から落葉すつことなく「枯れて」しまうこともあります。人間でいえば「風邪をひいた」ようなイメージ。

 

今年は遅いから・・・といってじっと待っていると、気が付いたら「今年はモミジが枯れてダメだわ」・・・そんなことも場所によっては起きる可能性もあります。

北に向かうほど紅葉の色づき期間は「短い」と言われています。それは位置だけでなく、急な温度の低下でも起きます。

 

早ければいい、というわけではありませんが、ピークの見極めは夏に高温であるほど難しくなりますのでご注意ください。

 

さてさて、11月12日の佐久山・御殿山公園の散策のつづきです。

以前伐採した老木の切り株から・・・

新しい芽が生まれていました。

カエデ以外でも黄葉しています。

ライトアップは各地で人気がありますが、私は年を重ねるごとに夜の紅葉は避けるようになりました。

ライトの照射によって、その熱がカエデに伝わりますと、本来寝ているはずの葉が寝られず、紅葉の色づきの進行が遅れたりして自然な紅葉を阻害する恐れがあるからです。

最近ではLED等、太陽光とは認識が異なるものが増えたため、影響は最小限となっているかと思いますが

やはり、紅葉は昼間の「自然光」で愛でたい・・・私はそう考えています。

ライトアップが観光資源となっているところは、「見せる紅葉」を人工的に行っているので、それはそれでよいかと思いますが。(ライトアップを否定するのではなく、太陽光が本来のカエデの紅葉美ではないかと思っているだけです)

 

果実がぶら下がっている樹。

くねっても生きています。

「号外ネット」さんや読売新聞も撮影されてました場所。

明日はこの位置で「茶会」が催されます。

御殿山公園でもっとも紅葉が進んでいるところ。

高低差があるので青葉と紅葉の差が大きい。

だからこそ「ミックスカラー」が味わえるのです。

通えるなら、毎日歩きたいですね。

シャボン玉を飛ばしてもらいましたが・・・まったく撮影のセンスもあったものではありませんねw

 

奥へ進みます。

全体的に暗い・・って突っ込まれるでしょうけど、これが「見たまま」です。

意図的に編集して加工してキレイに見せても・・・それは「紅葉詐欺」というもの。

絶対にやりません。

嘘をついてまで「いいね」は欲しくありませんので。

この先は佐久山小学校の校庭に通じますが、以前の豪雨災害で崩落個所がありますので立ち入りすることはできません。

 

あ!

来たときは閉じていた露店がオープンしていました。

どうやらこの日はお昼12時からだった模様。

さっそくご夫婦がお召し上がりになっていました。

最寄りが満車のときは

あらかじめ「佐久山地区公民館」にクルマを停めてから歩いて来るのがおススメです。

 

1週間でかなり色づきは増しているかと思います。

よかったら大田原市に紅葉を愛でに来てください。

 

 

 

 

 

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